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- 腎機能低下時の薬剤ポケットマニュアル 第5版
商品情報
内容
腎機能の低下した患者に至適な薬剤処方を行うための必要知識を解説したポケットブックが改訂第5版となりました.いまや慢性腎臓病(CKD)を診るのは内科医の日常になっています.腎機能低下を考慮しながら安全で合理的な薬物治療を進めるためには,用量調整が必要か否か,併用注意なのか禁忌なのか,透析患者ではどうなのかなど,最新情報をアップデートする必要があります.“実用性” と“使いやすさ” を突き詰めた本マニュアルは臨床現場の強い味方となるはずです.また,本書ではお馴染みとなったグリーンカードも継続して付録となっております.こちらもぜひご活用ください.
序文
5版の序
わが国の急速な高齢化に伴い,動脈硬化と深く関わる慢性腎臓病(CKD)の患者数は年々増加の一途を辿っており,日常の診療において腎機能の低下した患者さんを診療する機会は,これまで以上に確実に増えています.このような背景の中で,腎機能に応じた薬剤投与量の適正化や,腎機能悪化を招かない慎重かつ合理的な薬物療法の遂行は,今や一層重要な使命となってきています.
「腎機能低下時の薬剤ポケットマニュアル」は初版以来,数多くの先生方から温かい御評価を賜り,こうして第5版まで改訂を重ねることができましたことに心より御礼申し上げます.薬剤治療の進歩は目覚ましく,本版では先生方の御要望に少しでも御応えできるよう,内容を大幅に加筆・修正させていただきました.その結果,“ポケット”には入らないような厚さとなってしまった点については,御容赦いただければと思います.より快適に御使いいただけるよう,付録のグリーンカードも継続して採用し,本改訂に合わせ内容もアップデートさせていただきました.
また,御多忙を極める中,繊細な加筆・修正に御尽力いただいた先生方に,改めて深く感謝を申し上げます.加えて本書の完成に至るまで丁寧に御支援をいただいた,中外医学社企画部 桂 彰吾様,編集部 沖田英治様に,この場を御借りして心より御礼を申し上げます.
本書は初版より一貫して,日常診療での“実用性”と“使いやすさ”を最優先に改版されて参りました.この精神は,第5版でも確かに受け継がれていると信じております.どうぞグリーンカードを白衣のポケットに,本書を御手許に置いていただいて,日々の臨床の一助として存分に御活用いただければ幸甚です.
2026年2月
高野秀樹 南学正臣
目次
I章 ベッドサイドでの薬物使用法
1 感染症治療薬
A.抗菌薬
1 ペニシリン系抗菌薬 〔和田健彦〕
2 セフェム系抗菌薬
3 カルバペネム系抗菌薬
4 アミノグリコシド系抗菌薬
5 マクロライド系抗菌薬
6 MRSA治療薬
7 リンコマイシン系抗菌薬 〔小泉美香子〕
8 テトラサイクリン系抗菌薬
9 ニューキノロン系抗菌薬
10 ST合剤
B.抗ウイルス薬
1 抗ヘルペス薬 〔大瀬貴元〕
2 抗インフルエンザ薬
3 肝炎治療薬 〔片桐大輔〕
4 HIV治療薬
5 CMV治療薬
6 COVID—19治療薬
C.抗真菌薬 〔大瀬貴元〕
1 抗真菌薬
2 ニューモシスチス肺炎治療薬
D.抗結核薬 〔大瀬貴元〕
1 抗結核薬
2 降圧薬・利尿薬 〔田中哲洋〕
1 カルシウム拮抗薬
2 ACE阻害薬
3 アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)
4 ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)
5 利尿薬
6 α遮断薬
7 β遮断薬
8 バソプレシンV2受容体拮抗薬
3 循環器病薬 〔中村元信〕
1 強心薬・カテコラミン
2 硝酸薬
3 Ia群 抗不整脈薬
4 Ib群 抗不整脈薬
5 ピルシカイニド(Ic群 抗不整脈薬)
6 III群 抗不整脈薬
7 ベラパミル(IV群 抗不整脈薬)
8 抗血小板薬・抗凝固薬
9 DOAC(直接経口抗凝固薬)
10 プロスタグランジン製剤
11 肺高血圧症治療薬
12 血管拡張薬
4 呼吸器病薬 〔番場春衣〕
1 気管支炎・気管支喘息治療薬(IL-5関連含む)
2 肺線維症治療薬
3 その他の呼吸器病薬(鎮咳薬・去痰薬など)
5 糖尿病薬
1 スルホニル尿素薬 〔本西秀太〕
2 αグルコシダーゼ阻害薬
3 ビグアナイド
4 チアゾリジン
5 速効型インスリン分泌促進薬
6 DPP—4阻害薬
7 Glucagon like peptide—1(GLP—1)アナログ(GLP—1受容体作動薬) 〔菅原真衣〕
8 SGLT2阻害薬
9 インスリン
6 高脂血症・高尿酸血症治療薬 〔古瀬 智〕
1 スタチン
2 フィブラート・PPARαモジュレーター
3 その他の高脂血症治療薬
4 尿酸生成抑制薬
5 尿酸排泄促進薬
7 骨粗鬆症治療薬 〔鈴木みなみ〕
1 ビタミンD製剤
2 ビスホスホネート
3 抗RANKL抗体
4 PTH製剤
8 消炎鎮痛薬 〔梅根隆介 井上 剛〕
1 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
2 麻薬系鎮痛薬
3 非麻薬系鎮痛薬
4 その他の消炎鎮痛薬
9 腎不全治療薬 〔花房規男〕
1 球形吸着炭
2 カリウム吸着薬
3 リン低下薬
4 カルシミメティクス
5 ESA(Erythropoiesis Stimulating Agents)
6 HIF-PH阻害薬
7 鉄製剤
8 透析瘙痒症治療薬
10 消化器治療薬 〔西 裕志 小西加純〕
1 H2受容体拮抗薬
2 プロトンポンプ阻害薬
3 ヘリコバクター・ピロリ除菌薬
4 便通異常症:下剤
5 便通異常症:便秘
6 炎症性腸疾患治療薬
7 その他の消化器薬
11 抗アレルギー薬・ステロイド 〔寺川可那子 三村維真理〕
1 抗ヒスタミン薬
2 ステロイド
12 免疫抑制薬・生物学的製剤
1 カルシニューリン阻害薬 〔片山由梨 ?野秀樹〕
2 免疫調節薬
3 プリン代謝拮抗薬
4 葉酸拮抗薬
5 TNFα阻害薬 〔栗原重和 澤 直樹〕
6 IL-6阻害薬
7 JAK阻害薬
8 SLE治療薬
9 抗補体薬 〔番場春衣〕
10 補体阻害薬
13 中枢神経系 〔平川陽亮〕
1 ベンゾジアゼピン系睡眠・不安薬
2 非ベンゾジアゼピン系睡眠・不安薬
3 抗てんかん薬
4 片頭痛薬
5 パーキンソン病治療薬
6 認知症治療薬
7 抗うつ薬
8 多発性硬化症(MS)治療薬
14 抗がん剤 〔近藤千紘 星野純一〕
1 アルキル化薬
2 トポイソメラーゼ阻害薬
3 抗腫瘍性抗生物質
4 白金製剤
5 微小管阻害薬
6 代謝拮抗薬
7 分子標的治療薬
8 ホルモン類似薬
9 免疫調節薬,放射性リガンド療法,その他
10 細胞療法
15 造影剤 〔池田洋一郎〕
1 ヨード系造影剤
2 MRI用造影剤
3 その他の造影剤
16 輸液・栄養製剤 〔花房規男〕
1 高カロリー輸液用基本液
2 腎不全用アミノ酸製剤
3 脂肪製剤
4 微量元素製剤
5 カルニチン製剤
17 急性腎障害に対する薬物療法 〔土井研人〕
1 急性腎障害に対する薬物療法
18 遺伝性腎疾患に対する薬物療法 〔松村実美子〕
1 遺伝性疾患に対する薬物療法
II章 腎障害時の薬物動
1 薬物の腎排泄機構とクリアランスの変動 〔山本武人 樋坂章博 高田龍平〕
2 血液透析,腹膜透析,持続血液濾過透析における薬物動態の変化 〔山本武人 高田龍平〕
3 腎機能低下時の薬物投与の調整法 〔大野能之 高田龍平〕
4 薬剤による腎障害 〔大野能之 高田龍平〕
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書籍情報
- ISBN:9784498324084
- ページ数:534頁
- 書籍発行日:2026年4月
- 電子版発売日:2026年4月4日
- 判:B6判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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