患者に話したくなる「食物繊維・腸内環境」のすべて

  • ページ数 : 176頁
  • 書籍発行日 : 2025年2月
  • 電子版発売日 : 2025年2月21日
¥3,080(税込)
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商品情報

内容

【ちまたで話題の栄養情報をスッキリ解説!】
「体をととのえる」といわれる食物繊維と腸内環境について、知っているようで知らなかった基礎知識から、栄養ケアに活用できる最新情報まで紹介。
「今」知りたいトレンドを“ちょい足し”した適切な栄養食事指導で、患者の心をつかむ。

序文

はじめに

この書籍は『“ちょい足し”栄養指導』シリーズの第2 作です。前回の『患者に話したくなる「たんぱく質」のすべて』は、管理栄養士のみなさんはもとより、医療・介護職のみなさんから一般のかたまで、幅広いかたがたにご好評をいただきました。前作をもとに、一般のかた向けの写真誌もできたくらいです。

しかしながら、執筆は本当にたいへんでした。そのため、正直なところ「しばらく、本の仕事はやめておこう……」と思っていました。ところが、『「たんぱく質」のすべて』が出るやいなや、メディカ出版のかたから「ぜひ第2 作も!」とご依頼をいただきました。お引き受けすべきかどうか、とても悩みました。どんなテーマなら書けるだろうかと考えてみました。食物繊維に関しては、これまで幾度となく講演で取り上げていましたので、ある程度書けそうな気がしました。しかし、食物繊維だけで1冊の書籍を仕上げる自信はありませんでした。

そこで、今回の書籍では、「食物繊維」と、腸内フローラ、プロバイオティクスなどの「腸内環境」の内容で1 冊に仕上げることにしました。この分野は日々進歩しており、次々と新しい知見が報告されています。

今回の内容を概観すると、「食物繊維」「腸内環境」の分野では、食品にしろ菌株にしろ、あまりに種類が多すぎ、複雑で、要因から結果に至るプロセスが十分解明されていない部分が多いことに気づきました。このあたりが「たんぱく質」とは大きく違う点です。『「たんぱく質」のすべて』は、「このようなメカニズムで効果を発揮する」という図をいくつも書きましたが、「食物繊維」「腸内環境」の分野では、要因と結果の間が「ブラックボックス」の場合も多く、その間に何がどう作用しているかがはっきりせず、最終的に、入口と出口の状況しか書けないのです。そのため、この書籍では、コホート研究や症例対照研究のメタ解析結果などをご紹介する部分が多くなっています。こうしたデータの見方も紹介しています。ぜひ、メタ解析で得られたエビデンスを用いた栄養指導にも慣れていただけたらありがたいです。


2025年1月

ちゅうざん病院副院長/沖縄大学健康栄養学部客員教授/
金城大学客員教授
吉田貞夫

目次

【第1章 食物繊維・腸内環境の基本を知ろう】

1 食物繊維って?

2 食物繊維はエネルギーにならないの?

3 食物繊維の種類

4 食物繊維の水溶性・不溶性・発酵性って?

5 食物繊維は血糖上昇を抑制する?

6 食物繊維は血清LDLコレステロールや中性脂肪の濃度を低下させる?

7 腐敗と発酵? 善玉と悪玉? 腸内細菌研究のはじまりの物語

8 脳腸相関ってどのようなもの?

〈Column〉食物繊維のとらえかたの変化

【第2章 食物繊維のとりかた・腸内環境のととのえかたを知ろう】

1 食物繊維が不足すると……

2 食物繊維は、とればとるほどよいの?

3 食物繊維を効率よく摂取したい

4 食物繊維を摂取するとよいタイミングがあるの?

5 プロバイオティクス、プレバイオティクス、シンバイオティクスとは

6 便移植って、まさか……?

7 スゴいゾ! 地中海式ダイエット

8 統計的データの見方

〈Column〉近年ウワサの酪酸菌って?

【第3章 栄養指導に生かす食物繊維・腸内環境のアレコレ】

1 2型糖尿病と食物繊維・腸内環境

2 高血圧症と食物繊維・腸内環境

3 脳心血管疾患の予防と食物繊維・腸内環境

4 心不全と食物繊維・腸内環境

5 大腸がん予防と食物繊維・腸内環境

6 さまざまながんの予防と食物繊維・腸内環境

7 肥満防止と食物繊維・腸内環境

8 パーキンソン病と食物繊維・腸内環境

9 認知症と食物繊維・腸内環境

10 便秘と食物繊維・腸内環境

11 下痢と食物繊維・腸内環境

12 抗菌薬とプロバイオティクス

13 経腸栄養中の症例の下痢と食物繊維

14 SIBOって?

〈Column〉フェルラ酸って知ってました?

・索引

・図表索引

・資料ダウンロード方法

・著者紹介

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書籍情報

  • ISBN:9784840487641
  • ページ数:176頁
  • 書籍発行日:2025年2月
  • 電子版発売日:2025年2月21日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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