最新クリティカルパス教本

  • ページ数 : 232頁
  • 書籍発行日 : 2025年7月
  • 電子版発売日 : 2025年7月18日
¥3,960(税込)
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商品情報

内容

【学会公認 パス教育の新スタンダード】 質の均一化・効率化・コスト管理に貢献する“戦略的ツール”としてのクリティカルパスを再評価し、現場で活かす力を養う決定版。初心者から指導者まで、基本から応用までを体系的に学べる、学会公認のスタンダード教本です。パスに関わる医療者の必読書。

序文

はじめに

日本でクリティカルパスが導入されて約30年になります。当初は一部の病院で使用されていましたが、1999年日本医療マネジメント学会の前身であるクリティカルパス研究会による第1回クリティカルパス全国研究交流フォーラムの開催を機に、全国に急速に普及しはじめました。

日本医療マネジメント学会はそれを引き継ぎ、全国学術総会、クリティカルパス分科会、クリティカルパス実践セミナー、クリティカルパスワークショップなどの開催や学会雑誌、書籍『クリティカルパス最近の進歩2003、2004、2008』『クリティカルパス実践セミナーテキスト』『研修医のためのクリティカルパス活用ガイド』『クリティカルパスの新たな展開シリーズ』の刊行、「クリティカルパス・ライブラリー」の運営などを通してクリティカルパスの普及、啓発、研究に取り組んでまいりました。

成果をみるために、2003年から継続して全国の200 床以上の病院を対象にクリティカルパスの普及状況のアンケート調査を実施してきました。その結果、2024年のクリティカルパス導入率は回答病院の95%と高率で、クリティカルパスは病院運営において必須のツールとして定着していると思われます。反面、①クリティカルパスの本来の目的や活用方法を十分に理解しないで、クリティカルパスを単なるツールとして使用していること、②組織としてクリティカルパスを運用していくうえで、リーダーや指導者が現場にいないこと、③電子カルテやICT の普及、地域連携への高まり、医学医療の進歩など、医療環境の変化に伴う新しい知見が必要となっていることなどの新しい課題が出てまいりました。

本書はこのような課題解決を目指して、クリティカルパスを正しく理解し運用できる人材の育成のための教本として編集したものです。

第1 部を院内クリティカルパス、第2 部を地域連携クリティカルパスの2 部構成とし、基本事項から最近の知見まで網羅しています。

執筆は各領域の第一人者として活躍中の方々、現場でリーダーとして実務に励んでいらっしゃる方々にお願いしています。お忙しい日常業務のなか、ご執筆いただいた著者各位に感謝申し上げます。

本書が広く臨床現場、教育・研修の場でクリティカルパスの教本として活用いただけることを願っています。


2025年6月

日本医療マネジメント学会 理事長
宮﨑久義

目次

第1部 院内クリティカルパス

第1章 行政の視点からみたクリティカルパスへの期待

第2章 クリティカルパスとは

第3章 クリティカルパスの構造と作成・運用の基本

第4章 クリティカルパスと記録

1 クリティカルパスと記録

2 クリティカルパスと診療記録

3 クリティカルパスと看護記録

第5章 クリティカルパスと医療の質

1 標準化によるアウトカム志向のクリティカルパス作成

2 アウトカム評価とバリアンス分析

3 ビッグデータ分析

第6章 クリティカルパスと臨床指標

1 クリティカルパスと臨床指標

2 診療ガイドラインを用いた臨床指標の設定

3 診療ガイドラインを用いた臨床指標の作成方法

4 臨床指標の最近の動向

第7章 クリティカルパスと組織運営・経営

1 クリティカルパスが組織運営に及ぼす効果

2 クリティカルパス運用におけるリーダー・マネジャーの役割

3 クリティカルパスを組織活動にするための体制作り

4 多職種におけるクリティカルパスの意義

5 各職種の役割

 1医師の役割

 2看護師の役割

 3薬剤師の役割

 4臨床検査技師の役割

 5診療放射線技師の役割

 6リハビリテーション専門職の役割

 7管理栄養士の役割

6 病院組織における人材育成の重要性

第8章 クリティカルパスとDPC

第9章 クリティカルパスと医療安全 

1 クリティカルパスを医療安全に活用するために必要な条件

2 医療安全を担保するためのクリティカルパス作成上の注意点

3 医療安全を担保するためのクリティカルパス運用上の注意点

第10章 電子化クリティカルパス

第2部 地域連携クリティカルパス

第1章 地域連携クリティカルパスの基本概念

第2章 地域連携クリティカルパスの作成と運用

1 地域連携クリティカルパスの作成と運用

2 大腿骨近位部骨折地域連携クリティカルパス

3 脳卒中地域連携クリティカルパス

4 がん地域連携クリティカルパス

5 糖尿病地域連携クリティカルパス

6 骨粗鬆症治療地域連携クリティカルパス

資料 1 クリティカルパス・ライブラリー

資料 2 日本におけるクリティカルパスの普及の実態-2024年クリティカルパス実態調査結果から-

資料 3 電子化クリティカルパスのためのクリティカルパス作成ソフト

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書籍情報

  • ISBN:9784840488303
  • ページ数:232頁
  • 書籍発行日:2025年7月
  • 電子版発売日:2025年7月18日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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