循環器科ナースポケットブックmini

  • ページ数 : 312頁
  • 書籍発行日 : 2024年4月
  • 電子版発売日 : 2024年6月22日
¥1,870(税込)
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商品情報

内容

循環器ポケットブックminiは,現場で必須の知識を集約し,その場で数値,手順,アセスメント,薬剤に関する情報などがひと目でわかる,「必要なときにパッと確認する」をコンセプトにした書籍で,今すぐ確認したいがすぐわかる.

序文

はじめに

循環器疾患は,高血圧,虚血性心疾患,弁膜症,心不全,不整脈,心筋症,大動脈および末梢動脈疾患,静脈疾患やリンパ系疾患,先天性心疾患,感染症など多岐にわたります.そのうえ,治療や検査など情報のアップデートが目覚ましい領域でもあります.循環器領域に携わる看護師には,各疾患の概念や治療に対する知識はもちろんのこと,治療・検査の介助やケアの技術,アセスメントやモニタリングの能力など,多くの高度なスキルが求められます.加えて,緊急の対応を要するケースが多く,これまで培ってきたスキルを目の前の患者さんに即座に活用していかなければなりません.

本書は,多忙な臨床現場で必要なときにぱっと開いて確認できるように,循環器のケアに必須の知識をポケットサイズに盛り込みました.循環器の解剖図に始まり,フィジカルアセスメントや臨床でよく遭遇する徴候,頻度の高い検査や治療,代表的な疾患,そして循環器系の薬剤について,重要なポイントがひとめでわかるように図表を中心に展開しています.

ぜひ本書をポケットに携帯し,日々のケア,患者さんや家族への説明に活用していただければ幸いです.


2024年3月吉日

山﨑 正雄

目次

第1章 循環器の構造と働き

①心臓の構造

  心臓の位置

  心臓の形状

  弁の位置

  冠動脈の走行

  冠動脈の走行(AHAの冠動脈区域分類)

  心膜の構造(模式図)

②循環器の働き

  心臓内の血管の流れ

  体循環と肺循環

  動脈・静脈の走行

  リンパ系の走行

  リンパ管の主な合流点

  刺激伝導系

第2章 循環器系のフィジカルアセスメント

①視診

  視診のポイント

  頸動静脈の走行部位

  頸静脈

②触診

  頸動脈拍動

  毛細血管再充満時間(CRT)

  前胸部

  心尖拍動

  皮膚所見

③打診

  前胸部

④聴診

  頸動脈

  チェストピースの特徴

  心音の聴取

  部位による心音の大きさ

  心音(Ⅰ音・Ⅱ音)

  心音のタイミング(正常)

  異常心音

  過剰心音(Ⅰ音・Ⅱ音以外)

  心雑音の特徴

  心雑音の分類(レバインの分類)

  無害性心雑音の種類

  心雑音の種類(収縮期・拡張期)

第3章 患者の主要徴候

①胸痛,胸部不快感

  胸痛をもたらす疾患の頻度と重大性

  胸痛を起こす疾患と症状の特徴

  問診による痛みのOPQRST

②動悸

  聴取のポイント

  動悸をきたす疾患

  動悸の性状から疑うべき疾患

  動悸の観察と対応

③失神発作

  失神の分類

  失神鑑別フローチャート

④呼吸困難,息切れ

  呼吸困難の原因疾患

  呼吸困難・息切れの重症度評価

  呼吸困難の診断(呼吸器疾患)―ヒュー・ジョーンズ分類

⑤浮腫

  浮腫の原因疾患

  浮腫の出やすい部位

  圧痕性浮腫(pitting edema)

⑥チアノーゼ

  チアノーゼの出やすい部位

  チアノーゼの原因疾患と出現部位

  ばち状指

⑦四肢痛

  臨床上注意が必要な四肢痛を伴う病態の例

⑧ショック

  ショックの主要症状

  ショックの分類

  ショックの診断基準(日本救急医学会)

  心原性ショックの診断基準(MIRU)

  触知できる血管とその血圧の目安

第4章 循環器でよく行われる検査

①血圧測定

  血圧測定法の種類

  コロトコフ音の聴取

  成人における血圧値の分類

②血液ガス分析,バイオマーカー

  血液ガス分析

  血液ガス分析の評価項目と基準値

  酸塩基平衡異常

  バイオマーカー(生物学的指標)

  循環器疾患において重要なバイオマーカー

③心電図検査

  刺激伝導路と心電図

  心電図の基本波形

  記録紙

  心電図による心拍数の測定

  12誘導心電図

  電極の装着順

  胸部誘導(12誘導)

  胸部誘導の心臓を眺める方向と心電図

  モニター心電図の主な誘導法(3点誘導)

  ホルター心電図の主な誘導法

  左軸偏位・右軸偏位をきたす主な疾患

  異常波形―P波

  異常波形―QRS波

  異常波形―T波

  異常波形―U波

  異常波形―PQ時間

  異常波形―QT時間

  異常波形―ST部分

  異常波形―電解質異常

④胸部X線検査

  検査の目的

  胸部単純X線像

  心不全の所見

  心胸郭比(CTR)

⑤心臓エコー検査

  断層心エコー(Bモード)検査

  Mモード心エコー検査

  MモードとBモード

  カラードプラ心エコー検査

  経食道心エコー検査

⑥CT検査

  CT検査の注意点

⑦MRI検査

  心臓MRI検査の種類

  心臓MRIの禁忌

⑧核医学検査

  心筋血流シンチグラフィー

  心臓核医学検査で用いられるその他の核種

⑨心臓カテーテル検査

  心臓カテーテル検査の種類

  穿刺部位(各種動脈とタバコ窩)

  スワン・ガンツカテーテルの挿入部位の正常波形と値

  心臓カテーテル検査で得られるパラメータ

⑩心肺運動負荷試験

  心肺運動負荷試験(CPX)の目的と方法

  心肺運動負荷試験の禁忌

  心肺運動負荷試験における主な指標

第5章 循環器でよく使う評価

①意識レベル

  JCS(Japan Coma Scale)

  GCS(Glasgow Coma Scale)

②瞳孔の所見

  瞳孔の正常・異常と障害部位

③痛みの強さ

  視覚的アナログスケール(VAS)

  数値的評価スケール(NRS)

  フェイススケール(FS)

  behavioral pain scale(BPS)

  critical-care pain observation too(l CPOT)

④急変時の評価

  ABCDEアプローチ(迅速評価)

第6章 循環器でよくみる疾患

①虚血性心疾患

  急性心筋梗塞(MI)

  疾患の概要

  Q波の出現誘導と梗塞部位

  心筋梗塞の心電図変化

  急性心筋梗塞における心筋逸脱酵素の経時的変化

  冠動脈閉塞の評価(TIMI分類)

  労作性狭心症

  疾患の概要

  冠攣縮性狭心症

  疾患の概要

  不安定狭心症

  疾患の概要

  TIMIリスクスコア

  Braunwaldによる不安定狭心症の分類

②心臓弁膜症

  僧帽弁狭窄症(MS)

  疾患の概要

  直視下交連部切開術(OMC)

  経皮経静脈的僧帽弁交連切開術(PTMC)

  僧帽弁置換術

  機械弁と生体弁の比較

  僧帽弁閉鎖不全症(僧帽弁逆流症)(MR)

  疾患の概要

  僧帽弁閉鎖不全症の成因

  セラーズ(Sellers)分類

  Carpentier分類(弁機能分類)

  重症一次性MRの手術適応

  大動脈弁狭窄症(AS)

  疾患の概要

  大動脈弁閉鎖不全症(大動脈弁逆流症)(AR)

  疾患の概要

  MSの重症度評価

  セラーズ(Sellers)分類(大動脈造影所見からの重症度分類)

③心不全

  疾患の概要

  NYHA(ニューヨーク心臓協会)心機能分類

  心不全の重症度フォレスター(Forrester)分類

  キリップ(Killip)分類

  クリニカルシナリオ(CS)分類

  ノーリアスティーブンソン(Nohria-Stevenson)分類

④心筋症

  心筋症の病型分類

  肥大型心筋症

  疾患の概要

  肥大型心筋症の分類

  肥大型心筋症の治療薬

  拡張型心筋症

  疾患の概要

  うっ血性心不全に使用される薬剤と効果

⑤心膜疾患

  感染性心内膜炎(IE)

  疾患の概要

  新しい画像診断を組み入れたIEの診断基準

  急性心筋炎

  疾患の概要

  急性心筋炎の原因

  急性心膜炎

  疾患の概要

  急性心膜炎の病因

  心タンポナーデ

  疾患の概要

  心膜穿刺法

⑥不整脈

  不整脈の種類

  重症度による分類

  洞不全症候群

  疾患の概要

  Rubenstein分類

  房室ブロック

  疾患の概要

  伝導障害の程度による分類

  上室期外収縮(PAC)

  疾患の概要

  発作性上室頻拍(PSVT)

  疾患の概要

  発作性上室頻拍のメカニズム

  発作性上室頻拍の心電図の特徴

  発作時に用いられる主な薬物

  WPW症候群

  疾患の概要

  ケント束の存在部位による分類と心電図の特徴

  心房粗動(AFL,AF)

  疾患の概要

  CHADS2スコア

  HAS-BLEDスコア

  心房細動(AF,Af,Afib)

  疾患の概要

  心房細動の心電図

  心房細動の治療法

  心室期外収縮(PVC)

  疾患の概要

  ローン(Lown)分類

  心室細動(VF)

  疾患の概要

  心室頻拍(VT)

  疾患の概要

⑦動脈疾患

  大動脈瘤(TAAA,TAA,AAA)

  疾患の概要

  大動脈解離(DAA)

  疾患の概要

  大動脈解離で起こりやすい合併症

  大動脈解離の分類(スタンフォード分類とドベーキ分類)

  偽腔の血流状態による分類

  急性動脈閉塞症

  疾患の概要

  閉塞性動脈硬化症(ASO)

  疾患の概要

  フォンテイン分類とラザフォード分類

  閉塞性動脈硬化症と脊柱管狭窄症の鑑別

  バージャー病(閉塞性血栓血管炎)

  疾患の概要

  高安動脈炎(大動脈炎症候群)

  疾患の概要

  高安動脈炎の診断基準

  血管造影所見による病型分類

  高安動脈炎の重症度分類

⑧静脈疾患

  深部静脈血栓症(DVT)

  疾患の概要

  VTEのおもな危険因子

  Wellsスコア(DVT用)

  ホーマンズ徴候

  血栓摘除術

  肺血栓塞栓症(PTE)

  疾患の概要

  改訂ジュネーブ・スコア

  下肢静脈瘤

  疾患の概要

  臨床分類(Clinical classification)

  弾性ストッキング使用に対する警告と禁忌・禁止

⑨先天性疾患

  心室中隔欠損症(VSD)

  疾患の概要

  型別分類

  ソト(Soto)分類

  心房中隔欠損症(ASD)

  疾患の概要

  欠損孔の部位によるASDの分類

  動脈管開存症(PDA)

  疾患の概要

  ファロー四徴症(TOF)

  疾患の概要

  房室中隔欠損症(AVSD)

  疾患の概要

⑩リンパ管疾患

  リンパ浮腫

  疾患の概要

  リンパ浮腫の病期分類

  四肢における周径の計測部位

  セルフケア・治療のポイント

第7章 循環器でよく行う治療

① 電気的除細動(ディフィブリレーション・カルディオバージョン)

  電気的除細動の適応と禁忌

  ディフィブリレーションの通電部位

  ケアの注意点

  合併症

②ペースメーカ

  ペースメーカの種類

  シングルチャンバ型とデュアルチャンバ型

  NBGコード

  ペーシングモードの機能とリードの留置部位・適応

  ペースメーカの管理のポイント

  ペースメーカのトラブル

  その他の植込み型デバイス

③ 経皮的冠動脈インターベンション(PCI)

  カテーテル穿刺部

  使用する薬剤

  起こりうる合併症

④末梢血管治療(EVT)

  EVTの適応

  下肢動脈の走行

⑤カテーテルアブレーション

  カテーテルアブレーション(模式図)

  カテーテルアブレーションの適応

  合併症

⑥ 循環補助装置―IABP(大動脈バルーンパンピング)

  IABPの構成

  IABPの作動様式

  IABPの適応

  IABPの禁忌

  IABP装着中の観察項目

  バルーン拡張・収縮の調整

  IABP装着中の合併症

⑦ 循環補助装置―PCPS(経皮的心肺補助装置)

  PCPSの構成

  観察項目

  PCPSの適応・禁忌

  PCPSの合併症とその予防策・対応

⑧ 循環補助装置―IMPELLA(補助循環用ポンプカテーテル)

  IMPELLAのポンプカテーテル

  IMPELLAの心臓内でのポジションと構造

  IMPELLAの種類

  IMPELLAの適応・禁忌

  IMPELLA装着中の観察項目

  正常波形と異常波形の違い

  IMPELLAの合併症と対応

⑨ 経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)

  TAVIの特徴と心臓外科手術との比較

  TAVIの適応と禁忌

  TAVI時の各アプローチ部位

  TAVI時の人工弁留置時の様子

  TAVIの合併症

⑩冠動脈バイパス術(CABG)

  冠動脈バイパス手術

  冠動脈バイパス手術で用いられるグラフト

  冠動脈バイパス手術の合併症

第8章 循環器でよく使う薬剤

①循環器薬・概論

  循環器薬の種類と投与される疾患

  注意すべき持参薬・手技前に中止を検討する薬剤

②強心薬

  強心薬の作用・注意点

  主な強心薬

③昇圧薬

  昇圧薬の作用

  主な昇圧薬

④利尿薬

  利尿薬の作用と注意点

  主な利尿薬

⑤血管拡張薬―硝酸薬

  硝酸薬の作用と注意点

  主な硝酸薬

⑥ 血管拡張薬―ACEI・ARB(アンジオテンシン変換酵素阻害薬・アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)

  ACEI・ARBの作用と注意点

  主なACEI,ARB

⑦ 血管拡張薬―ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)

  MRAの作用

  レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系と薬の作用

  主なMRA

⑧ 血管拡張薬―アンジオテンシン受容体・ネプリライシン阻害薬(ARNI)

  ARNIの作用と注意点

  主なARNI

⑨血管拡張薬―カルシウム拮抗薬

  カルシウム拮抗薬の作用と注意点

  主なカルシウム拮抗薬

⑩β遮断薬

  β遮断薬の作用と注意点

  主なβ遮断薬

⑪抗不整脈薬

  抗不整脈薬の作用と注意点

  ボーン・ウイリアムズ分類による抗不整脈薬の例

⑫抗血小板薬

  抗血小板薬の作用と注意点

  主な抗血小板薬

⑬抗凝固薬

  抗凝固薬の作用と注意点

  主な抗凝固薬

⑭血栓溶解薬

  血栓溶解薬の作用と注意点

  主な血栓溶解薬

⑮脂質降下薬

  スタチン

  スタチンの作用と注意点

  主なスタチン

  フェノフィブラート系薬剤

  フェノフィブラート系薬剤の作用と注意点

  主なフェノフィブラート系薬剤

  EPA製剤

  EPA製剤の作用と注意点

  主なEPA製剤

  ヒト抗PCSK9モノクローナル抗体製剤

  ヒト抗PCSK9モノクローナル抗体製剤の作用

  主なヒト抗PCSK9モノクローナル抗体製剤

  小腸コレステロールトランスポーター阻害薬

  小腸コレステロールトランスポーター阻害薬の作用

  主な小腸コレステロールトランスポーター阻害薬

  参考文献

索引

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書籍情報

  • ISBN:9784059887522
  • ページ数:312頁
  • 書籍発行日:2024年4月
  • 電子版発売日:2024年6月22日
  • 判:B6変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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