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病理と臨床 2025年9月号(43巻9号)がん微小環境の免疫病理学

  • ページ数 : 92頁
  • 書籍発行日 : 2025年9月
  • 電子版発売日 : 2025年8月29日
¥3,300(税込)
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商品情報

内容

がん微小環境の免疫病理学

特集テーマは「がん微小環境の免疫病理学」.がん免疫サイクルと免疫編集によるがん微小環境の変化/がんゲノム変異と免疫微小環境/がん免疫におけるがん局所三次リンパ様構造(TLS)/がん微小環境におけるミエロイド系細胞の役割/多重免疫染色によるがん微小環境の解析 等を取り上げる.連載記事として[マクロクイズ],[鑑別の森],[病理医としてのアドバンテージを体感しよう],[今月の話題] 他を掲載する.


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序文

がん微小環境の免疫病理学


がん免疫療法,とりわけ免疫チェックポイント阻害薬の登場により,がん治療は大きく進歩し,現在では「第4 の標準治療」として広く認識されるようになった.進行がんに対しては複合免疫療法が標準治療として用いられ,手術可能ながんであっても,周術期に免疫療法が導入される時代となっている.がん免疫療法の普及に伴い,PD-L1やミスマッチ修復 mismatch repair(MMR)関連分子の免疫染色に加え,治療効果の判定や免疫関連有害事象 immune-related adverse event(irAE)の診断においても,病理医が果たす役割はますます重要になっている.実際,多くの医療機関において,がん免疫療法が日常診療に組み込まれており,病理診断に携わる医師やコメディカルスタッフにとって,がん免疫学の理解は欠かせない時代といえる.このような背景のもと,「病理と臨床」では約3年ごとにがん免疫をテーマとした特集を企画している.

現在,がん免疫療法は様々ながんに適用されているが,その奏効率は約2~3 割程度に留まり,すべての患者に効果があるわけではない.医療経済的な観点からも,治療効果を事前に予測することは喫緊の課題である.しかし,信頼性の高い予測バイオマーカーは未だ十分とはいえず,複合免疫療法の作用機序や治療抵抗性の仕組みにも不明な点が多く残されている.がん微小環境 tumor microenvironment(TME)は,がん細胞と宿主の免疫細胞が時空間的にせめぎ合う場であり,がんの進行や治療応答に深く関わっている.その複雑な実態を明らかにすることが,今後のがん免疫療法の発展に不可欠である.近年では,フローサイトメトリーに加え,シングルセルレベルの遺伝子発現解析や抗原受容体遺伝子の解析,さらには空間的な遺伝子発現の解析技術が飛躍的に進歩し,ヒト臨床検体を用いたTMEの詳細な解析が可能となってきた.これにより,長らくブラックボックスとされていたTMEの実態が次第に明らかになりつつある.

本特集では,がん免疫療法と密接に関わるTMEの「免疫病理学」について,国内の第一線で活躍されている専門家の先生方にご執筆いただいた.病理診断に関わる病理医やがん治療に携わる臨床医の皆様と最新の知見を共有し,今後の診療や研究の一助となるような情報をお届けしたい.


鳥越俊彦 [札幌医科大学医学部病理学講座 病理第一分野]
菰原義弘 [熊本大学大学院生命科学研究部 細胞病理学講座]

目次

【特 集】

がん免疫サイクルと免疫編集によるがん微小環境の変化……廣橋良彦 他

がんゲノム変異と免疫微小環境……福島 亮 他

がん免疫におけるがん局所三次リンパ様構造(TLS)……平岡伸介

がん微小環境におけるミエロイド系細胞の役割……山田 倫

腫瘍血管とがん免疫微小環境……樋田京子

腫瘍免疫および免疫チェックポイント阻害薬奏効に関わる線維芽細胞の機能……杉江亨啓 他

多重免疫染色によるがん微小環境の解析……辻川敬裕

がん免疫療法における病理診断の重要性―バイオマーカーの開発について─……三浦裕司

免疫関連有害事象の特徴と発症機序,病理との関わり……久保輝文

【速報解説!ここが変わった】

「乳癌取扱い規約第19版」改訂ポイント……山口 倫

【連 載】

マクロクイズ[197]

内藤 裕 他

鑑別の森[48]

アスペルギルスとその他の真菌

Answer 1:栃木直文

Answer 2:木村雅友

病理医としてのアドバンテージを体感しよう―海外における病理医活動の紹介―[9]

英国リーズ大学留学記……村上圭吾

【今月の話題】

膵脂肪置換はただの脂肪沈着か?……能登原憲司

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書籍情報

  • ISBN:9784011204309
  • ページ数:92頁
  • 書籍発行日:2025年9月
  • 電子版発売日:2025年8月29日
  • 判:B5変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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