運動器疼痛ペインクリニックの診断と治療

  • ページ数 : 351頁
  • 書籍発行日 : 2024年7月
  • 電子版発売日 : 2025年1月24日
¥10,230(税込)
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商品情報

内容

主な運動器疼痛疾患について、各疾患ごとに疫学、病態、臨床症状、診断手順、鑑別診断などを復習し、治療については、神経ブロックを中心としたインターベンショナル治療を超音波ガイド下やX線透視下など画像を用いて解説し、薬物療法やその他の治療法についても解説。本書は、各部位の様々な運動器疼痛に関して、診断と治療の即戦力になることを目的として企画された。

序文

序文

痛みの原因となる疾患や病態は多岐に渡るため、適切な検査や評価を行うことが、最良の治療法につなげる秘訣といえます。

多くの有痛疾患の中でも運動器疼痛疾患はCommon Disease であり、厚生労働省の国民生活基礎調査の有訴者率においても、上位5 項目の中に「腰痛」「肩こり」「手足の関節が痛む」の3 項目が含まれています。したがって、どの診療科においても運動器の痛みに関する知識を身につけることが望まれます。特に痛みの専門科であるペインクリニックに従事している医師は、運動器疼痛に関する深く幅広い知識と、治療に対する実践力が必要とされます。そこで、多忙な日々の診療の中においても、あらゆる部位の様々な運動器疼痛に関して、診断と治療の即戦力になることを目的として、「診察室に1 冊あると役立つ著書」を目指して本書を企画しました。

本書の大きな特徴は、神経ブロックを中心としたインターベンショナル治療に関して、超音波ガイド下とX 線透視下の両者の手技に関して、画像や図も挿入して詳細に記載することで、インターベンショナル治療の実践に役立つよう工夫している点にあります。本書を参考に患者さんの治療を行うことで、より優れた痛みの緩和を期待することができると確信しております。また、運動器疼痛の緩和には、様々な方法の組み合わせも治療効果を高める重要な鍵であることから、薬物療法や運動療法、心理療法、手術療法の記載のみならず、各種治療法の適切な組み合わせや治療ストラテジーにも言及しています。なお、本書は運動器疼痛を広く扱っているため、様々な診療科において施設規模に関わらず、それぞれの立場から上手に利用していただけるものと考えます。

最後に、ご執筆いただいた方々は、その道のプロフェッショナルであり、多忙な中で大いなる熱意をもってご執筆いただいたこと、心より感謝申し上げます。

また、本書の刊行にあたっては、企画のご提示から編集や発行まで多大なご尽力を賜わりました克誠堂出版の編集室の皆様にもお礼申し上げます。


2024年6月吉日

順天堂大学医学部麻酔科学・ペインクリニック講座教授
井関 雅子

目次

第1章 頸部

1 頸部椎間板ヘルニア 渡邉 恵介、橋爪 圭司、藤原 亜紀 

2 頸部脊柱管狭窄症 藤原 亜紀、渡邉 恵介、橋爪 圭司 

3 変形性頸椎症(頸椎症性神経根症) 橋爪 圭司、渡邉 恵介、藤原 亜紀 

4 頸椎椎間関節症 渡邉 恵介、深澤 圭太、橋爪 圭司、藤原 亜紀 

5 外傷性頸部症候群(むち打ち関連障害) 橋爪 圭司、渡邉 恵介、藤原 亜紀 

6 頸椎後縦靱帯骨化症 藤原 亜紀、渡邉 恵介、橋爪 圭司 

第2章 胸腰部

1 椎体骨折 中川 雅之 

2 強直性脊椎骨増殖症 天野 功二郎 

3 強直性脊椎炎 権藤 栄蔵、田邉 豊 

4 変形性脊椎症,変性側彎 菊池 暢子 

第3章 腰部

1 腰椎椎間板ヘルニア 千葉 聡子 

2 腰部脊柱管狭窄症 濱岡 早枝子 

3 腰椎すべり・分離症 田邉 豊 

4 腰椎椎間関節症 河合 愛子 

5 腰椎椎間板症 川口 早織 

6 急性腰痛症 飯田 史絵、山口 敬介 

7 非特異的腰痛 飯田 史絵、山口 敬介 

第4章 殿 部

1 梨状筋症候群(深殿部症候群)松田 陽一 

2 上殿皮神経障害 松田 陽一 

3 仙腸関節障害池宮 博子 

第5章 脊椎術後疼痛症候群 安部 洋一郎 

第6章 肩関節

この章のねらい 朴 基彦 

A 総論

1 肩の痛みの病態の考え方と理学所見 面谷 透 

2 画像所見 深澤 真弓、山中 学、山田 宏 

B 各論

3 腱板断裂 橋口 直史 

4 肩石灰沈着性腱炎 小林 明裕 

5 肩関節周囲の末梢神経に対するハイドロリリース治療の実際 髙田 知史 

6 凍結肩に対するサイレントマニピュレーションの実際都竹 伸哉、宮武 和馬 

7 見逃されがちな疾患―肩鎖関節― 酒井 瑛平 

第7章 上肢

1 胸郭出口症候群 小林 玲音 

2 肘部管症候群 松本 知之、森本 昌宏 

3 手根管症候群 白井 達 

4 テニス肘 伊達 久

5 母指CM関節症 伊達 久 

6 野球肘 伊達 久 

7 ドケルバン病 伊達 久 

8 キーンベック病 伊達 久 

9 ヘバーデン結節 伊達 久 

第8章 股関節・大腿

1 変形性股関節症 篠崎 未緒 

2 外側大腿皮神経痛 篠崎 未緒 

3 特発性大腿骨頭壊死 篠崎 未緒 

第9章 膝

1 変形性膝関節症 吉村 文貴 

2 特発性膝骨壊死症 吉村 文貴 

3 膝靱帯損傷 山口 忍 

4 鵞足山口 忍 

第10章 足

A 総論

1 圧痛点から見た足の痛みの特徴(足底部,内側部,踵部) 西山 隆久、大瀬戸 清茂 

B 各論

2 外反母趾 西山 隆久、石田 祐介、大瀬戸 清茂 

3 モートン病,モートン神経腫 西山 隆久、大瀬戸 清茂 

4 足底筋膜炎 西山 隆久、大瀬戸 清茂 

5 アキレス腱周囲の障害~アキレス腱障害〔アキレス腱症,アキレス腱周囲炎〕と,

アキレス腱付着部障害〔アキレス腱付着部炎(症),アキレス腱滑液包炎〕~ 西山 隆久、大瀬戸 清茂 

6 変形性足関節症 田代 章悟 

7 足根管症候群 田代 章悟 

第11章 CRPS 石川 理恵 

第12章 腕神経叢引き抜き損傷 大岩 彩乃 

第13章 脊髄損傷 小杉 志都子 

第14章 幻肢痛 境 徹也 

第15章 治療

1 運動器疼痛に対する薬物療法ストラテジーと留意点 沼田 祐貴、濱口 眞輔 

2 運動器疼痛に対する理学療法の有用性・適応と限界・禁忌 松原 貴子 

3 運動器疼痛に対する心理療法の有用性・適応と限界・禁忌 本谷 亮 

4 運動器疼痛に対するパルス高周波法の有用性 植松 弘進 

5 運動器疼痛に対する脊髄刺激療法の適応 髙雄 由美子 

6 椎間板内治療の種類と適応 石川 慎一 

7 脊柱管内治療の種類と適応 越川 桂 

第16章 手術の適応

1 腰椎疾患手術の適応と禁忌・限界 大鳥 精司 

2 頸椎疾患手術の適応と禁忌・限界 尾原 裕康 

3 変形性膝関節症の手術のタイミング 金子 晴香、石島 旨章 

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書籍情報

  • ISBN:9784771961289
  • ページ数:351頁
  • 書籍発行日:2024年7月
  • 電子版発売日:2025年1月24日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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