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- 肩関節拘縮の評価と運動療法 改訂版
商品情報
内容
もっと軽く!もっと自由に!
肩関節をさらに解き放て!
▶イラストと写真を刷新。さらにわかりやすく!
▶著者の実技映像を59本追加!
本書は、10年前に出版された『肩関節拘縮の評価と運動療法』の改訂版です。
シリーズ5万部を越えている『拘縮』シリーズでも特に人気の本書に新たに実技映像を追加し、読者がより効果的に学ぶことができるようになっています。改訂版では、イラストや図が一新され、より解説がイメージしやすくなっています。
また、肩関節拘縮の評価方法から、運動療法の実施方法までを詳しく解説し、運動療法に興味がある理学療法士やスポーツトレーナー、医師、学生などに向けた内容となっています。
QRコードを読み取ることで、本書で紹介された運動療法を実際に実践している著者の解説映像を59本視聴することができます。本書を読むことで、肩関節拘縮の適切な評価と効果的な運動療法の実際を学ぶことができます。前作を読んだ読者はもちろん、新たに知見をブラッシュアップしたい方にもオススメの書籍となっています。
序文
序文
この度、多くの方のご協力を得て、本書の第2版を出版させて頂くことができたことを心より感謝致します。また、私が学生の頃から大変お世話になっています恩師の林典雄先生(現・運動器機能解剖学研究所所長)には、今回の監修を快くお受けして頂きました。ご多忙の中、誤字脱字の多い私の文章を添削して下さり、本当にありがとうございました。そして、理学療法士としての最も重要な基本的概念と真髄を教えて頂きましたことを、心より感謝申し上げます。
思い起こせば、理学療法士になってから既に20数年以上の年月が経ちました。私の最初の勤務先は、愛知県豊田市にある吉田整形外科病院でした。その頃のリハビリテーション科は、今とは異なり物理療法を主体としていました。入職後、林先生から課題が出されました。その内容とは、一日3 時間は勉強すること、正常のレントゲンを2万枚読影すること、の2 つでした。
その日を境に、時間があればすぐに文献を開く習慣をつけました。数ヶ月後には文献を読まないと、体が落ち着かなくなっていました。しかし、もう一つの課題であるレントゲンの読影には少し苦労しました。なぜなら、診察室の中でしか読影をすることができなかったからです。そのため、当時の同僚である中宿先生(現・吉田整形外科病院リハビリテーション科科長)とよく相談し、休診日に病院へ行き、そこでレントゲンを読影することにしました。
最初は理解不能であったレントゲンも、1万枚を読影し終えた頃には、軟部組織の位置関係や形態までもが分かるようになったことを今でも覚えています。正常のレントゲンが読影できると、骨折の形態から損傷されている軟部組織を推測することができます。すると、術後成績にも反映したため、読影の大切さを実感しました。本書は、肩関節の拘縮についてまとめました。軟部組織の拘縮を確実に捉えることは、実際の臨床では非常に難しいことです。そのため、拘縮の要因(皮膚・皮下組織・神経・筋・靭帯・関節包)を明確に捉えるための評価と、運動療法の方法論までを記述しました。
肩関節は軟部組織によって安定性や支持性が得られており、軟部組織の拘縮は、肩関節の機能障害を引き起こすきっかけとなります。炎症期を除けば、可動域制限の要因は軟部組織の拘縮が主体であり、骨などの他の因子の影響はほとんどありません。
また、病態を的確に捉えるためには、圧痛所見を確実にとる触診技術が非常に大切となります。圧痛の存在は病態の存在を意味します。さらに、軟部組織の形態を空間的に捉え、付着部間を的確に引き伸ばす技術も必要となります。筋肉は圧痛や攣縮・短縮を多く認める組織です。そのため、筋肉を必要なタイミングで正確に伸張し収縮することが出来れば、治療成績を高めることができるようになります。最後に、本書には整形外科リハビリテーション学会で得た知識や技術も多く含まれており、理事や評議員の先生方の存在がなければ、作り上げることはできませんでした。本当に感謝しております。
そして、前作よりさらに理解度を深めるためにイラスト・写真の変更、手技の映像の追加にご尽力頂いたコンディション・ラボの園部俊晴先生、向井重貴先生、運動と医学の出版社の八木孝洋先生には、深く感謝いたします。本当にありがとうございました。
これからも本書が臨床現場で悩むセラピストのお役に立てれば幸いです。
さとう整形外科 理学療法士 赤羽根良和
目次
第 1 章 肩関節の基礎知識
1.肩関節複合体
2.肩関節における運動と肩関節特有の肢位
3.肩甲上腕関節における安定化機構
第2肩関節における機能
1.肩関節挙上運動における関節窩内上腕骨頭の偏位
2.肩甲胸郭関節の機能
第 2 章 肩関節拘縮の基本評価
1.問診
2.視診
3.触診
第 3 章 肩関節拘縮に対する基本的な考え方
1.関節拘縮と疼痛との関係
2.関節拘縮と筋力低下との関係
3.安定した関節運動とは
第 4 章 筋攣縮と筋短縮との相違
1.筋攣縮の生理的機序
2.筋短縮の生理的機序
3.「筋攣縮・筋短縮」の評価
4.「筋攣縮・筋短縮」の運動療法
第 5 章 筋が原因となる拘縮
1.拘縮を捉える際の筋評価の基礎知識
2.肩関節構成筋の機能解剖学と評価方法
3.筋が原因となる拘縮に対する運動療法の実際
第 6 章 肩関節上方支持組織の癒着が原因となる拘縮
1.肩関節上方支持組織の癒着と臨床所見との関連
2.肩関節上方支持組織の癒着に対する評価方法
3.運動療法の実際
第 7 章 関節包靭帯が原因となる拘縮
1.関節包靭帯の機能解剖学と臨床所見との関連
2.関節包靭帯の拘縮の評価方法
3.運動療法の実際
第 8 章 肩甲帯機能不全と肩関節可動域(拘縮)との関連
1.肩甲帯周囲筋の機能解剖と圧痛のとり方
2.肩甲胸郭関節の機能低下
3.肩甲帯周囲における拘縮評価
4.運動療法の実際
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書籍情報
- ISBN:9784904862599
- ページ数:246頁
- 書籍発行日:2023年5月
- 電子版発売日:2025年2月15日
- 判:B5変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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