がん化学療法副作用対策ハンドブック 第4版

  • ページ数 : 620頁
  • 書籍発行日 : 2025年1月
  • 電子版発売日 : 2025年2月19日
¥5,170(税込)
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商品情報

内容

がん治療の副作用対策をまとめた定番書が5年振りの改訂!
がん治療で避けて通れない「副作用」を,予防から治療まで解説した好評書が5年振りに改訂.新しい抗がん薬・レジメンをふまえて情報のアップデートを行い,ますます役立つ1冊に.副作用の頻度・時期がまとまったグラフや,対応の要点をまとめたフローチャートなど,ビジュアル的にわかりやすい解説が特徴.がん治療に携わるすべてのスタッフにおすすめ!

序文

第4版の序

「がん化学療法副作用対策ハンドブック」はみなさまに支持されてこの度,第4版を発刊することとなりました.今回の改訂では「攻める副作用対策」を指針として内容を充実させました.がん薬物療法は 3版の発行以降,さらに新しく,異なる標的や作用機序の薬剤が開発され,臨床現場でさまざまながん種に使用されています.また,免疫チェックポイント阻害薬が疾患横断的に用いられるようになりました.したがって,多岐にわたる重篤な副作用を早期に発見し対策することがさらに重要になってきています.本書では,「早期診断,初期対応(緊急対応)として何をするべきか」を重点に,初発症状,検査項目を充実させ,具体的な処方例を記載しました.一方,がん薬物療法中に出現する症状が,すべて副作用とはかぎりません,思い込みを排除し,アセスメントできるよう,それぞれの副作用の項目に鑑別診断の必要性についても記載しています.丁寧な指導が必要であるケアや処置に対しても,できるだけエビデンスをつけました.

進行・再発がんでは一次治療が 1つと限らず,患者さんの全身状態,社会的背景,高齢者では介護体制なども含めて全人的な視点から治療選択することが求められています.そのためには治療効果だけではなく,副作用も考慮して治療選択をする必要があります.多職種がかかわることで,適切ながん治療が選択され,QOLを保つことができ,結果的には治療が長期に継続できるようになります.

がん治療にかかわる医師,看護師,薬剤師をはじめとする医療スタッフのみなさまが,ひとりでも多くの患者さんから「治療してよかった」との言葉がいただけるよう本書を活用していただければ幸いです.


2024年12月

千葉西総合病院 腫瘍内科 外来化学療法センター
岡元るみ子

目次

序章 がん薬物療法をはじめる前に

1 がん治療とチーム医療【岡元るみ子】

2 標準治療と臨床試験【棟方 理】

3 がんゲノム医療 バイオマーカーとコンパニオン診断薬【山口将太,葉 清隆】

4 がんの病状と薬物療法についての説明【前田義治】

5 治療前評価【前田義治】

6 がん患者への支援

 A.意思決定と就労支援【矢ヶ崎 香】

 B.小児〜若年患者への気配り【川村眞智子】

 C.高齢者への気配り【岡元るみ子】

 D.遺伝性腫瘍【川村眞智子】

第1章 抗がん薬の副作用と治療

総論 細胞障害性抗がん薬,分子標的薬【岡元るみ子】

1 過敏反応,infusion reaction【岡元るみ子】

2 血管外漏出【矢ヶ崎 香】

3 骨髄抑制・血液毒性

 A.白血球減少(好中球減少・リンパ球減少)【真子千華,辻󠄀村秀樹】

 B.赤血球減少・輸血療法【柳原一広】

 C.血小板減少【柳原一広】

4 消化器毒性

 A.悪心・嘔吐(CINV)【作山浩希,野村琴音,辻 晃仁】

 B.下痢・便秘,麻痺性イレウス【作山浩希,野村琴音,辻 晃仁】

 C.口腔粘膜炎【臼渕公敏,髙子利美】

5 循環器障害【岡元るみ子,川崎智広】

6 肺毒性【細見幸生】

7 肝障害【三谷誠一郎,林 秀敏】

8 腎障害【津端由佳里】

9 神経障害【津端由佳里】

10 皮膚障害【平川聡史】

11 浮腫【平川聡史,岡元るみ子】

12 味覚障害【真子千華,辻󠄀村秀樹】

13 栄養障害【久保浩一郎】

14 眼障害【五嶋摩理】

15 筋肉骨障害【宮越浩一】

16 内分泌障害【岡元るみ子】

17 精神症状【赤穂理絵】

18 性機能不全【鈴木 直】

19 二次発がん【湯坐有希】

20 感染症【冲中敬二】

21 化学放射線療法(CRT)/RI内用療法・放射性核種療法(RNT)の副作用【張 大鎮】

22 緊急処置が必要な副作用【湯川裕子,有岡 仁】

第2章 免疫関連有害現象の対策と治療(irAE)

総論【岡元るみ子】

1 肺障害/ILD(間質性肺炎/肺臓炎)【加藤晃史】

2 消化器障害【高橋昌宏】

3 内分泌障害【岡元るみ子】

4 神経障害【鈴木重明】

5 皮膚障害【平川聡史】

6 心筋炎【岡元るみ子,北原康行】

7 その他(肝障害,腎障害,血液障害)【三谷誠一郎,林 秀敏】

第3章 抗がん薬の種類

1 アルキル化薬【宮澤真帆,香取哲哉】

2 代謝拮抗薬【宮澤真帆】

3 抗腫瘍性抗生物質【宮澤真帆】

4 微小管阻害薬【宮澤真帆】

5 白金製剤【宮澤真帆】

6 トポイソメラーゼ阻害薬【宮澤真帆】

7 分子標的薬【宮澤真帆,殿村直也,香取哲哉】

8 内分泌療法薬【宮澤真帆,香取哲哉】

9 免疫調整薬【宮澤真帆】

10 免疫チェックポイント阻害薬【宮澤真帆】

第4章 レジメン別の副作用

1 脳腫瘍【田部井勇助,岡元るみ子】

2 頭頸部がん【岡元るみ子】

3 肺がん【細見幸生】

4 乳がん【柿本應貴】

5 消化器がん

 A.食道がん・胃がん・大腸がん【高橋昌宏,香取哲哉】

 B.肝胆膵がん【高橋昌宏】

6 婦人科がん【岡元るみ子】

7 泌尿器生殖器腫瘍(腎・膀胱・前立腺),胚細胞腫瘍【前嶋愛子】

8 骨軟部組織腫瘍【前嶋愛子】

9 造血器腫瘍

 A.白血病(AML,APL,ALL,CML)【棟方 理】

 B.悪性リンパ腫【岡元るみ子】

 C.多発性骨髄腫【伊勢美樹子】

10 特殊な治療(造血幹細胞移植,CAR-T細胞療法)【棟方 理】

第5章 抗がん薬投与の実際 -安全と基本手技-

1 がん薬物療法を安全に施行するために【照井一史,佐藤 温】

2 抗がん薬の投与手技【中原善朗】

3 ストーマ管理【佐々木尚美】

4 曝露対策【宮澤真帆】

付録

付録1 副作用と支持療法薬一覧表【宮澤真帆】

付録2 CTCAE v5.0

付録3 体表面積表 DuBois式

付録4 全身状態(performance status)

付録5 RECIST v1.1

付録6 自己免疫関連有害事象のモニタリング【岡元るみ子】

付録7 がん治療の情報収集【長谷川圭】

付録8 ガイドラインエビデンスレベル【長谷川圭】


索引

執筆者一覧

column

LGBTQ +とがん

サイトカイン放出症候群(cytokine release syndrome:CRS),免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群(immune effector cell associated neurotoxicity syndrome:ICANS)

敗血症性腎症の治療

透析患者に薬物療法を施行する際のポイント

傍腫瘍性神経症候群(paraneoplastic neurological syndrome:PNS)

悪液質とアナモレリン

甲状腺クリーゼ(thyrotoxic storm or crisis)

患者さんに「死にたい」と言われたとき

劇症型心筋

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書籍情報

  • ISBN:9784758124232
  • ページ数:620頁
  • 書籍発行日:2025年1月
  • 電子版発売日:2025年2月19日
  • 判:B6変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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