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- ICUとCCU 2025年2月号(Vol.49 No.2)【特集】右心不全にどう対応するべきか?
商品情報
内容
右心室の心力学:循環生理学に基づいた最新の知見/集中・救急現場で役立つ心エコーによる右心機能評価/左心不全に伴う右心不全の病態 ほか
序文
特集にあたって
血液循環の概念が認められていない時代に終止符を打ったのがWilliam Harveyである。数々の研究結果を踏まえて,1628年“Exercitatio Anatomicade Motu Cordis et Sanguinis in Animalibus”なる書物のなかで,血液が心臓から繰り出され動脈系から静脈系さらに肺循環を経て再び心臓にもどってくる血液循環説を唱えた。これが循環器病学の始まりである。Harveyが最も苦労したのは,肺を血液がどのように通過していくか,右心系の圧はそれほど高くないにもかかわらず,しっかりと左心系に血液を送り込んでいくその機序を解明し,コンセンサスを得ることであった。
1950年初頭から右心室の働きがなくても静脈圧だけで肺循環が保たれることは知られていた。
1971年Fontanにより三尖弁閉鎖に対する右房-肺動脈吻合術が報告され,その後,Fontan循環として他の疾患群でも右心室への注目がそがれていた時期がある。しかし,そのFontan循環を適切に維持するためには,肺循環機能,左心機能が維持されていることが必須条件である。集中治療にかかわる疾患群はいずれかが障害されている患者が多く,右室機能に注目することなくしてより的確な治療は望めないのである。右心系に問題がある患者の予後が極めて不良であることから,右室の形態を念頭にどのようにその機能を評価し,どのように治療を行うかが注目されるようになった。最近では,安定している左室駆出率が保たれている心不全でも右心機能は予後に影響を与えることが知られてきている。今一度,集中治療にかかわるわれわれは右心系に注目し,患者の病態把握・治療にあたるべきである。このような観点から各領域のエキスパートの先生方に執筆をお願いさせていただいた。右心室の心力学,右心のエコーによる評価,左右連関,心肺連関,薬物治療,さらに機械的循環補助と右心系を診る上で必須のポイントについてわかりやすく解説をいただいた。
この特集を通じて,日常集中治療室において患者を診る際に右心にも注目しひとりでも多く患者の病態把握・治療が適切に行われることを願う。
かわぐち心臓呼吸器病院循環器内科
佐藤 直樹
目次
特集 右心不全にどう対応するべきか?
特集にあたって
佐藤 直樹
右心室の心力学:循環生理学に基づいた最新の知見
岸 拓弥
集中・救急現場で役立つ心エコーによる右心機能評価
香山 京美
左心不全に伴う右心不全の病態
末谷 悠人・赤澤 康裕・大谷 朋仁・坂田 泰史
右心不全に対する薬物治療
加藤 隆生・高橋 哲也
肺疾患・肺高血圧に伴う右心不全の病態
葛西 隆敏・加藤 隆生・安島 鵬飛
右心不全に対する機械的循環補助
吉岡 大輔
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書籍情報
- ISBN:9784865176278
- ページ数:48頁
- 書籍発行日:2025年2月
- 電子版発売日:2025年2月18日
- 判:A4判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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