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- 戦闘力漢方必勝パターン20 徹底解説
商品情報
内容
漢方薬を使い始めた初期に効果を実感できれば、漢方薬に対する印象が変わり、
モチベーションに繋がると思われます。その立ち上がりの部分に注目!
日常臨床で困った症例に対して漢方の必勝パターンを伝授。
この必勝パターンをビシバシ使って本書の通りにやって頂けたら、
数症例で漢方薬の成功体験を味わえます。ぜひお試しください!
序文
はじめに
本書は,“漢方の初学者でもすぐに効果を実感できる必勝本”です.漢方薬を使っていくと,「ココには高い確率で効くよね」という必勝バターンがわかるようになるのですが,そのなかでも特にお勧めの20パターンを厳選しました.また,漢方の知識がゼロでも理解できる内容にしていますが,漢方薬をさらに使いこなすための応用や周辺症状の鑑別処方まで紹介しているため中級者にも役立つと思います.
漢方薬で効果を実感するための重要なポイントが2つあります.1つ目は漢方薬が効きやすい対象者を見極めることです.例えば,葛根湯は肩こりや蕁麻疹にも適応がありますが,風邪のほうが得意分野であり,さらに風邪全般よりも“風邪のひき始め”のほうが有効率は高くなります.
2つ目は,ひと工夫を惜しまないことです.例えば,風邪のひき始めに葛根湯を服用する際に,冷水よりも温かい飲み物で服用し,1回量を増やして服薬間隔も短くすることでさらに効果が高まります.本書では,そのような使い方のコツやさじ加減も余すことなくお伝えします.
また,私見になりますが,今回その漢方薬に対する総合的なイメージ(使用頻度,有効性,即効性,安全性,飲みやすさ)を戦闘力チャートで表示してみました.漢方薬の面白いところは,同じ漢方薬でも対象者の体質,症候,状況などによって戦闘力が変わることです.その漢方薬がより効果を発揮できる場面や方法でぜひ使ってみてください.
世の中には西洋薬で苦痛症状が取り切れず,漢方薬で改善する場合も意外と多いのですが,現代医学においては,まだまだ漢方に対する意識が低いのが現状です.私の願いは「なるべく多くの西洋医が漢方に興味をもち,少しでも多くの患者さんが楽になること」です.そのために大事なことは,医師が「漢方薬で効いた!」という成功体験をなるべく早期に経験することです.漢方薬は西洋薬と比べてエビデンスが少ないため半信半疑で使用し始めると思います.そこで手応えがなかった場合,「この漢方薬がこの症状に効かなかっただけ」ではなく「漢方薬自体が効かないもの」と認識してしまう可能性があります.したがって,漢方薬を使い始めた初期に効果を実感できれば,その後の漢方薬に対する印象が変わり,自己学習のモチベーションにつながると思われます.本書はその立ち上がりの部分に役立つように作成しました.また,初学者が知りたくても他書にはあまり載っていない「漢方専門医のリアルな思考や実際の使い方のコツ」を重視して盛り込んだため,個人的な見解が多く含まれることをご了承いただけると幸いです.
本書により一人でも多くの患者さんが漢方の恩恵を受けられることになればこれ以上の喜びはありません.
2025年4月1日
土倉潤一郎
目次
・はじめに
・本書の使い方
・特におすすめ! 戦闘力ランキングTOP10
第1章 効いた!を実感できる必勝パターン20 徹底解説
パターン1 たまに起こるこむら返り×芍薬甘草湯(68)
パターン2 繰り返すこむら返り×疎経活血湯(53)
パターン3 喉のつまり×半夏厚朴湯(16)
パターン4 ストレスで悪化する過敏性腸症候群×四逆散(35)
パターン5 寒冷刺激で悪化する過敏性腸症候群×大建中湯(100)
パターン6 小児の腹痛×小建中湯(99)
パターン7 小児の便秘×小建中湯(99)
パターン8 高齢者の難治性便秘×麻子仁丸(126)
パターン9 胃の膨満感×茯苓飲合半夏厚朴湯(116)
パターン10 低気圧時の頭痛×五苓散(17)
パターン11 起床時の頭痛×釣藤散(47)
パターン12 頭位性・起立性めまい×苓桂朮甘湯(39)
パターン13 軽い風邪のひき始め×葛根湯(1)
パターン14 冷え症の軽い風邪×麻黄附子細辛湯(127)
パターン15 水様性鼻汁の風邪×小青竜湯(19)
パターン16 咽頭痛の風邪×桔梗湯(138)
パターン17 繰り返す副鼻腔炎×辛夷清肺湯(104)
パターン18 寒がり女性の月経痛×当帰芍薬散(23)
パターン19 女性のイライラ×加味逍遥散(24)
パターン20 小児のイライラ×抑肝散(54)
第2章 漢方Q&A
Q1 どのような時に漢方薬を使ったほうがよいか教えてください
Q2 漢方の得意分野、不得意分野について教えてください
Q3 漢方薬が苦手な人への服薬アドヒアランス向上のコツを教えてください
Q4 漢方診療の腕を上げるコツがあれば教えてください
Q5 漢方薬の効果判定の期間について教えてください
Q6 漢方薬の減量・中止のタイミングについて教えてください
Q7 漢方薬の副作用で注意すべき点を教えてください
Q8 小児に対する用量、上手な服薬方法について教えてください
Q9 腎不全、妊婦、授乳中の患者への注意点について教えてください
Q10 漢方の勉強方法について教えてください
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漢方薬はプラセボか?
コラム
防風通聖散の生薬に注意!
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書籍情報
- ISBN:9784880029061
- ページ数:208頁
- 書籍発行日:2025年5月
- 電子版発売日:2025年4月29日
- 判:B6変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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