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- ⑦最新 屈折異常と視力矯正マニュアル―検査の基本から矯正の実際と老視対策まで―<眼科診療エクレール>
商品情報
内容
眼科診療の根幹であり,すべての眼科医・眼科スタッフに必須の「屈折異常と視力矯正」について,エキスパートの執筆陣が最新の知見をふまえて懇切丁寧に解説.
屈折検査・視力検査にはじまり,近視・遠視・乱視・不正乱視とそれらに対する様々な矯正法を網羅し,臨床に即して具体的かつ詳細に解説.
高齢者のQOLに大きな影響を及ぼす「老視」の調節検査や老視対策も盛り込んでいる.
序文
序文
本書は,外傷センターや整形外科で働く研修医に向けた“生きたハンドブック”です.形式ばった指南書ではなく,外傷治療の最前線で本当に必要とされる知識と経験を凝縮した一冊となっています. 言葉を飾らずにいえば,「研修医が最低限知っておくべきこと」を詰め込んだ,いわば外傷治療のミニマム・リクワイアメントです.
通常,このような「虎の巻」は,経験豊富な中堅やベテランの医師が執筆するものです. しかし,彼らが陥りがちなのが,「研修医が何を知らないのかがわからなくなる」現象です. そこで本書では,外傷治療を専門にしようと志したばかりの若手医師が「自分が困ったこと」「もっと早く理解すべきだったこと」をまず書き,それに中堅・上級医が手を加える,というスタイルを採用しました. さらに,各項目には「行動目標」を掲げ,何を習得すべきかを明確にしました. 単なる知識の羅列ではなく,実際の診療で“使える”内容になっているはずです.
驚くことに,この企画がスタートしたのは2022年1月でした. 当初は軽い気持ちで始めたものの,気付けば3年の歳月が流れていました. 初めて医学書の執筆に挑んだ若手も多く,彼らにとっても大きな学びの機会になったことと思います. そして,その文章を大幅に加筆・修正し,洗練されたものに仕上げてくれた上級医の皆さんに深く感謝します.
毎月1回開催する外傷センター会議(医局会のようなもの)では,「早く書いてください!」と何度もお願いしました. しかし,超多忙な日々を送る若手医師たちは,なかなか筆が進みません. それでも催促しながらじっと待ち続けた3年. ついに,この一冊が完成しました. 手前味噌ではありますが,出来栄えは素晴らしいと自負しています. そして,3年前は頼りなかった若手たちも,今では堂々たる戦力に成長しました(笑).
出版社には怒られるかもしれませんが,日本の医書出版の傾向として,欧米のように改訂を重ねて進化する書籍が少なく,似たような内容の新刊が毎年乱立する印象があります. だからこそ,本書は整形外傷の「虎の巻」として,継続的に改訂を重ねながら育てていきたいと考えています. 白衣やスクラブのポケットに収まる小型のハンドブックではありますが,現場で“本当に役立つ”一冊として,多くの研修医に愛されることを願っています. そして,この記念すべき初版が,皆さんの明日からの診療に貢献できるなら,これほど嬉しいことはありません.
最後に,いつものように企画から装丁に至るまで,無理難題を快く受け入れ,辛抱強く付き合ってくださった編集部の矢部涼子さん,鶴野祐稀さんに心から感謝を申し上げます.
2025年1月
帝京大学医学部整形外科学講座教授
帝京大学医学部附属病院外傷センター長
渡部欣忍
目次
Chapter 1 屈折検査と視力検査
1.1 他覚的屈折検査 オートレフラクトメータ (三橋俊文)
1.2 視力表と視力検査(遠見・近見)の実際 (南雲 幹)
1.3 小児の視力検査(1)総論 (直江幸美,四宮加容)
TOPICS 子どもの権利擁護
1.4 小児の視力検査(2)検影法 (坂本正明)
1.5 小児の屈折スクリーニング検査 フォトスクリーナー (柏井真理子)
1.6 コントラスト感度検査・グレア検査 (四倉絵里沙,鳥居秀成)
1.7 実用視力 (糸川貴之)
1.8 波面収差解析検査 (岩本悠里,高 静花)
1.9 眼軸長計測(1)IOL度数処方 (須藤史子)
ADVICE いったい何を使ったらよいのか
ADVICE 目標屈折値の設定のコツ
1.10 眼軸長計測(2)小児における眼軸長測定 (五十嵐多恵)
Chapter 2 屈折異常
2.1 屈折異常とは(総論) (不二門 尚)
2.2 近視(1)小児・学童の近視と近視進行抑制 (松村沙衣子)
2.3 近視(2)強度近視 (山城健児)
COLUMN 近視の感受性遺伝子
2.4 近視(3)近視と緑内障 (齋藤 瞳)
ADVICE 診断の難しい近視を伴う緑内障眼,どうする?
2.5 遠視(1)小児の遠視・弱視 (福留隆夫,杉山能子)
2.6 遠視(2)遠視と緑内障 (山下高明)
2.7 乱視(1)乱視と乱視検査 (川守田拓志)
ADVICE クロスシリンダーを用いた自覚乱視検査の注意点
ADVICE 乱視表を用いた自覚乱視検査の注意点
TOPICS 両眼開放屈折検査機器の登場と乱視の瞳孔径への影響
2.8 乱視(2)角膜形状解析と乱視 (前田直之)
2.9 乱視(3)水晶体乱視 (久保江理)
2.10 不正乱視(1)角膜不正乱視と円錐角膜 (白根茉利子,山口剛史)
2.11 不正乱視(2)円錐角膜への対応①ハードコンタクトレンズ (糸井素啓)
2.12 不正乱視(3)円錐角膜への対応②クロスリンキング (子島良平)
2.13 不正乱視(4)円錐角膜への対応③強膜レンズ (岡島行伸)
2.14 不正乱視(5)円錐角膜への対応④外科的アプローチ (小島隆司)
Chapter 3 屈折矯正法
3.1 眼鏡検査 (糸川貴之)
3.2 眼鏡処方 (宇田川さち子)
3.3 小児の眼鏡処方 (長谷部佳世子)
3.4 コンタクトレンズの種類 (土至田 宏)
3.5 コンタクトレンズのフィッティングと定期検査(1)ハードコンタクトレンズ (松澤亜紀子)
TOPICS Rigid corneal lens
ADVICE 涙液レンズ
3.6 コンタクトレンズのフィッティングと定期検査(2)ソフトコンタクトレンズ (鈴木 崇)
3.7 角膜矯正用コンタクトレンズ(オルソケラトロジー) (平岡孝浩)
3.8 屈折矯正手術(1)角膜へのアプローチ (神谷和孝)
3.9 屈折矯正手術(2)眼内へのアプローチ (五十嵐章史)
3.10 乱視に対するアプローチ(1)乱視矯正コンタクトレンズ (宮本裕子)
3.11 乱視に対するアプローチ(2)トーリックIOLの度数選定と使い方 (秦 誠一郎)
3.12 白内障手術におけるIOL 選択(1)IOL度数計算 (野口三太朗)
3.13 白内障手術におけるIOL 選択(2)小児の白内障手術におけるIOL選択 (黒坂大次郎,亀井翔太)
3.14 白内障手術におけるIOL 選択(3)角膜形状異常眼のIOL度数計算 (渡辺純一,小林明日香)
3.15 白内障手術におけるIOL 選択(4)老視矯正IOL (鵜飼祐輝,佐々木 洋)
Chapter 4 老視
4.1 老視とは (根岸一乃)
4.2 調節検査 (大口泰治)
4.3 老視への対策(1)薬物 (中澤洋介)
4.4 老視への対策(2)眼鏡処方,累進眼鏡 (梶田雅義)
4.5 老視への対策(3)マルチフォーカルコンタクトレンズ (月山純子)
4.6 老視への対策(4)モノビジョン (稗田 牧)
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書籍情報
- ISBN:9784521750576
- ページ数:337頁
- 書籍発行日:2025年3月
- 電子版発売日:2025年5月28日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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