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  • すべての診療科で役立つ免疫・炎症性疾患の薬ハンドブック

すべての診療科で役立つ免疫・炎症性疾患の薬ハンドブック

  • ページ数 : 408頁
  • 書籍発行日 : 2025年5月
  • 電子版発売日 : 2025年6月3日
¥5,500(税込)
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商品情報

内容

各薬剤の作用機序から使い方・副作用対策まで,領域横断的に解説
構造や仕組みが多岐にわたる免疫・炎症性疾患の薬を整理し,作用機序,特徴と使い方,副作用等を解説.各科専門医による現場目線の説明で,ガイドラインが教えてくれない疑問も解消.しかも,読みやすいQ&A形式!

序文

序

日本臨床免疫学会から,「すべての診療科で役立つ免疫・炎症性疾患の薬ハンドブック~作用機序,薬の特徴と使い方,副作用がわかる」をお届けします.日本臨床免疫学会は1973年に設立され,臨床免疫学ならびに関連する分野の進歩発展を図ることを目的としてきました.本学会では,基礎からすべての臨床領域にわたる幅広い分野の会員が,「免疫」という共通言語を介して,横断的免疫学から疾患の克服を目指しています.2023年には学会としての魅力が高く評価され,日本医学会分科会に加入しました.

基礎免疫学の進歩により,数多くの免疫難病において病態形成過程に中心的に関与する分子が明らかになり,生物学的製剤などの普及によりこれらの分子をピンポイントで標的とすることで,画期的な治療効果が得られるようになってきました.これほど治療が進歩した領域はあるでしょうか.本学会では,急激に進歩した免疫・炎症性疾患の薬を効果的に適切に使用できるプロの育成を目指して,免疫療法認定医制度を設立しました.年次集会に加えて,アニュアルエビデンスレビューなどの講習会を実施していますが,本書は斯様な活動の一環として,免疫・炎症性疾患の治療の教科書,実用書として企画されました.

一方,免疫・炎症性疾患の治療薬は,低分子キナーゼ阻害薬から生物学的製剤に至るまでその構造や作用機序が多岐にわたることから,理解が曖昧なまま使用していたり,使用に苦手意識を感じていたりする医師も多く,より適切な使用のために治療薬の全体像について学びたいとの声は少なくありません.そこで本書は,日本臨床免疫学会がこれまで培ってきた領域横断的な知見を結集し,免疫・炎症性疾患の薬の作用機序や使い方を解説することで,すべての臨床医の診療の質向上に寄与することを目指すこととしました.

本書は,日常臨床で抱く数々の疑問に対してQ&A 形式で応えることによって,現在臨床で使用される代表的な免疫・炎症性疾患の治療薬の使用方法を網羅し,各治療薬が「なぜ・どんな疾患に効くのか」,「なぜ・どんな副作用が出るのか」についてわかりやすく解説しています.また,複数領域の専門医の視点から,患者の病態に応じた薬剤の選択や使い分けの根拠など,ガイドラインが教えてくれない疑問,いまさら聞けない疑問を解説しています.さらに,臨床の最前線で活躍している著者の叡智を結集し,すぐに役立つ最高峰の実用書として完成しました.企画を担当された広報・教育・次世代育成委員会委員長の森尾友宏先生,執筆統括を担当した久保智史先生,著者の先生方,ご批評を戴いた理事の皆様,羊土社の皆様に心から感謝申し上げます.本書によって,臨床におけるさまざまな問題点に的確に対処するのみならず,臨床免疫学の新たな潮流を実感下さればと期待しています.


令和7年3月吉日

一般社団法人日本臨床免疫学会理事長
産業医科大学医学部分子標的治療内科学特別講座
田中 良哉

目次

A)抗炎症・免疫療法

 1.NSAIDs

 2.グルココルチコイド(副腎皮質ステロイド)

B)免疫抑制/調整/調節薬

 1.メトトレキサート(MTX)

 2.ヒドロキシクロロキン(HCQ)

 3.シクロスポリン(CsA)

 4.タクロリムス(TAC)

 5.ミコフェノール酸モフェチル(MMF),ミゾリビン(MZR)

 6.シクロホスファミド(CY)

 7.アザチオプリン(AZA)

 8.S1P受容体調整薬

 9.PDE4阻害薬

C)JAK阻害薬

 1.JAK阻害薬

D)サイトカイン阻害薬等(生物学的製剤)

①抗IL阻害薬

 1.IL-1阻害薬

 2.IL-4R/IL-13R阻害薬

 3.IL-5阻害薬(IL-5,IL-5R)

 4.IL-6阻害薬

 5.IL-17阻害薬

 6.IL-12/IL-23p40阻害薬,IL-23p19阻害薬

②抗IL阻害薬以外のサイトカイン阻害薬

 1.TNF阻害薬(TNF/TNFR)

 2.TypeⅠ IFN阻害薬

 3.BAFF阻害薬

 4.RANKL阻害薬

③その他,アレルギー科,皮膚科等で使用されるサイトカイン阻害薬

 1.IL-31阻害薬

 2.IL-36阻害薬

 3.IgE阻害薬

E)表面抗原

 1.抗CD20抗体

 2.T細胞選択的共刺激調節薬(CTLA4-Ig)

F)免疫グロブリン製剤

 1.免疫グロブリン製剤

G)抗補体療法 (C1,C5)

 1.C1阻害薬

 2.C5阻害薬

H)がん免疫療法

 1.がん免疫療法

あとがきに代えて 〜若手が創る臨床免疫学〜【久保智史】

付録 本書で解説した薬剤一覧


索引

Column

・これからの臨床免疫学【藤尾圭志】

・これからのInborn Errors of Immunity【森尾友宏】

・周産期領域におけるこれからの免疫療法【村島温子】

・これからの免疫学【熊ノ郷淳】

・これからの臨床医学【渥美達也】

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書籍情報

  • ISBN:9784758124386
  • ページ数:408頁
  • 書籍発行日:2025年5月
  • 電子版発売日:2025年6月3日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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