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J. of Clinical Rehabilitation34巻7号 臨時増刊号 大腿骨近位部骨折のリハビリテーション診療

  • ページ数 : 124頁
  • 書籍発行日 : 2025年6月
  • 電子版発売日 : 2025年6月17日
¥3,300(税込)
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商品情報

内容

●本号は前半で大腿骨近位部骨折の診断と分類,大腿骨頚部骨折や大腿骨転子部・転子下骨折の手術とリハビリテーション治療,合併症について,後半では合併症対策や,さらに踏み込んだリハビリテーション治療について解説している.
●最新の診断と治療法,そしてリハビリテーション治療時に必要な合併症の管理について学べるだけでなく,さらに地域連携パス,二次骨折予防継続管理料といった地域との連携について知識を深めることができる1冊.

序文

巻頭言

超高齢社会を迎え,骨粗鬆症患者や大腿骨近位部骨折患者も増加してきており,社会問題となってから久しい.2006年に算定可能となった地域連携診療計画管理料により,地域連携パスによる急性期病院と回復期病院のスムーズな連携が可能となったが,それでも骨粗鬆症患者や,大腿骨近位部骨折患者の減少は認められなかった.その後,骨粗鬆症のリエゾンサービスの取り組みの重要性が認識され,二次性骨折予防継続管理料の算定が2022年より可能となり,急性期から回復期,生活期へのシームレスな骨粗鬆症治療を目指して連携が開始された.しかし現在も多くの大腿骨近位部骨折の患者が急性期病棟で手術を受け,回復期病棟でリハビリテーション治療を受けている.

一方,大腿骨近位部骨折の手術的治療は年々進歩しており,日本整形外傷学会(旧日本骨折治療学会)を中心に術後成績向上についての研究もされており,整形外科外傷医はたとえ患者にさまざまな合併症があっても,適切な管理をしながら手術的治療を行っている.また,二次性骨折予防についても骨粗鬆症の治療の進歩に加え,リエゾンサービスを含めた多職種連携のもと適切な治療が行われる等,日本骨粗鬆症学会を中心にさまざまな取り組みが実施され,二次性骨折予防継続管理料の算定へとつながった.

このような大腿骨近位部骨折を取り巻く環境の変化の中において,リハビリテーション科医の役割はどうであろうか.Common Diseaseとして古い知識のまま漫然とリハビリテーション治療を行っていることはないだろうか.急性期病院においては合併症の管理について整形外科と協力しながら,早期離床,早期歩行獲得へ向けて対応し,回復期病院では高齢者特有の問題に対応しながら,適切な栄養管理,骨粗鬆症治療のもと,挿入されたインプラントの状態をフォローしながら地域社会へ戻るための準備を行っていく必要がある.

現在,大腿骨近位部骨折の治療に対して,骨粗鬆症治療医,外傷専門医,リハビリテーション科専門医との連携はまだまだ不十分と考えられ,術後早期離床からのシームレスな骨粗鬆症治療と回復期におけるリハビリテーション治療,そしてその後のフォローアップ体制について,院内や地域での連携は今後重要な課題であると考える.

このような古くて新しい問題がある大腿骨近位部骨折のリハビリテーション診療について,今回は整形外傷医のエキスパートから現在の最新の診断と治療法,合併症管理,急性期におけるリハビリテーション治療について,また骨粗鬆症治療のエキスパートから二次骨折予防へ向けた取り組みについて,そしてリハビリテーション治療のエキスパートからリハビリテーション治療時に必要な知識について学び,さらに地域連携パス,二次性骨折予防継続管理料の加算といった地域との連携について知識を深め,大腿骨近位部骨折患者のADL,QOL向上へ役立てていただける特集になったと考える.

最後に,本特集の企画に大きなご協力をいただいた神戸大学整形外科の大江啓介先生に心より感謝申し上げたい.


 (編著者:酒井良忠)

目次

巻頭言(酒井良忠)

巻頭カラー 大腿骨近位部骨折の診断と分類up-to-date

(大江啓介)

第1章 「大腿骨頚部骨折の手術とリハビリテーション治療,合併症」

大腿骨頚部骨折の骨接合術とリハビリテーション治療,注意すべき合併症(保利忠宏 依光正則)

大腿骨頚部骨折の人工骨頭置換術とリハビリテーション治療,注意すべき合併症(坂越大悟)

第2章 「大腿骨転子部・転子下骨折の手術とリハビリテーション治療,合併症」

大腿骨転子部骨折の手術とリハビリテーション治療(徳永真巳)

大腿骨転子部骨折のリハビリテーション治療時に注意すべき合併症(原 夏樹 福田文雄)

大腿骨転子下骨折の手術とリハビリテーション治療,合併症(福井友章)

第3章 「特殊な大腿骨近位部骨折の手術とリハビリテーション治療,合併症」

インプラント周囲骨折の手術とリハビリテーション治療,合併症(神田章男)

非定型大腿骨骨折の手術とリハビリテーション治療,合併症(王 耀東)

大腿骨近位部転移性骨腫瘍(切迫・病的骨折)の手術とリハビリテーション治療,合併症(太田真悟 宮本俊之)

第4章 「大腿骨近位部骨折における合併症対策」

大腿骨近位部骨折術後感染への対策(内山勝文)

大腿骨近位部骨折における深部静脈血栓症と肺血栓塞栓症への対策(新倉隆宏)

第5章 「大腿骨近位部骨折に関するリハビリテーション治療」

大腿骨近位部骨折の生命予後と機能予後に影響を与える因子(酒井良忠)

大腿骨近位部骨折のリハビリテーション治療と地域連携パス(前田 智)

回復期病棟における大腿骨近位部骨折患者のリハビリテーション時のリスク(吉村芳弘)

回復期病棟における骨粗鬆症治療と地域連携(二次性骨折予防継続管理料)(田中雅博)

Column

 髄内釘(SFN)のインプラントの種類と特徴(岩倉 崇)

 最新の骨粗鬆症治療-どの薬をどの年代に使用するのか(福岡秀規)

 転倒予防法のエビデンス(北村 新 大高洋平)

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書籍情報

  • ISBN:9784006203407
  • ページ数:124頁
  • 書籍発行日:2025年6月
  • 電子版発売日:2025年6月17日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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