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- かんテキ 整形外科
商品情報
内容
「かんテキ」は、疾患・患者・看護・観察が感覚的にわかる、感動の一冊!
ナースをはじめとするコメディカル向けに、領域別疾患患者対応のポイントを徹底的に見える化。リアルな臨床現場で本当に必要な知識が、この一冊でパッとつかめる。
各疾患解説の前に「1分間で覚える!コレだけは覚えるコレだけシート」が入る。全身の幅広い知識が求められる整形外科において、新人でもすぐ覚えられる最低限の内容を1頁にまとめている。新人ナースから研修医レベルまで現場で必要な知識だけに絞って網羅。豊富なイラストと端的な解説で、患者対応がイメージできる。
序文
はじめに
本書が読者に想定しているのは、看護師、看護学生、研修医、医学生です。ここで、突然ですが、本書が誕生するまでの経緯を説明します。読みたくないかもしれませんが、読んでください。
2017年7月に、メディカ出版の清水洋平さんから突然連絡がきました。いつも突然です。「看護師さん向けの大型書籍シリーズを刊行します。整形外科編、先生、協力しますよね」という依頼内容です。まぁ、ほとんど脅迫に近い依頼です(笑)。看護師、看護学生、研修医、医学生などを対象に、彼ら彼女らがどのような情報を欲しているのかなどに関して、かなり気合いを入れたヒアリングが行われていました。その結果をもとに整形外科編用の企画書を作り、清水さんは、意気揚々と大阪からはるばる東京までいらっしゃいました。見せていただいた最初の企画書は、網羅性にこだわり整形外科の特徴や意義を捉えておらずダメ出ししました。意気消沈して大阪へ戻った清水さんですが、その後、何度も会議を重ね、整形外科領域の看護師や学生たちの意見もしっかり取り入れた渾身の企画を完成させました。
それでは、本書のキー・コンセプトを発表します!「実践的な最小限の知識が覚えられる!」です。
「なんだ、そのベタなコンセプトは!」ですよね。まぁ、聞いてください。座学で勉強したことは、覚えていないと実際の看護や医療には役立ちません。一方で、はじめて整形外科にかかわる人には、覚えるべき医学・医療知識は膨大なように思えます(事実、膨大なのですが)。百科事典のような、すべてのことが書いてある書籍は、何かを調べるときには有用ですが、ものを覚えるには不向きです。どこがもっとも大切な臨床上のコアな知識なのかは、初めて学ぶ人にはわからないからです。だから、いくら本を読んでも頭に入らないのです。
そこで、本書では膨大な整形外科の守備範囲のなかでも、臨床現場に即したもっとも必要な知識を「覚えられる量」に厳選して掲載しました。といっても、本書の内容をすべて覚えていれば、看護師としてはスーパーですし、研修医としてもかなり優秀だと思います。
疾患解説ページの冒頭には「1分間でコレだけは覚えるコレだけシート」を掲載してあります。これは、ベッドサイドに行く前にとりあえずコレだけ頭に入れておけば、その疾患の概要はつかめて、自信をもって患者さんのもとを訪れることができるものです。コレだけシートに書かれたキーワードやキーセンテンスは、その後のページでより詳しく解説してありますので、これらを糸口にして関連させてより深い内容を覚えていくのがよいと思います。また、試験の前日にはこのシートだけ、ざっと眺めれば合格間違いなしです(責任は持ちません)。
執筆してくださった著者は、気心の知れた私の知人だけです。すべての原稿に目を通しましたが、みなさん本書の企画をしっかりと理解してくれています。自分が医学生や研修医のときに、こんな書籍があったら、どんなに幸せだったと掛け値なしに思います。どうぞ、みなさん本書を読んで、しっかりと覚えてください! そして、整形外科の面白さを堪能してくだい。
2019年8月
渡部 欣忍
目次
・執筆者一覧
・はじめに
・本書の使い方
【1章 整形外科の総論】渡部 欣忍
骨の名前を覚えよう!
関節の名前を覚えよう!
骨格筋の名前を覚えよう!
神経の名前を覚えよう!
【2章 骨 折】渡部 欣忍
骨折の総論
捻挫・脱臼
骨折の保存治療
骨折の手術治療(おもな3つ)
骨折の手術治療(その他)
上腕骨近位端骨折
上腕骨骨幹部骨折
鎖骨骨折
肋骨骨折
小児の肘周囲の外傷
橈骨遠位端骨折
手の舟状骨骨折
骨盤骨折
大腿骨頚部骨折
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・Garden stage分類
・X線画像でわからない骨折:occult fracture
・大腿骨骨幹部骨折に合併する頚部骨折に注意!
・股関節周囲の解剖
大腿骨転子部骨折
〔ケアのポイント〕
・大腿骨近位部骨折の比較!
人工関節周囲の骨折
大腿骨骨幹部骨折
大腿骨遠位部と脛骨プラトー骨折
膝蓋骨骨折
脛骨骨幹部骨折
足関節果部骨折
踵骨骨折
遷延癒合・偽関節(骨癒合不全)
感染性偽関節
変形癒合(変形治癒)
【3章 脊 椎】今泉 佳宣
脊椎・脊髄の解剖
後縦靭帯骨化症
頚椎症性脊髄症/神経根症
〔ケアのポイント〕
・ドレーン挿入中の観察項目
斜頚
頚椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰部脊柱管狭窄症
〔ケアのポイント〕
・腰椎の除圧術(椎弓切除術)
・腰椎の固定術
分離症/分離すべり症
脊椎損傷
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・代表的な頚椎損傷
・Three column theoryと代表的な胸腰椎損傷
骨粗鬆症性椎体骨折
脊髄損傷
〔ケアのポイント〕
・損傷高位からみた脊髄損傷の観察ポイント
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・脊髄横断面での損傷部位による脊髄損傷の分類
非骨傷性中心性頚髄損傷
脊柱側弯症
〔ケアのポイント〕
・頚椎装具装着中の注意点
・腰椎装具装着中の注意点
・頚椎術後のベッド上での肢位
・腰椎術後のベッド上での肢位
術後硬膜外血腫
C5麻痺
髄液漏
【4章 肩関節】玉井 幹人
肩関節の解剖
肩関節周囲炎
〔ケアのポイント〕
・日常生活動作の指導
腱板断裂
〔ケアのポイント〕
・術後の三角巾や装具のチェックポイント
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・脊柱側弯症は肩挙上制限を誘発!!
・肩甲骨を引き寄せる体操
〔ケアのポイント〕
・腱板断裂術後のベッド周囲の注意点
・腱板断裂術後のADL指導
石灰沈着性腱板炎
変形性肩関節症
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・腱板断裂の有無による人工関節の違い
外傷性肩関節脱臼
反復性肩関節脱臼
〔ケアのポイント〕
・肩関節脱臼術後の固定・リハビリテーション
【5章 肘関節・手関節・手指】坂 なつみ
肘関節・手関節・手指の解剖
肘部管症候群
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・肘関節周囲の解剖
・Guyon管周囲の解剖
手根管症候群
橈骨神経麻痺
野球肘(離断性骨軟骨炎)
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・肘関節周囲の解剖:橈骨神経
・合併症:橈骨管症候群
手の腱損傷
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・屈筋腱断裂のレベル
・深指屈筋腱(FDP)、浅指屈筋腱(FDS)、どちらが手掌に近い?
ばね指
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・屈筋腱周囲の解剖
ドケルバン病
ガングリオン
手指切断
【6章 股関節】中村 正樹
股関節の解剖
変形性股関節症
大腿骨頭壊死症
〔ケアのポイント〕
・人工股関節置換術後の日常生活指導
大腿骨寛骨臼インピンジメント
発育性股関節形成不全(いわゆる先天性股関節脱臼)
【7章 膝関節】大島 康史
膝関節の解剖
変形性膝関節症
膝靭帯損傷
半月板損傷
〔ケアのポイント〕
・膝関節手術の合併症
オズグッド-シュラッター病
〔ケアのポイント〕
・膝関節術後のケア
・膝関節術後のリハビリテーション
【8章 足部・足関節】松井 健太郎
足部・足関節の解剖
アキレス腱断裂
外反母趾
変形性足関節症
強剛母趾
足関節外側靭帯損傷(捻挫)
先天性内反足
痛風
扁平足
〔ケアのポイント〕
・足部・足関節疾患患者の術前看護のポイント
・足部・足関節疾患患者の術直後看護のポイント
・足部・足関節疾患患者の退院前看護のポイント
【9章 関節リウマチ】高橋 謙治
関節リウマチ
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・関節リウマチの検査
・ACR/EULAR関節リウマチ分類基準2010
・鑑別疾患
〔ケアのポイント〕
・関節リウマチのリハビリテーション
・関節リウマチの手の変形
関節リウマチの治療
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・EULAR(ヨーロッパリウマチ学会)による治療推奨
・予後不良因子
・新しい低分子DMARDs ⇒ JAK阻害薬
・関節リウマチの手術治療
【10章 骨粗鬆症】増田 裕也
骨粗鬆症
骨粗鬆症の治療
〔ケアのポイント〕
・骨粗鬆症治療に大事なこと
【11章 骨・軟部腫瘍】村田 博昭
良性骨腫瘍
悪性骨腫瘍
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・骨・軟部腫瘍の検査・診断・治療のフローチャート
良性軟部腫瘍
悪性軟部腫瘍
転移性骨腫瘍
<ココまで知ってたら、研修医レベル>
・転移性骨腫瘍の重要スコア
〔ケアのポイント〕
・骨転移患者のマネジメントにおける注意点
【12章 整形外科の合併症】佐々木 源
関節拘縮
疼痛
〔ケアのポイント〕
・痛みの評価
・整形外科でよく使われる鎮痛薬一覧
複合性局所疼痛症候群
末梢神経障害
腓骨神経麻痺
せん妄
〔ケアのポイント〕
・せん妄ケアのポイント
コンパートメント症候群
血管損傷
静脈血栓塞栓症
手術部位感染
【13章 整形外科関連感染症】阿部 哲士
感染
軟部組織感染症
骨髄炎
・引用・参考文献
・索引
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書籍情報
- ISBN:9784840469234
- ページ数:504頁
- 電子版発売日:2025年6月20日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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