明日から使える!精神科薬物療法の臨床Hack

  • ページ数 : 200頁
  • 書籍発行日 : 2025年7月
  • 電子版発売日 : 2025年7月2日
¥3,850(税込)
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商品情報

内容

学会で大人気のシンポジウムが書籍になった!
あなたの処方の選択肢が大きく広がる、「明日から使える」知識が満載です。

ガイドラインだけでは良好な進展が難しい場面も多い精神科臨床。
治療の主軸となる薬物療法においても、
困難な選択や想定とは異なる結果に悩まされるケースも多いはずです。
本書は、そのような精神科薬物療法での迷い・困難に役立ててもらうべく、刊行されました!
サッと手に取ってその場で活用できるのはもちろん、
新たな知見やエキスパートの経験を知ることで自身の処方の幅が大きく広がる
実践的な薬物療法のヒント集です。
取り上げる薬剤は、抗精神病薬・抗うつ薬といった基本薬から、
リチウムやADHD治療薬、そして認知症治療薬まで幅広く網羅。
適応外使用や副作用対応なども詳細に解説し、
現場で生じがちな様々な疑問への対応にフォーカスしています。

そして、本書最大の特長となっているのが、
各執筆者が示してくれた「私はこうしている!」のパートです。
下記目次にもあるとおり、各領域の第一線で活躍する先生たちが
臨床経験や研究に基づいた考察をもとに、具体的な処方や考え方を記してくれています!
難渋しがちな「悩みどころ」の突破法が学べたり、
これまで見たこともないような処方を教えてもらったりと多くの学びが得られるはず。

さらに章末トピックスでは、妊産婦や高齢者、児童など特定の患者群に関するもの、
特別な注意が必要だったり新たな可能性を秘めた薬剤についてのもの、
肝機能・腎機能に障害を抱えた患者へのものなど
多岐にわたるテーマをコラム的にまとめていただきました。

学会シンポジウムの熱気が詰まったこの1冊が、多くの精神科医に届き
少しでも処方・診療がいい方向に変わるきっかけとなれば嬉しく思います!

序文

薬物治療の「道筋」を見出す力と提案力


本書を手に取っていただきありがとうございます.

日々の精神科臨床現場においては,薬物療法は基本として押さえておきたい治療技法の1つです.しかし,目の前の多くの患者さんに対峙しているとさまざまな臨床場面,臨床症状,病態,患者さんの価値観,身体状況なども加味しながら,迷いながらも意思決定をしていく必要があります.そのようなときにこの本を手に取ることでなんらかの示唆や意思決定支援を与えることができればと考え本書を発刊いたしました.

われわれの想いを伝えるためにも,まずはここに至るまでの背景と過程を少しだけ説明させていただきます.本書の編者である私と嶽北先生は,日本臨床精神神経薬理学会(JSCNP)という学会活動を通して若いころから精神科医として,“精神薬理学”という分野で切磋琢磨してきました.二人とも,毎日一生懸命に臨床に向き合い,それに加えて研究や教育を行って成長してきました.精神科医として15年程度経過したころ,臨床精神神経薬理学会の次世代構想委員会委員長と副委員長に着任することが決まりました.早速われわれは,全国の先生方に学会で取り上げてほしいテーマについてのアンケート調査を行いました.

その結果は驚くべきもので,薬物療法の最新エビデンスや学術情報のセッションよりも,明日から使えるような薬物療法についてのセッションを作ってほしいというようなものでした.それを受けてわれわれは,これまでになかったような,いわゆる“明日から使える精神科薬物療法の基礎知識”といった内容でシンポジウムを毎年企画しました.演者選定にも工夫し,薬物療法専門家でありながら,その分野の臨床第一線の精神科医に登壇いただきました.このシンポジウムは毎年大盛況で,会場は立ち見の参加者で溢れかえって,司会をしながら大変な熱気を感じていたものです.まさに会員のニーズに応えた企画であったと考えました.

しかし,この企画は学会参加者でかつシンポジウムの参加者以外には届かないといった現状もあり,この内容をより多くの精神科医にお届けしたいという気持ちが湧いてきました.本書にはこういったわれわれの想いが1冊に詰まっていると思います.内容に関しても,われわれと出版社で何度も話し合い工夫をいたしました.全精神科医が診察室の脇に1冊置いていただき,すぐに手を伸ばしてもらえるような構成にいたしました.臨床現場で時々遭遇する一瞬判断に迷うとき,もう一工夫が必要な時などに手に取ってもらえるイメージで作成しました.さらにその道のエキスパートが同じような場面ではどのように対応しているかについても記載しておりますので,まさにわれわれが目指しているような本ができたと思います.

本書が,多くの精神科医療関係者,そして実際の臨床現場において患者さんにまで届けることができるようなものになることを願っております.


2025年5月

編者 堀 輝

目次

はじめに 

本書の使い方 

Chapter 1 適応外使用

「適正使用」を心がけつつ、患者説明などにも配慮しよう(朝日智大,古郡規雄)

Chapter 2 抗精神病薬

適応が拡がるなか気分障害やせん妄、BPSDへの使用にも注目しよう(三浦 至)

Chapter 3 抗うつ薬

抗うつ薬の特徴を知り尽くして効果的に使っていこう(緒方治彦)

Chapter 4 リチウム

リスクと上手に向き合って効果的な治療につなげていこう(平川博文)

Chapter 5 抗てんかん薬

てんかん以外にも幅広い使い道のあることを確認しよう(冨田 哲)

Chapter 6 睡眠薬

薬剤群ごとの特徴や注意点を理解して不眠症治療を進めよう(高江洲義和)

Chapter 7 抗不安薬

ベンゾジアゼピン系薬剤は何に気をつけて使えばいいのか?(櫻井 準)

Chapter 8 ADHD治療薬

承認4剤の特徴を知ったうえで個々に適した治療を行おう(河野美帆,河野仁彦)

Chapter 9 認知症治療薬

患者や家族に寄り添った視点で薬剤治療を進めよう(飯田仁志)

Chapter 10 漢方薬

漢方薬の知識を整理して精神科治療の幅を広げよう(村岡寛之)

Chapter 11 副作用への対応

中止と継続、どちらにすべきか見極める力をつけよう(阿竹聖和)

【各章末】 ここにも注意!なトピックス

1 向精神薬の服用回数について(吉田和生)

2 第1世代抗精神病薬が有用なときとは?(石郷岡 純)

3 三環系抗うつ薬の活かし方(下田和孝)

4 妊産婦・授乳婦(菊地紗耶)

5 高齢者(馬場 元)

6 トラゾドン、ミアンセリン、ヒドロキシジンの使いどころ(竹内啓善)

7 精神疾患に対するタンドスピロンの有用性(岸 太郎)

8 児童・思春期(杉本篤言)

9 抗認知症薬は中止するもの?(吉野祐太)

10 肝機能障害(服部早紀)

11 腎機能障害(菅原裕子)

事項索引 

薬剤名索引 

おわりに 

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書籍情報

  • ISBN:9784880029412
  • ページ数:200頁
  • 書籍発行日:2025年7月
  • 電子版発売日:2025年7月2日
  • 判:A5変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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