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- いまさら聞けない入院基本料
商品情報
内容
「入院基本料」について看護管理初心者でも概要をつかめる一冊です。改定のつど厳格化が続く現在、病棟・病床の機能を理解し、看護業務との関連をスタッフに説明できるかが看護管理者の重要な役割になっており、本書がその一助になるでしょう。
序文
はじめに
診療報酬における看護サービスは、これまで形を変えながら評価されてきました。2000(平成12)年4 月より、入院環境料、新看護料、入院時医学管理料が統合・簡素化されて現在の入院基本料の考えかたとなりました。2006(平成18)年度の改定により、患者数に対する「雇用されている看護要員の数」の比率をベースとする看護配置の考えから、患者数に対する「各勤務帯で実際に勤務する看護要員の数」を要件とする看護配置へと変更されました。さらに2008(平成20)年度以降、一般病棟入院基本料の評価に看護必要度による患者の重症度が加わりました。すなわち、求められる看護サービス量に対する実質的な看護要員配置となり、看護サービスの評価が入院基本料でより明確に表されることとなりました。
看護にとってこのような重要な意味を持つ入院管理料は、現場の看護管理者がその意味を理解し、意識しながら看護提供を行うことが理想です。しかし、厚生労働省から示される施設基準等にかかわる資料は、解読するには時間と知識が必要で、十分に理解できないまま施設基準の調整を行っている看護管理者も少なくないのではないでしょうか。
本書は、そんな看護管理者、特に日々現場でベッドコントロール等を実践する看護師長に、入院基本料を理解し日々の看護管理を意味あるものにしていただきたいと思い、許斐正啓先生とともに整理しました。許斐先生は、副院長兼事務局長として、民間病院、公立病院の経営戦略に携わり、看護管理者とともに行う診療報酬の解釈を実際に行っておられます。その視点で、看護管理者に理解していただきたいことを中心に二人で整理をいたしました。メディカ出版の野坂直子様には、「ビョウショウくん」を用いて、「わかりやすい」「見やすい」「楽しく読める」をモットーに構成等に工夫を頂きました。
本書が、現場の看護管理者の方々にとって改めて看護サービスを考える機会となり、根拠を持った患者のための病棟管理、病院機能を意識した病院経営への活用につながれば幸いです。
2025 年6 月
関西看護医療大学
箕浦 洋子
目次
・著者紹介
・はじめに
【1章 入院料等と入院基本料】
1 診療報酬体系と入院基本料
2 入院料はどんなことへの対価なのか
3 特定入院料や入院基本料等加算と入院基本料との関係
4 入院基本料の種類
5 入院料等を算定するための7つの基準
6 特定入院料の種類
7 入院基本料の単位である「病棟」とは?
8 知っておきたいDPCのこと
【2章 主な入院基本料】
1 主な入院基本料はどのような運用を意図されているのか
2 一般病棟入院基本料の特徴
3 急性期一般入院基本料の点数のしくみ
4 地域一般入院基本料の点数のしくみ
5 療養病棟入院基本料の特徴
6 療養病棟入院基本料の点数のしくみ
7 地域包括医療病棟、地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟の入院料
【3章 主な算定要件】
1 「入院診療計画の基準」に求められること
2 「院内感染防止対策の基準」に求められること
3 「医療安全管理体制の基準」に求められること
4 「褥瘡対策の基準」に求められること
5 「栄養管理体制の基準」に求められること
6 「意思決定支援の基準」に求められること
7 「身体的拘束最小化の基準」に求められること
8 「看護記録」に求められること
9 「看護要員の配置」とはどんな決まりなのか
10 「夜間の看護要員の配置」とはどんな決まりなのか
11 「医師数」とはどんな決まりなのか
12 「平均在院日数」とはどんな決まりなのか
13 「在宅復帰率」「在宅復帰・病床機能連携率」とはどんな決まりなのか
14 「重症度、医療・看護必要度」に求められること
15 「医療区分・ADL区分」とはどんな決まりなのか
【4章 加算・減算】
1 「入院基本料等加算」の性格
2 入退院支援加算
3 看護配置加算、急性期看護補助体制加算、看護補助加算
4 医療安全対策加算
5 感染対策向上加算
6 認知症ケア加算、せん妄ハイリスク患者ケア加算
7 要件を一時的に満たせなかったら
【5章】
対談 看護管理者に必要な「先読み力」と「伝える力」
病院幹部、事務部門とタッグを組むために
・おわりに
・索引
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書籍情報
- ISBN:9784840484527
- ページ数:144頁
- 書籍発行日:2025年8月
- 電子版発売日:2025年7月23日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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