脳卒中看護ケアマニュアル<ケアマニュアルシリーズ>

  • ページ数 : 336頁
  • 書籍発行日 : 2015年12月
  • 電子版発売日 : 2025年8月19日
¥5,060(税込)
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商品情報

内容

脳卒中患者の救急搬送から退院までを想定し、看護師が何を観察して判断し、どんなケアやリハビリテーションを行うべきか根拠とともに丁寧に解説。 疾患の解説では疾患ごとに病態関連図がついているため、検査・診断・治療・看護の流れをイメージしやすい。 脳卒中看護に求められる知識とケアを網羅した必携のマニュアル本。

◆その他のケアマニュアルシリーズ:循環器(第2版)呼吸器消化器透析小児

序文

巻頭言


中山書店から『脳卒中看護ケアマニュアル』が刊行されることになり,小生は医学監修を担当させていただいた.本マニュアルは,中山書店から2009年に刊行された『循環器看護ケアマニュアル』の姉妹本である.こちらは大変な好評を博し,2013年に第2版が刊行された.ただし,対象疾患は心臓病と大血管疾患に限られていた.

1977年に創立された国立循環器病研究センター(以下,国循)は,脳卒中を含む循環器病の究明と制圧を「理念」に掲げてきた.すなわち脳卒中は,心臓病・大血管疾患と並ぶ国循の主要なターゲット,国民の強敵の一つなのである.そのため,創立翌年の1978年には,国内初の脳卒中集中治療室( stroke care unit:SCU )が開棟し,翌79年に脳外科系集中治療室( neurosurgical care unit:NCU)が分離独立した.世界に類を見ないSCU・NCU体制を軸とし,脳血管・神経内科と脳神経外科,脳血管リハビリテーション科からなる統合的脳卒中診療が始まった.1979年5月に国循レジデント生活を始めた小生は,国循の歴史と自らの脳卒中医人生とがほぼ完全に重なっている.

現在,超急性期血栓溶解療法の実施を主目的とした一次脳卒中センター(primarystroke center:PSC),これに外科治療,血管内治療等の大戦力を加えた総合脳卒中センター(comprehensive stroke center:CSC)の整備が,欧米を中心に進められている.国循の脳卒中診療体制は,創立当初よりCSCの条件を満たしており,その先駆性,革新性には驚くばかりである.

こうしたなか,中山書店から本書が刊行されることは喜ばしい.国循には,日本看護協会の「脳卒中リハビリテーション看護認定看護師」の有資格者が数名活躍中である.従来からの「国循専門看護師制度(cerebral and cardiovascular expertnurse:CVEN)」とあわせ,傑出した脳卒中専門看護戦力を有している.他施設からの専門研修者も多い.その看護部が総力を挙げて執筆,編集した本書は,内容も極めて充実している.看護テキストとしてはもちろん,医師,薬剤師,リハビリテーションスタッフ等が手にしても,満足度の高いレベルに仕上がっている.

脳卒中は死亡率こそ第4位に低下したが,要介護の原因としてはなお第一を占めている.要する医療・介護費用も突出している.超高齢社会の進行に伴い,高齢患者のさらなる増加が予想されている.国循脳血管部門で実践されている脳卒中専門看護が,本書を通じて国内に普及し,脳卒中との壮絶な闘いに,最後は勝利をもたらすことを信じてやまない.


2015年10月

国立循環器病研究センター 副院長  峰松 一夫



はじめに


国立循環器病研究センター(以下,国循)は,1977年7月,がんに次ぐ死因の循環器病の克服を目的に厚生省(現厚生労働省)直轄のナショナルセンターとして日本で2番目に開設,2010年4月には独立行政法人に移行し,5年後の2015年4月に国立研究開発法人に改められました.設立以来国循は,脳と心臓をトータルに扱う国立高度専門医療研究センターとして,心臓血管部門と脳血管部門のプロフェッショナルの集団が連携して,超急性期の最先端の医療を実践しています.

本書は,2009年に発刊された心臓血管系領域の『循環器看護ケアマニュアル』の姉妹本として,「脳」領域に焦点を当て,脳卒中関連5学会の総力を挙げて作成された「脳卒中治療ガイドライン2015」を基本におき,脳卒中の基礎知識,標準看護計画(観察項目,ケア項目,指導項目)を整理したものであります.本書の特徴は,長い文書を避け,イラストや図・表をたくさん使用し,TOPICS,ここが重要,Columnなどの表示をふんだんに工夫し,治療や看護の内容をわかりやすくしてあるところです.また,構成立てを,救急搬送時の看護,疾患別看護,治療別看護,症状別看護,脳卒中患者を支える看護,脳死患者の看護とすることで,より実践で活用しやすいようにしております.

本書は,国循の専門看護師である脳CVEN(cerebral and cardiovascular expertnurse ),脳卒中リハビリテーション看護認定看護師をはじめとした国循のエキスパートナースたちが,これまでの集大成としてまとめた財産でもありますが,全国の脳卒中医療に携わる看護師の皆さんにとっての実践の手引きとしてお役に立てば幸いです.

最後に,本書の執筆・監修にご尽力いただきました峰松副院長をはじめとした脳部門の諸先生方に感謝申し上げます.


2015年10月

国立循環器病研究センター看護部長 伊藤 文代

目次

1章 脳卒中の基礎知識

2章 救急搬送時の看護

3章 疾患別看護

4章 治療別看護

5章 症状別看護

6章 脳卒中患者を支える看護

7章 臓器・組織提供と看護    

付録 英略語一覧

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書籍情報

  • ISBN:9784521742960
  • ページ数:336頁
  • 書籍発行日:2015年12月
  • 電子版発売日:2025年8月19日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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