精神・心理機能評価ハンドブック

  • ページ数 : 528頁
  • 書籍発行日 : 2015年6月
  • 電子版発売日 : 2025年8月2日
¥14,300(税込)
m3.com 電子書籍ポイント: 最大 260pt ( 2 %)
m3ポイント:1%相当
point-info
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

臨床や研究で用いられることの多い約200の精神・心理機能評価法につき、その概要,有用性と限界、各評価法の施行目的、具体的な評価方法、および施行上の注意、解釈に際しての注意を的確に解説した。 精神科領域,心理領域の臨床や研究の場で,心理測定法や症状評価法を施行する際の指針となる書。

序文

発刊にあたって

人の特徴を表すためには,さまざまな尺度がある.たとえば,身長や体重でその特徴を表すこともあれば,心理測定や症状評価によって,その人をとらえようとするなど,さまざまな方法がある.しかし,いずれの方法を用いたとしても,その評価は対象の一側面を表現しているのにすぎず,その評点によって,対象のすべてを表すことができないことは極めて当然のことである.

近年,さまざまな心理測定法や症状評価法が開発され,研究や臨床場面で用いられることが多くなったことは,状況を客観的に評価するという意味では喜ばしいことである.しかしその一方で,ICD やDSM といった国際診断基準が導入された結果,ややもすれば,操作的な評価点や評価項目の数で対象のすべてが把握できるかのような誤謬に陥る向きもなきにしもあらずである.このような風潮は,操作的診断法に慣れ親しんだ今,ことのほか顕著になりつつあるように思われる.

人を理解することにおいて,それぞれの測定法や評価法に表れた数値や項目の裏にある人間そのもの,あるいは背景にある病理・病態に思いを致すことの重要性は,いささかも減じることはない.というよりは,今の時代だからこそ,いっそう評価点や評価項目の背景にある,対象者の生育歴やおかれた環境,抱える課題,現在の症状や症状発現の病理に思いを致しながら,心理測定や症状評価の結果を読み取る重要性が高まっている,といってよいであろう.

このたび刊行することになった,「精神・心理機能評価ハンドブック」の前書きとしてはいささか逆説的ではあるが,それはわれわれがそれぞれの評価法の意味や,その評価法がどのような側面を評価しているかを熟知して,その結果を正しく使うことが,より深いこころのあやを読み解くことになるとの思いからである.

この本の編集にあたっては,精神科領域,心理領域で用いられることの多い検査法・評価法について,それぞれの領域ごとに担当編集者をおき,その下で,最も適切と思われる執筆者を選び,その概要,有用性と限界について通覧したうえで,臨床や研究の場でどのように用いるのが適切かを記述していただいた.

臨床評価法に関する決定版ともいうべき本書が,ひとのこころを読み解く適切な方法の一助となることを願っている.

おわりに,本書の上梓が可能となったのは,執筆者のご尽力はもとより,出版の趣旨をよく理解し,協力いただいた中山書店の平田直社長,ならびにたくさんの執筆者から優れた原稿をいただくために尽力された同社の編集部によるものと,ここに感謝申しあげます.


平成27年5月

山内俊雄
鹿島晴雄

目次

I.臨床評価法総論

II.知的機能の評価法

III.記憶機能の評価法

IV.その他の高次脳機能の評価法

言語(失語)

行為(失行)

視覚・視空間認知

注意(選択性・分配性・持続性注意)

遂行機能

意思決定課題

表情・情動判断その他

V.パーソナリティの評価法

質問紙法

投映法

作業法

VI.精神発達の評価法]

VII.精神症状の評価法

A. 健康調査ならびに精神科診断に関連した臨床評価

B. 神経症領域に関連した臨床評価法

C. 行動障害・自閉症・子どもの発達

D.気分障害に関連した臨床評価法

E.統合失調症に関連した精神症状評価

F.脳器質障害に関連した臨床評価法

G.物質依存ならびに薬の副作用に関連した臨床評価法

H.全般的評価

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:34.5MB以上(インストール時:109.5MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:138.1MB以上

  • android icon

    AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:34.5MB以上(インストール時:109.5MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:138.1MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784521741925
  • ページ数:528頁
  • 書籍発行日:2015年6月
  • 電子版発売日:2025年8月2日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍アプリが必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。