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- 脳神経外科速報2025年増刊 脳神経外科の手術器具&機器UPTODATE
商品情報
内容
序文
はじめに
本書をご覧いただいている先生方は,ご自身が日常的に使用する手術器具や機器にどの程度の“こだわり”をおもちだろうか.
私は,自分の術式において,それぞれの工程ごとに使用する器具を選択しており,出張手術などで普段と異なるセッティングを強いられると少なからずストレスを感じるほうである.ベストパフォーマンスを発揮するためには,自身が信頼する器具を揃えることが不可欠だと考えている.一方で,そのこだわりは,いつの間にか“時代遅れ”に陥るリスクもはらんでいる.術者として常に新しい器具や機器にアンテナを張り,可能であれば自らのアイデアを反映した機器開発にもかかわる姿勢が必要であろう.
今回,本書の編集を担当するにあたり,自らの手術手技や器具選定を見直す非常によい機会をいただいた.本書の前身である脳神経外科速報2017年臨時増刊『脳血管外科 手術器具&機器』では,「脳血管外科における手術器具・機器の医師目線でのカタログ」をコンセプトに,実臨床に根差した内容が多く掲載された.本書ではその基本方針を踏襲しつつ,時代の進展を反映させるべく,新たなテーマも盛り込んだ.2017年当時には外視鏡・内視鏡手術に関する記事が皆無であったが,この8年の間に映像技術は飛躍的に進歩し,鏡視下手術の導入によって手術環境に変化が生じた.本書では,こうした変化を反映させるべく,新たな執筆者による記事を多数追加した.一方で,2017年臨時増刊で取り上げた器具・機器のなかには,今なお第一線で活用されているものも多く,そうした内容については前回と同じ執筆者によるアップデートをお願いした.
本書では,器具・機器そのものにとどまらず,それらを活用する手術環境やトレーニングの在り方,さらには未来の脳神経外科手術像にまで視野を広げて構成したつもりである.若手脳神経外科医にとっては知識の整理と深化の一助に,ベテラン術者の先生方にとっては自身の術式を振り返る契機となれば望外の喜びである.
最後に,本書の編集にあたって,同世代の術者として常に刺激を受けてきた大宅宗一先生とともに執筆・編集作業を分担できたことを,たいへん光栄に思う.この場をお借りして心より御礼申し上げたい.
東北大学大学院
医学系研究科神経外科学分野
遠藤英徳
目次
【1章 セッティング】
・1 手術テーブル
・2 頭部固定器・脳べら固定器・シリンダー手術の固定
・3 手術顕微鏡① KINEVO(カールツァイスメディテック)
・4 手術顕微鏡② ライカ ARveo 8(ライカマイクロシステムズ)
・5 手術顕微鏡③ MM77(三鷹光器)
・6 内視鏡① 硬性鏡
・7 内視鏡② 軟性鏡
・8 外視鏡① VITOM 2D/3D/Eagle(カールストルツ)
・9 外視鏡② ORBEYE(オリンパスメディカルシステムズ)
・10 ヘッドマウントディスプレイ:3D View Vision(エフ・エー・システム・エンジニアリング)・Weaps(ホギメディカル)
手術器具&機器の製作秘話
内視鏡固定具エンドアーム
【2章 手術器具・医用材料】
・1 超音波吸引手術装置・ハイスピードドリル
・2 バイポーラ
・3 はさみ(マイクロ剪刀):上山式マイクロ剪刀(ムラマサ)
・4 ピンセット(鑷子)
手術器具&機器の製作秘話
黒田式マイクロピンセットとクリップ,クリップ鉗子の開発
・5 吸引管
・6 持針器
・7 クリップ① 杉田クリップ(ミズホ)
・8 クリップ② ヤサーギルクリップ(ビー・ブラウンエースクラップ)
・9 クリップ③ Dクリップ(ピーターラジック)
・10 手術用縫合糸
・11 人工硬膜
・12 人工骨
・13 チタンプレート・吸収性プレート・吸収性クランプ
・14 止血材
手術器具&機器の製作秘話
バイパス手術におけるニードルアトラクターの開発
【3章 手術支援・教育・記録】
・1 シミュレーション① GRID(Kompath)
・2 シミュレーション② SYNAPSE VINCENT(富士フイルム)
・3 シミュレーション③ ziostation2/ziostation REVORAS(ザイオソフト)
・4 ナビゲーション① ステルスステーション(日本メドトロニック)
・5 ナビゲーション② Curve2(ブレインラボ)
・6 ビデオ編集① OPeDrive(OPExPARK)
・7 ビデオ編集② iMovie(Apple)
・8 イラストレーション:Layered Digital Illustration法
・9 トレーニング① 内視鏡操作
・10 トレーニング② 前床突起切除・海綿静脈洞開放・錐体骨削除モデル
手術器具&機器の製作秘話
KEZLEX
【4章 最新設備】
・1 脳血管内治療における遠隔診療の現状と展望
・2 ロボット支援手術:da Vinci Xiを用いたバイパス手術 ─cadaveric study─
・3 手術支援ロボット:能動的定位装置
・4 情報統合型手術室
・5 術中神経モニタリング
手術器具&機器の製作秘話
AIリアルタイム立体視映像生成システム
・はじめに
・監修・編集・執筆者一覧
・本書掲載の製品について
・おわりに
・WEB動画の視聴方法
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書籍情報
- ISBN:9784840486057
- ページ数:272頁
- 書籍発行日:2025年10月
- 電子版発売日:2025年9月17日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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