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- 改訂2版 Dr.讃岐のツルっと明解! 周術期でよくつかう薬の必須ちしき
商品情報
内容
序文
改訂2 版「講義を始める前に」
本書は、麻酔科で扱う薬の難解さや複雑さを、実際のライブ講義を収録し、そのまま話し言葉で書き起こすことで、「まるで人気セミナーをその場で聞いているように再現する」ことをコンセプトとしています。単に薬の名前や作用・副作用を機械的に暗記するのではなく、「臨床現場ではどう使うか」「なぜそのように使うのか」といったリアルな感覚を、あたかも著者が目の前で語りかけるように伝えたい――。そんな思いで執筆したのが本書の初版でした。
2016年の初版刊行以来、「難しい薬剤の話がすらすら頭に入ってくる」「薬の使い方が腑に落ちる」「今までになくわかりやすい」といった反響を多数いただきました。実際、ある研修医の先生からは「本書のおかげで鎮静薬の使い方に自信が持てました」という声が寄せられました。また、ベテランの看護師さんからも「麻酔科医の先生の指示の意図が理解できるようになり、不安なく薬剤を準備できました」との感想をいただき、現場での不安が軽減したそうです。このように本書は、麻酔科医はもちろん、看護師、薬剤師、臨床工学技士といった幅広い医療スタッフに親しまれ、「臨床現場に最も近い薬剤書籍」として支持をいただきました。
初版刊行から約9年が経過し、その間に周術期薬を取り巻く環境も大きく変化しました。たとえば新しい静脈麻酔薬レミマゾラムの登場や、エビデンスの更新に伴い各種ガイドラインが改訂されるなど、この9年で現場の常識も様変わりしました。今回の改訂2版では、そうした新薬や最新ガイドラインに基づく内容を盛り込み、新しい知見を反映しました。同時に、初版の最大の魅力である「話し言葉によるライブ感」はそのままに、構成と言い回しをブラッシュアップし、要点がよりクリアに伝わるようにしました。
本書を通じて周術期薬に関する理解がさらに深まり、看護師や研修医の皆さんをはじめ、周術期医療に携わるすべての職種の方々にとって、明日の臨床現場で少しでもお役に立てれば幸いです。
2025年8月
NHO 呉医療センター 臨床研究部長・中央手術部長・麻酔科科長
讃岐 美智義
目次
導入編 薬は「使うときの状況」を知らないとダメ!
「薬を使う状況を理解する」ことの大切さ/周術期薬を理解した看護師の存在に期待が集まっている/分類ごとに理解すれば薬の学び効率アップ!
1時間目 麻酔とセデーションを理解する! ~麻酔薬・鎮静薬・鎮痛薬~
現代の麻酔は鎮静、鎮痛、筋弛緩の3つで行っている/そもそも、「麻酔」って?/全身麻酔はバランス麻酔で行う/バランス麻酔を行う。そのとき、何を考える?/セデーションにはさまざまな深さがある/鎮静の深さを見極められるようになろう/鎮静薬と鎮痛薬の併用が現代の麻酔の真骨頂/麻酔の頻出用語「MAC」とは?/鎮静薬の作用/鎮静薬を早く安全に効かせるには?
2時間目 鎮静薬をマスターする!①
鎮静薬 プロポフォール(ディプリバン®):前編/TCIポンプと通常のシリンジポンプ:前編/鎮静薬 プロポフォール(ディプリバン®):中編/TCIポンプと通常のシリンジポンプ:後編/鎮静薬 プロポフォール(ディプリバン®):後編/鎮静薬 バルビツレート(イソゾール®、ラボナール®など)/吸入麻酔薬 セボフルラン(セボフレン®)/吸入麻酔薬 デスフルラン(スープレン®)/鎮静薬・吸入麻酔薬 笑気/「血液/ガス分配係数」とは?
3時間目 鎮静薬をマスターする!②
鎮静薬 ミダゾラム(ドルミカム®)/鎮静薬 レミマゾラム(アネレム®)/鎮静薬 デクスメデトミジン(プレセデックス®)/鎮痛薬 レミフェンタニル(アルチバ®)/鎮静薬 ケタミン(ケタラール®)/鎮痛薬 フェンタニル/BISモニターをマスターしよう!
4時間目 術前:麻酔はもう始まっている!? ~中止薬・継続薬・補充薬~
術前の評価1:すべての患者に対する評価/術前の評価2:合併症のある患者に対する評価/服用薬もチェックしておこう/全身状態はどうやって見る?/常用薬をマスターする。その前に/既往歴のチェックポイントは?/常用薬をマスターする1~タバコとお酒~/常用薬をマスターする2~中止薬~/常用薬をマスターする3~継続薬~/常用薬をマスターする4~補充薬~
5時間目 術中①:めざすは循環の維持!~昇圧薬~
昇圧薬とは?/昇圧薬 エフェドリン/昇圧薬 フェニレフリン(ネオシネジン)/昇圧薬 ドパミン(イノバン®)/昇圧薬 ドブタミン(ドブトレックス®、ドブポン®)/昇圧薬 ノルアドレナリン(ノルアドリナリン®)/昇圧薬 E入りキシロカイン/昇圧薬 アドレナリン(ボスミン®、アドレナリン0.1%注)/ガンマを理解しよう
6時間目 術中②:めざすは循環の維持!~輸液(1)~
低血圧について考えてみよう/循環を維持する:輸液をマスターしよう
7時間目 術中③:めざすは循環の維持!~輸液(2)~
循環を維持する:代表的な輸液製剤をおさえよう/循環を維持する:貧血を乗り越える!/循環を維持する:輸血をマスターしよう
8時間目 安全な手術について考えてみよう
チェックリスト、使ってますか?/サージカルAPGARスコア(SAS)をマスターしよう
9時間目 筋弛緩薬をマスターする!
筋弛緩薬はどのように効くのか?/筋弛緩薬 ロクロニウム(エスラックス®)/筋弛緩薬 スキサメトニウム(レラキシン)/リバース薬(拮抗薬)を理解する/筋弛緩モニターを読み取る
10時間目 術後①:降圧薬と抗不整脈薬を マスターする!
十分な観察と知識で術後を安全に!/降圧薬をマスターする!/抗不整脈薬をマスターする!/みんなが知りたい麻酔の組み合わせ:全身麻酔と区域麻酔
11時間目 術後②:安全な術後を過ごすために ~アルドレートスコア・シバリング・PONV~
改変アルドレートスコアをマスターしよう/これを知っていれば、シバリングも怖くない!/PONV(術後の悪心・嘔吐)の原因と対策/モニターと酸素でシバリング・PONV対策を!/みんなが知りたい麻酔の組み合わせ:術後の鎮痛と鎮静
12時間目 術後③:合併症予防と早期離床に向けて ~術後鎮痛薬・局所麻酔薬~
術後鎮痛は複数の薬で行う/術後鎮痛薬 NSAIDs/術後鎮痛薬 アセリオ®/そのほかの術後鎮痛薬/術後の局所麻酔薬をマスターしよう/副作用を評価する/患者と看護師の負担を軽減する医療機器「PCA」/鎮痛スコア:痛みからの回復を測定し、記録する/決定版!術後管理
引用・参考文献
索引
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書籍情報
- ISBN:9784840488495
- ページ数:344頁
- 書籍発行日:2025年10月
- 電子版発売日:2025年9月27日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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