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- たった1日でよい医学論文を書く方法 IF5以上に通す実践論
商品情報
内容
序文
はじめに
・「論文を書くのに時間がかかってしょうがない」
・「学会発表から論文執筆になかなか至らない」
・「指導教官からなかなかOKが得られない」
このような悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか。私がまさにそのような悩みを抱えていたので、気持ちは痛いほどよくわかります。
今まで筆頭著者として臨床・疫学研究を50本以上書いた身としてはっきりと言えることは、論文を書くのに時間はいらない、ということです。
むしろ時間をかけるべきではありません。いかに「一気通貫」で書けるかが重要で、そのための考え方をなるべく早く学ぶべきだと強く思います。
そして、論文を書くにあたり、「きちんとした医学雑誌」に掲載させることが重要です。劣悪なハゲタカジャーナルが激増している現在、「とりあえず論文をどこかの雑誌にpublishする」意義は、ほとんどなくなっています(むしろマイナスともなり得ます)。一方、雑誌の査読や編集をしていて感じることは、ほとんどの論文に「改善すべき穴」があり、それを塞ぎさえすれば論文の見栄えはかなり良くなる、ということです。
本書の内容を意識し始めてから、私の論文の質と生産性は明らかに上がりました(次項のグラフ)。
論文執筆に関する良書はすでにいろいろとありますが、本書は私が生産性を上げるために培ってきた独断と偏見に基づいて執筆したものであり、とてもユニークな仕上がりになっています。臨床研究において日本トップクラスの市中病院である土浦協同病院循環器内科、観察研究の解析法を中心に学んだハーバード大学院博士課程、予防領域のランダム化試験を専門としているブリガム アンド ウィメンズ病院予防医療科で学んだ知識・経験のエッセンスをもとに、役に立つことだけに厳選して書きました。
第1編(戦略を立てる)と第2編(研究を一気に完成させる)からなる4部構成で、論文執筆・投稿の初学者から中級者が「質の高い論文のfirstdraftを最速で書く手段」を余すところなく紹介しています。
まず、第1編の第1部は論文執筆の心構えや揃えるべきものに焦点を当てています。近年AIの進歩が著しく、それらをうまく活用することは有用ですが、AIに依存し切らない適度な距離感が大事です。第2部で具体的な戦略を練ります。英語の具体的な表現方法も、自作したリストをもとに紹介します。本書の前半となる第1編は「読み物」としてすいすい読み進められるよう、それでいて重要なポイントは心に残るよう、工夫して書きました。
後半の第2編の第3部では、具体的な仮想のプロジェクトをベースに、R言語で解析します。R言語のコードを主に解説していきますが、R言語に慣れていない方でもわりやすいよう解説しました。なお、臨床研究においては、R言語はほぼ必須技能となってきています。第4部では、その仮想プロジェクトの論文を実際に書いていきます。IntroductionからDiscussionまで、それぞれの文章を書く際に考えるべきことを網羅しています。第2編で紹介した論文例は、そのまま多くの臨床研究のプロジェクトで応用できるように作成しており、解析をしたり英文を書く際に、まるごと参考となるはずです。
研究者や博士課程の方だけでなく、臨床研究に携わる医師・コメディカルの方、アカデミアを目指す医学生の方、医学研究に関わる企業・自治体の方、「論文執筆」に関わる全ての方にお役立ていただけるとうれしい限りです。ぜひ、本書を通じて論文執筆のハードルが下がり、たくさんの良いアイディアが論文化しますよう、心から祈っています。
2025年8月吉日
著者 濱谷陸太
目次
第1編:戦略を立てる
第1部 最速で最高の論文を書くための準備
1章 論文を書くのに理由はいらない。戦略はいる
2章 IF(インパクトファクター)5以上のジャーナルを目指す理由
3章 全集中する環境を作る
4章 無料で使えるツールを揃える
5章 editorの気持ちを理解する
6章 データとチームの重要性を過小評価しない
コラム1 前向き研究と後ろ向き研究
第2部 最速で最高の論文を書くための戦略
7章 テーマ選びで全てが決まる
8章 研究目的を超はっきりさせる
9章 他人がわからないだろうことは丁寧に説明する
10章 研究デザインを120%明確にする
11章 解析で点数を稼ぐ
12章 英語で負けるな
コラム2 適切なジャーナルを選ぶ
第2編:研究を一気に完成させる
第3部 まずFigureとTableを作成する(ワークタイム:4時間)
13章 1日で解析とドラフト執筆はできる
14章 データの前処理
15章 Descriptiveな解析
コラム3 SDとSEの違い
16章 メインの解析は複数のモデルで行う
17章 追加解析で面白い仮説を
18章 感度分析は妥協しない
第4部 上から順に論文を書いていく(ワークタイム:10時間)
19章 Introductionに最も気合いをいれる
コラム4 CVDリスク予測は臨床的に重要か?
20章 Methodsは効率的に書く
21章 ResultsにはResultsだけを書く
22章 Discussionは「この研究」からブレない
23章 AIで最終調整を行う
付録「論文関連用語集」「論文で使いたいが思い浮かびにくい英語フレーズ」
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書籍情報
- ISBN:9784621311912
- ページ数:192頁
- 書籍発行日:2025年10月
- 電子版発売日:2025年10月17日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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