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- 新OS NEXUS No.16 足部・足関節の手術[Web動画付]
商品情報
内容
序文
序文
この度,『新OS NEXUS No.16 足部・足関節の手術』を刊行する運びとなりました。本シリーズは「専攻医が経験すべき手術」を基本理念として企画しており,日常診療で遭遇する頻度の高い術式から,より専門的で高度な技術を要する術式までを網羅的に取り上げています。
足部・足関節は人体において荷重を担う関節群であり,多関節が複雑に連動しながら歩行やバランス保持に寄与するという特異な機能的特徴を有します。そのため,病態は多岐にわたり,治療法も保存療法から骨切り術,関節固定術,人工関節置換術に至るまで多様な選択肢が存在します。加えて,手術適応の判断や術式選択には解剖学的理解と生体力学的考察を統合することが不可欠であり,包括的な視点が求められる領域といえます。
本号では,足関節疾患に対する再建術として,低位脛骨骨切り術,人工足関節置換術,さらに人工距骨併用や外側進入法といった近年注目されている手技を取り上げ,詳細な手術手技と注意すべきピットフォールについて解説いただいています。また,関節固定術,外反母趾,リウマチ性疾患から軟部組織の手術に至るまで多くの術式を体系的にまとめています。これにより,診断から治療選択,さらには術後のリハビリテーションを見据えた包括的理解が得られる内容となっています。毎号取り上げている「基本的手技」については,先天性内反足の治療に加えて,陥入爪,下肢切断術といった,日常診療で遭遇する機会が多いにもかかわらず,整形外科の教科書で取り上げられることが少ない術式についても扱うこととしました。
いずれの項目も手術適応や術中の工夫,合併症対策など,若手医師が直面しやすい疑問に応える実践的記載となっており,専攻医にとって格好の学習資料であると同時に,熟練した術者にとっても自身の手技を再考する契機となることを期待しています。特に,基本手技と発展的手技を同一巻に収載することで,学習の連続性と体系性が強調され,臨床教育の観点からも極めて有益な構成となっていると考えています。
最後に,本号の刊行にあたりご執筆を快諾いただいた先生方に心より御礼申し上げます。本シリーズが足部・足関節外科の診療と教育の一助となり,さらには本領域における学術的発展に寄与することを願っております。
2025年9月
京都大学大学院医学研究科整形外科学教授
松田秀一
目次
足部・足関節の手術
低位脛骨骨切り術 原口直樹
人工足関節置換術 山本哲也ほか
人工距骨を併用した人工足関節置換術 黒川紘章
外側進入型人工足関節置換術 矢野紘一郎
直視下関節固定術 生駒和也
鏡視下足関節固定術 寺本篤史
外反母趾に対する手術療法①:近位骨切り術 嶋 洋明
外反母趾に対する手術療法②:骨幹部骨切り術 平尾 眞
外反母趾に対する手術療法③:遠位骨切り術(最小侵襲手技) 関 広幸
リウマチ性疾患の前足部手術 伊藤 宣
足関節外側靱帯損傷に対する手術 吉村一朗
アキレス腱断裂に対する直視下手術 杉本和也ほか
アキレス腱断裂に対する経皮手術 千田秀一ほか
有痛性外脛骨に対する手術 田中博史
難治性足底腱膜炎に対する足底腱膜部分切離術 安井洋一ほか
後方インピンジメント症候群に対する手術療法 下園由泰
基本的手技
先天性内反足の治療:Ponseti法 薩摩眞一
陥入爪 米澤幸平ほか
下肢切断術 田中洋平
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書籍情報
- ISBN:9784758321662
- ページ数:184頁
- 書籍発行日:2025年11月
- 電子版発売日:2025年11月1日
- 判:A4判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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