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- どう診る? 小児感染症—抗菌薬・抗ウイルス薬の使い方<小児診療Knowledge&Skill 2巻>
商品情報
内容
小児科診療において感染症治療は抗菌薬や抗ウイルス薬の基礎的知識が不可欠である。一方で感染症には多様なバリエーションがある。エビデンスやガイドラインに忠実に従うだけでは対応が困難な場面に遭遇したときにどう対応するか?―本書は単なる知識の羅列ではなく、読者が明日の診療で「どう考え、どう動くか」の手がかりとなるような情報を厳選して収載した。
日常診療に役立つ基礎と実践のポイントを簡潔に、“要点のみ” 詳説しました。
最新の知見や情報の整理に必携の <小児診療 Knowledge & Skill>シリーズ 2巻目。
序文
序
小児科診療において感染症が占める割合は多く,治療にあたっては抗菌薬や抗ウイルス薬の基礎的知識は不可欠である.一方で感染症には多様なバリエーションがあり,エビデンスやガイドラインに忠実に従うだけでは対応が困難な場面にしばしば遭遇する.特に小児科では,患者の年齢や発達段階,基礎疾患の有無,家族歴や生活背景までが診療判断に大きく影響し,標準化された指針をいかに現場に適用するかという点で,臨床医の判断力が問われる.
本書は,ガイドラインや科学的根拠(エビデンス)を基盤としつつ,それだけでは手の届かない現場の実情に寄り添い,エキスパートオピニオンを織り交ぜることで,より実践的かつ応用可能な知見の提示を目指している.若手医師にとっては診療の指針として,経験豊富な医師にとっては実践を再確認し,深化させるヒントとなるだろう.
1 章では,抗菌薬・抗ウイルス薬を使いこなすうえでの基本的な知識,薬剤選択と用法・用量の考え方,PK/PD 理論,予防投与,多剤耐性菌や薬剤アレルギーへの対応,新薬の位置づけとその使い方など,現代の抗微生物薬治療に必要な「知(Knowledge)」を整理する.また,2 章では,代表的な感染症を取り上げ,疾患ごとの診断と治療における判断のポイントや,教科書には載りにくい実践的な着眼点を「技(Skill)」として紹介する.
本書では,単なる知識の羅列ではなく,読者が明日の診療で「どう考え,どう動くか」の手がかりとなるような情報を厳選して収載した.抗菌薬・抗ウイルス薬の使用において,エビデンスに基づいた合理的判断と,経験に根ざした柔軟な対応力の双方を磨く一助となれば幸いである.
2025年7月
宮入 烈
浜松医科大学小児科学講座 教授
目次
1章 抗微生物薬使用のための基本的知識
小児期感染症の診断と治療の基本 杉野充伸,水野真介,笠井正志
抗菌薬概論 宮入 烈
多剤耐性菌の治療(MRSA,ESBL,AmpC,CRE) 大宜見 力
抗菌薬の用法・用量 庄司健介
特殊な状況における抗菌薬の用法・用量 庄司健介
抗菌薬アレルギー 加藤由希子
小児の抗微生物薬の剤形と服用性 齊藤順平
抗ウイルス薬の考え方と使い方 宮入 烈
迅速診断の使い方 芝田明和
培養の基本 日馬由貴
抗菌薬・抗微生物薬の予防投与 松井俊大
2章 感染症と薬の選び方・使い方
かぜ症候群 田中敏博
フォーカス不明の発熱
乳児の発熱 倉持 由
不明熱 車 健太
発熱性好中球減少症 磯部裕介
上気道感染症
溶連菌性咽頭炎 宇田和宏
扁桃周囲膿瘍・深頚部膿瘍 舟越葉那子
歯性感染症 荒木かほる
喉頭蓋炎・クループ 荒木孝太郎
下気道感染症
百日咳 吉田美智子
肺炎(ウイルス,細菌,マイコプラズマ) 大石智洋
誤嚥性肺炎 小川英輝
呼吸器系ウイルス感染症
インフルエンザ 磯部裕介,宮入 烈
RS ウイルス感染症 伊藤健太
COVID—19 勝田友博
ウイルス感染症
EB ウイルス感染症 山田全毅
感覚器感染症
急性中耳炎 永田理希
乳様突起炎 永田理希
鼻副鼻腔炎 前田稔彦,前田雅子,矢野寿一
眼周囲蜂窩織炎・眼窩蜂窩織炎 大竹正悟
中枢神経感染症
細菌性髄膜炎 伊藤雄介
硬膜下膿瘍・硬膜外膿瘍,脳膿瘍 鈴木道雄
急性脳症・脳炎 髙梨潤一
皮膚・軟部組織感染症
表在性皮膚感染症 手塚宜行
深在性皮膚感染症 手塚宜行
水痘・帯状疱疹 莊司貴代
骨・リンパ感染症
リンパ節炎 中村幸嗣
骨髄炎 村井健美
化膿性関節炎 村井健美
消化器・泌尿器感染症
感染性腸炎 津川 毅
抗菌薬関連腸炎 古市宗弘
胆管炎・肝膿瘍 相葉裕幸
肝炎 近藤宏樹
虫垂炎・腹膜炎 梅山知成,渡辺稔彦
尿路感染症 大西卓磨
心血管感染症
感染性心内膜炎・心外膜炎 上野健太郎
心筋炎 石川貴充
新生児期の感染症
新生児敗血症(NICU) 野崎昌俊
単純ヘルペス感染症 古市美穂子
先天性感染症へのアプローチ 宮入 烈
先天性サイトメガロウイルス感染症 伊藤嘉規
先天梅毒 清水博之
医療関連感染症
中心静脈カテーテル感染症 汐田航平,中河秀憲
人工呼吸器関連肺炎 相澤悠太
付表
付表①主な抗菌薬の種類と投与量,標的菌種,副作用
付表②百日咳の検査診断法
付表③百日咳診断基準
付表④百日咳臨床診断例の検査での確定フローチャート
付表⑤新生児への抗菌薬投与量
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書籍情報
- ISBN:9784521751429
- ページ数:368頁
- 書籍発行日:2025年10月
- 電子版発売日:2025年11月11日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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