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- 心エコー 2026年2月号 27巻2号 右心・肺高血圧症評価の最前線─新しいASEガイドラインに学ぶ
商品情報
内容
特集記事として,肺高血圧症の定義と分類アップデート/収縮期肺動脈圧と右房圧の推定法アップデート/右室拡大と右室肥大はこう評価する/チャレンジしてみよう!右室拡張能評価/そうだったのか!右房拡大と右房機能評価/RV-PA couplingって何?どう評価する? 等を取り上げる.また連載では,症例問題[Web動画連動企画]多発脳梗塞および好酸球増多がみられた1例,論文から学ぶ Up to Date,Something new, Something special,伊藤 浩の3分で読める!イイ話等を掲載.
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序文
巻頭言:右心・肺高血圧症評価の最前線
肺高血圧症および右心不全の診断や治療方針決定において,心エコー図はきわめて中心的な役割を担っています.とりわけ,侵襲的な心臓カテーテル検査を行わなくとも,ドプラ法を駆使することで肺動脈圧,心拍出量,肺血管抵抗といった血行動態指標を非侵襲的かつ反復的に評価できる点は,心エコー図ならではの大きな強みといえます.加えて,近年その重要性があらためて認識されている右心機能評価においても,心エコー図はきわめて有用な検査法です.
心エコー図による標準的な右心機能評価法を体系的に示したものが,2010年に発行された米国心エコー図学会(ASE)右心機能評価ガイドラインです.おそらく多くの施設において,長年にわたり当ガイドラインに準拠した右心機能評価が実践されてきたものと思われます.一方で,この十数年の間に肺高血圧症や右心機能に関する研究は大きく進展し,新たな知見が蓄積されるとともに,心エコー図による評価手法も着実に進歩してきました.
こうした医学的進歩を背景として,2025年,ASE右心機能評価ガイドラインは実に15年ぶりの改訂を迎えました.改訂内容には,従来からの評価法を踏襲する部分がある一方で,評価の考え方や位置づけが大きく刷新された項目も含まれています.ASEガイドラインが臨床のスタンダードとして広く用いられている以上,私たちは,この新しい右心機能評価ガイドラインの改訂ポイントを正しく理解し,日常診療における評価手法を適切にアップデートしていく必要があります.さらに注目すべきことに,2025年には日本循環器学会の「2025年改訂版肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症および肺高血圧症に関するガイドライン」も発行されており,右心・肺循環評価を取り巻く環境はまさに大きな転換期を迎えています.
本特集では,2025年のASE右心機能評価ガイドラインのアップデートを学ぶことを目的として,日常臨床に直結する重要なトピックを厳選しました.月刊「心エコー」の読者の中には,必ずしも十分な指導体制が整った環境ではなく,本誌を手に一人で地道に研鑽を積まれている医師や技師の方々も少なくないと思います.そのような読者の皆様にも十分にお役立ていただけるよう,経験豊富な執筆陣により,実践的かつわかりやすい解説をご執筆いただきました.
本特集を通じて,右心機能および肺高血圧症評価に対する新たな視点を身につけていただき,明日からの診療に少しでもお役立ていただければ幸いです.
大門雅夫
目次
【特 集】
肺高血圧症の定義と分類アップデート……田村祐大
収縮期肺動脈圧と右房圧の推定法アップデート……窪田佳代子
肺高血圧症スクリーニングにおける心エコーの役割とは?……黒沢幸嗣
肺血管抵抗の推定はなぜ重要?どう評価する?……山野倫代
右室拡大と右室肥大はこう評価する……井上翔太・中西弘毅
複数のパラメータを使いこなせ!右室収縮能評価……沼田るり子・町野智子
チャレンジしてみよう!右室拡張能評価……土岐美沙子
そうだったのか!右房拡大と右房機能評価……関 光里・中西弘毅
肺高血圧症・右心不全で負荷心エコーはこう活用する……小保方 優
RV-PA couplingって何?どう評価する?……山本裕子・上嶋徳久
【症例問題】[WEB連動企画]
多発脳梗塞および好酸球増多がみられた1例……宮﨑 惇・林 秀幸
【COLUMN】
論文から学ぶ Up to Date……北井 豪
Echo Trend 2026
learn from ASE 2025……渡邉崇量
Something new, Something special
臨床と検査室をつなぐ心エコー図検査……天野雅史
伊藤 浩の3分で読める!イイ話―第17回―
左室仮性腱索を見ていますか?……伊藤 浩
【投稿】
わたしの1枚……表谷文美芳
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書籍情報
- ISBN:9784011102702
- ページ数:96頁
- 書籍発行日:2026年2月
- 電子版発売日:2026年1月30日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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