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Medical Practice 2026年4月号 43巻4号 心不全パンデミック時代の新しい診療知を求めて

  • ページ数 : 148頁
  • 書籍発行日 : 2026年4月
  • 電子版発売日 : 2026年3月31日
¥2,970(税込)
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商品情報

内容

心不全パンデミック時代の新しい診療知を求めて

特集記事として,[対談]心不全患者をどのように発見し,治療し管理するか─病診連携のコツとは?─,[総説]心不全の新しい分類とは何か?,[セミナー]症状,身体所見から心不全を疑うtips,[治療]心不全薬物療法の進化─Fantastic Fourとは何か?─ 等.また連載では,[One Point Advice][今月の話題][知っておきたいこと ア・ラ・カルト][心電図がよめる,得意になるシリーズ]他を掲載.


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序文

心不全パンデミック時代の新しい診療知を求めて


心不全は単なる循環器疾患の一種を超え,わが国の超高齢社会において今や“心不全パンデミック”と呼ばれる未曽有の医療課題に発展しています.多様な病因と進行様式を持ち,再入院や死亡率の高さに加えて,患者の生活の質や医療経済にも深刻な影響を与える疾患群であり,臨床医が直面する頻度も増加の一途をたどっています.

本特集では,このような心不全の現状を見据え,臨床医が日常診療において直面する診断・治療の要点から,今後求められる個別化医療,地域連携,多職種協働,さらにはAIやゲノム医療といった新技術の導入まで,心不全診療の現在と未来像を多面的に取り上げることを目的としています.

冒頭の総説では,まず心不全の定義と分類の変遷を解説し,HFpEF,HFrEF,HFmrEF,HFimpEFといった表現型の理解を深めます.次に,心不全パンデミックの現状と今後の推計を示し,公衆衛生的観点からの位置づけを整理します.そして,2025年に改訂された心不全診療ガイドラインの注目すべき改訂点を紹介し,今後の診療実践の基盤を俯瞰します.セミナーでは,症状から心不全を見抜く診断の「tips」,バイオマーカーや心電図,胸部X線,心エコーといった画像診断技術の臨床的活用,さらには心房細動・虚血・弁膜症・心筋症・がん治療関連心不全といった代表的な病因別の治療戦略を具体的に解説します.これにより,各病態に応じたアプローチと鑑別のコツを共有し,初期診療から専門的治療への橋渡しを行います.

また,心不全診療はもはや単一の医師の手によるものではなく,看護師,薬剤師,リハビリ専門職,管理栄養士などとの多職種連携による包括的アプローチが不可欠です.心不全療養指導士制度などの新しい仕組みにも触れながら,実臨床での協働体制のあり方を提示します.

トピックスとして,ゲノム医療やAI活用といった近未来的技術にも目を向けます.これらは心不全の早期発見や重症度評価,再発予測などの精度を大きく高め,真の個別化医療の実現に寄与しうるものです.

さらに,薬物療法,急性期マネジメント,CRTやICD,VAD,心臓移植といったデバイス治療,心臓リハビリテーション,緩和ケアに至るまで,包括的かつ多層的な治療戦略を総括的に提示します.

本特集が,日常診療に従事するすべての臨床医にとって,心不全という複雑かつ深刻な疾患に立ち向かうための羅針盤となり,変革期にある心不全診療の実践力強化に資することを期待しています.


小室一成
国際医療福祉大学,東京大学大学院医学系研究科先端循環器医科学

目次

【特 集】

扉……小室一成

対談 心不全患者をどのように発見し,治療し管理するか─病診連携のコツとは?─

出席者:岡部富士子×小室一成

総説 心不全パンデミックの現状と対策

心不全の新しい分類とは何か?……藤田文香ほか

心不全パンデミックの実態とは?……中田康紀ほか

2025年改訂版心不全診療ガイドラインでは何が変わったのか?……加藤貴雄

セミナー 知っておいてほしい新しい心不全診療のポイント

症状,身体所見から心不全を疑うtips……中村牧子ほか

心不全診断にバイオマーカーをどう使うか……桑原宏一郎

どのような心電図,胸部X線から心不全を疑うか……大谷朋仁

心不全の診断に心エコーをどのように活かすか……小保方 優

虚血性心疾患による心不全の治療戦略……北岡裕章

弁膜症による心不全の治療戦略……中西弘毅

心房細動合併心不全の診断・治療戦略……後藤健太朗ほか

心筋症(拡張型・肥大型・拘束型,二次性心筋症)による心不全の

 治療戦略……奥村貴裕

がん治療関連心機能障害(CTRCD)の診断と管理─腫瘍循環器学とは?─

 ……及川雅啓ほか

多職種連携による心不全患者の管理の重要性……眞茅みゆき

トピックス

心不全におけるゲノム医療とは?……野村征太郎

心不全診療にAIをどのように活用するか……鍵山暢之

治療 進歩著しい心不全治療の現在

心不全薬物療法の進化─Fantastic Fourとは何か?─……松島将士

急性心不全の治療戦略……常見勇太ほか

CRT,ICD,CRT-Dの適応と遠隔モニタリング・リモートケアの現状……合屋雅彦

植込型補助人工心臓(VAD)と成人心臓移植の現状と課題─destination therapy

(DT) とは?─……後岡広太郎

心不全に有効な心臓リハビリテーションとは?……高山 亜美ほか

心不全緩和ケアとアドバンス・ケア・プランニングをどのように進めるか?

 ……安斉俊久

この症例から何を学ぶか

労作時息切れから発見された心アミロイドーシスの症例……網谷英介

Self-assessment test

【連 載】

One Point Advice

ブロックバスター薬剤の功罪……寺本信嗣

侵襲性Corynebacterium mucifaciensが有する微生物学的特性……高橋 孝ほか

医療関連感染症と医師の手指衛生遵守率の課題……森岡 悠

膠原病を疑ったときに他疾患を除外するためにしておきたい検査……德永健一郎

MASLD診療と専門医連携……内山 明

APTT延長症例には,まずはAPTTクロスミキシングテストを……山之内 純

COPD診療のコツ……川山智隆

AI×Ankiを利用した生涯学習……山口裕之

今月の話題

「高血圧管理・治療ガイドライン2025」(JSH2025)の要点……渡邊祐樹ほか

知っておきたいこと ア・ラ・カルト

若年女性に多い冠動脈解離(SCAD)……皆月 隼

心電図がよめる,得意になるシリーズ 第8回

ST上昇:ST上昇型心筋梗塞……新井 陸

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書籍情報

  • ISBN:9784011304304
  • ページ数:148頁
  • 書籍発行日:2026年4月
  • 電子版発売日:2026年3月31日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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