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画像診断 2026年6月号(Vol.46 No.7)CT撮像・造影プロトコル ―brush-up and the next― Part 1

  • ページ数 : 120頁
  • 書籍発行日 : 2026年5月
  • 電子版発売日 : 2026年6月9日
¥3,300(税込)
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商品情報

内容

CT撮像・造影プロトコル ―brush-up and the next― Part 1

CT撮像の各プロトコルを詳細に解説するとともに、撮像および造影プロトコルの一覧表を掲載し、現場ですぐに参照できる! 画像診断医必携のCT撮像スタートガイドであり、CT室に常備することで、診療放射線技師にも幅広く活用いただける。


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序文

序 説


CT画像は客観性が高いとよくいわれるが,それが当てはまるのは単純CTのみであり,造影CTは検査施行者の技量により大きく異なる.造影CT画像の読影では,“病変が画像に写っている”ことが前提であり,そもそも不適切な造影により病変が画像に写っていなければ,その道のエキスパートでも病変の指摘は不可能であり,専門的知識を生かす機会も失われる.また,不適切な造影プロトコルを用いると,施設間の品質格差が大きくなり,結果として,紹介元で造影CT検査を行っているにもかかわらず,紹介後,再度CTを撮り直すことは,画像診断医ならよく経験しているのではないだろうか.したがって,我々画像診断医には正しい造影プロトコルを選択する力が求められるが,血管確保から造影剤注入の過程,ひいてはCT検査そのものに画像診断医がかかわらなくなった現在,一度造影プロトコルを決めると,CT装置や造影剤注入器,使用造影剤が変わろうが,臨床の変化により造影CT検査の目的や他科の要求が変わろうが,まったくブラッシュアップしない(興味がない),さらには,造影プロトコルさえ知らない画像診断医が多くなったことに危機感を感じる.

そこで,本特集は,現状における各領域の正しい造影CTプロトコルを1冊にまとめ,必要な時にすぐに閲覧できる造影CTプロトコル集を企画した.ただ,造影CTプロトコルは時代に合わせて変化するものであり,現時点のプロトコル集に限定してしまうと,すぐにout-of-dateになってしまうので,現状における最適造影プロトコルを“basic”,今後普及するであろう,もしくは現時点でも積極的に活用すべきCT撮像技術(photoncountingCT,virtual mono chromatic / lowkVpimagingなど),造影法[test bolus tracking(TBT)法,可変注入法,split-bolus法など]を念頭に置いた最新造影プロトコルを“advanced”とし,長く使用可能になるよう配慮した.このような要望に合うように執筆することは決して容易ではないが,執筆をお願いした方々はいずれも各領域のエキスパートであり,こちらの予想以上にわかりやすくまとめていただけたと感じている.

本特集を企画するに当たり,執筆担当者には,日本放射線技術学会監修の『X線CTガイドライン(GALACTIC)』を念頭に,それと大きく乖離しないようお願いしており,診療放射線技師も“臨床的見地を踏まえたGALACTIC”といった使い方ができるであろう.CTの臨床発展には,画像診断医と診療放射線技師の緊密な意見交換や協力が不可欠である.奇しくも本特集号は,その両者の一体化を主眼とした『第1回 日本X線CT医学会(日本CT学会)』の開催に合わせるかのように出版される.そのような時代の幕開けに出版される本書が,CT検査室に常備すべき実用書として,画像診断医・診療放射線技師双方に長く利用していただけるものになれば幸いである.


市川 智章

目次

【特集】

序説 / 市川 智章

頭部CT(basic,advanced) / 東 美菜子

頭頸部CT(basic,advanced) / 中嶋 昭仁,久野 博文 ほか

胸部CT(basic,advanced) / 小澤 良之,竹中 大祐 ほか

心臓CT(basic,advanced) / 大原 健太郎,河内 孝範 ほか

肝臓CT(basic) / 祖父江 慶太郎,西内 健太郎 ほか

膵臓・胆道・胆嚢CT(basic) / 野田 佳史,河合 信行 ほか

肝臓・膵臓CT(advanced) / 室賀 浩二,鈴木 亜紀重 ほか

【連載】

すとらびすむす

仕事,整う / 小黒 草太

ここが知りたい!

画像診断2026年1月号特集「ガイドラインに沿ったMRIのルーチンプロトコール」 / 井手 智,小澤 良之 ほか

続General Radiology診断演習

非典型的な再発疑い病変 / 武内 嵩,堀越 琢郎

Case of the Month

Case of June / 富樫 夏海

THE KEY TO Case of April / 木曽 翔平,植野 映子 ほか

Picked-up Knowledge from Foreign Journals

α線放出核種を用いた核医学治療の展望 / 山際 健,立石 宇貴秀

読影レポートLesson

胆肝膵脾編「膵内副脾と膵神経内分泌腫瘍の鑑別診断―SPIOが使えない今,どうすればよいのか?―」 / 市川 新太郎

Refresher Course

造影CT検査における安全管理 / 尾田 済太郎

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書籍情報

  • ISBN:9784059889434
  • ページ数:120頁
  • 書籍発行日:2026年5月
  • 電子版発売日:2026年6月9日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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