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- やさしく学ぶ応急手当 止血の方法
商品情報
内容
序文
序文
2018年を表す「今年の漢字」の第1 位は「災」でした。北海道胆振東部地震をはじめ、全国各地で頻発した天災や、さまざまな人災などを思い出せば、「災」は残念ながらこの1年をよく反映していると言わざるを得ません。「災」が体を表すような年は金輪際あってほしくないと思いながら調べてみると、新潟県中部地震が発生した2004年の「今年の漢字」も「災」でした。またいつか「災」の名を冠する年が訪れることがないようにと願うばかりです。
本書の目的である「止血」は、数ある「災」から発生するケガに対するほんの一部の手当にしか過ぎません。しかし、「止血」は傷病者への応急手当の第一歩として「心肺蘇生」とならび命に直接かかわる非常に重要なステップなのです。たいていは119 番通報をして、救急隊の助けによって処置できることも多いとはいえ、大ケガの場合には、その助けを待つ前になんらかの手当が必要になります。殊に災害が発生した場合には、救急隊の助けが得られない、また救急隊の到着までに時間がかかるといった事態も発生します。そのような場合に備え、消防団員の皆さんをはじめ、市民の方々に是非とも「止血」への正しい理解と手技を身に着けて頂きたいと願いながら本書を企画しました。
地震大国である日本が、「平成」から新しい時代に変わり、国際的な一大イベントも控えている今、万が一の場合に備えていつでも対応できるよう、本書が微力ながらもお役に立てることを願います。
019年1月吉日
畑中 哲生
目次
Ⅰ なぜ、止血の方法を学ばなければならないか
1.止血の意義
・Column 米国における止血教育の歴史
・MEMO 軍事における止血の重要性
Ⅱ ケガの種類
1.事故(交通事故)
・MEMO 交通事故での負傷者救護
2.転落・墜落
3.動物に咬まれる
4.刺創・切創(事件)
5.爆傷(テロ)
6.銃創
・付録1 応急手当の法的意味づけ
・Column 応急手当と応急処置の違い
・MEMO ファーストエイド
Ⅲ からだの中を流れる血管の種類と出血の分類
1.血管の種類
2.出血の分類
1 出血源の血管による分類
2 外出血と内出血
Ⅳ 止血の流れ
1. 応急手当(ファーストエイド):種類と順番
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑤ 出血部位の挙上
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
・Column 出血の応急手当と血液感染
・Column やってはいけないこと
Ⅴ 部位別止血法
1 頭 部
1. 頭部外傷
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
2. 頭蓋底骨折と髄液漏
3. 頭部外傷と頸髄損傷
2 顔面・頸部
1. 顔面・頸部外傷
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
2. 顔面・頸部外傷と頸髄損傷
3. 鼻出血
4. 眼球損傷の応急手当
5. 耳の外傷
6. 歯の損傷
7. 鼻腔内をひっかいたり、
鼻を打撲したりして生じる鼻出血
8. 吐血・喀血の応急手当
・Column 血液サラサラの薬(抗凝固薬)を
飲んでいる人に対する注意点
3 体幹部(胴体)
1. 体幹部(胴体)外傷
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
4 四肢(腕と脚)
1. 四肢(腕と脚)外傷
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑤ 出血部位の挙上
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
◆三角巾で腕を吊る・固定する
◆エマージェンシーバンデージでドレッシング・包帯
と直接圧迫止血法を同時に行う
◆局所止血薬
Ⅵ 特殊な止血法(止血帯止血法)
1 三角巾と棒を用いた止血帯止血法
2 専用ターニケットを用いた止血帯止血法
1. Combat Application Tourniquet(CAT)
2. The SOF Tactical Tourniquet(SOF TT)
3. MATレスポンダー(MAT Responder)
3 ターニケットを使用した後の注意点
4 止血帯止血法に対する先入観
Ⅶ どの段階で119番通報するのか―救急車が
到着するまでの流れ―
1.こんなときは救急車を呼びましょう
1 救急車を呼ぶ必要がある傷病者①
2 救急車を呼ぶ必要がある傷病者②
3 救急車を呼ぶ必要がある傷病者③
(こんな状況でケガをした)
2.ケガの現場に遭遇したときの行動
1 安全の確認と確保――二次災害の予防
2 傷病者の簡単な観察
3 消防への連絡(119番通報)
4 警察への連絡(119番通報)
5 傷病者に対する応急手当
6 救急隊員への申し送り
・付録2 備えておきたい応急セット
・付録3 消防団員のメンタルヘルスケア
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書籍情報
- ISBN:9784911601112
- ページ数:103頁
- 書籍発行日:2024年6月
- 電子版発売日:2025年11月26日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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