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園部俊晴の臨床 徒手療法ガイドブックⅡ 膝関節・下腿・足関節・足部 編

  • ページ数 : 365頁
  • 書籍発行日 : 2025年12月
  • 電子版発売日 : 2025年12月22日
¥8,250(税込)
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商品情報

内容

1万部を超えたベストセラー『園部俊晴の臨床』シリーズの最新作!

臨床で「目の前の患者がその場で変化する治療技術」を多くのセラピストが求めている!
好評を博した前作に続く、待望の続編!

膝関節、下腿、足関節、足部の臨床でよく見受ける病態にフォーカスし、
結果を出せる技術を解説します。

徒手療法の本質である「滑走性と伸張性の改善」を習得することで、
治療のセンスや手先の器用さに関係なく、誰でも成果を出せる技術を習得できる。
その極意が本書には記されています。

本書は、第3水準の評価までのプロセス(痛みの原因組織の同定と除去)を実践するための、
実践的で再現性の高いテクニックを厳選して紹介しています。
目の前の患者の「痛み」を確実に変えることができれば、
これまで以上に「可動性・柔軟性の低下」や「運動機能の低下」などの
症状を変えられる体験が必ずできるはずです。

序文

序文

臨床で「目の前の患者がその場で変化する治療技術」を多くのセラピストが求めている!このことを、前作『園部俊晴の臨床 徒手療法ガイドブック 腰部・殿部・股関節・大腿編』を通じて強く実感しました。発売以来、本当に多くの方にご購入いただき、多くのセラピストの皆様にご支持をいただき、私自身も驚くほどの反響を感じています。心より感謝申し上げます。

そして今回、続編となる『膝関節・下腿・足関節・足部編』を執筆する運びとなりました。この場を借りて、皆様からのご支持と真摯な学びへの姿勢に、心より御礼申し上げます。前作を通じて、改めて実感したのは、現場で本当に求められているのは「理論」ではなく、「その場で症状を変えられる技術」だということです。どれだけ知識が豊富でも、どれだけ理論武装していても、目の前の患者の“痛み”を確実に変えることができなければ、セラピストとして信頼されることは難しい――この厳しい現実に、私自身も常に向き合っています。臨床の実践を重ねる中で、さらに深められること、改善できることは、常にあると感じています。だからこそ、私は歩みを止めず、より実践的で、より再現性の高いテクニックを皆さんにお届けしたいと考え、本書を執筆しました。

本書では、「膝関節・下腿・足関節・足部」の臨床でよく見受ける病態にフォーカスし、前作と同様、“滑走性と伸張性”に着目した評価とアプローチを中心に構成しています。現場で迷わず、すぐに使えるテクニックを厳選し、症状の変化を実感できる構成にしています。この本に記載されているテクニックを習得し、そして、臨床の実践で繰り返し試してみてください。“ 痛み”はもちろん、その他にも“可動性・柔軟性の低下”、“運動機能の低下”などの症状をこれまで以上に変えられる体験が必ずできるはずです。エビデンスが十分でないことも多く書いてあります。でも…、あなたが必要なのは、目の前の患者の変化のはずです。

この書籍では、 第Ⅰ部で、痛みが生じる理由と、「滑走性および伸張性改善のテクニック」の重要性について解説します。その上で、 第Ⅱ部では、実際のテクニックを具体的に紹介していきたいと思います。運動器医療に関わる全てのセラピストにとって必ず役立つ内容になっています。最後まで楽しみながら読み進めていただけるととても嬉しく思います。私の願いは、もっと多くのセラピストに臨床の本質を届け、目の前の患者の“笑顔”を増やすことです。

この書籍が、あなたの臨床における“自信”と“成果”につながり、その先にあるセラピストとしての“成長”のきっかけとなることを心より願っています。


2025年11月25日

コンディション・ラボ所長 園部 俊晴

目次

第I部 基本が分かれば誰でもできる!

第1章 滑走性と伸張性のテクニックを手に入れる重要性

 1.慢性痛はどうして起こるのか?

 2.慢性痛を考える際の留意点

 3.慢性痛には常に滑走性と伸張性の改善が鍵を握っている

 4.痛みを生じさせる組織とは

第2章 最高のセラピストになるための絶対条件「第3水準の評価とは」

 1.よく見受ける事例

 2.運動器疾患の治療に必要な流れ

 3.第3水準の評価

 4.第3水準の評価までのプロセスを実践するために

第II部 滑走性・伸張性改善テクニックの実際

第1章 膝関節への滑走性・伸張性改善テクニック

 1.膝蓋下脂肪体

 2.膝蓋支帯

 3.膝蓋骨前滑液包

 4.膝関節関節包

 5.膝内側側副靭帯

 6.鵞足および鵞足包

 7.腸脛靭帯

 8.膝窩筋

 9.半膜様筋(膝窩部)

 10.大腿二頭筋(膝窩部)

第2章 下腿への滑走性・伸張性改善テクニック

 1.前脛骨筋

 2.長母趾伸筋および長趾伸筋

 3.後脛骨筋・長趾屈筋

 4.長・短腓骨筋

 5.腓骨神経(浅腓骨神経・深腓骨神経)

 6.腓腹筋およびアキレス腱

 7.脛骨神経

 8.長母趾屈筋

第3章 足関節・足部への滑走性・伸張性改善テクニック

 1.距骨前脂肪体

 2.足底神経

 3.ケイガーズ脂肪体

 4.踵骨滑液包

 5.リスフラン関節

 6.足背の表層組織

 7.足底筋膜

 8.前足部の脂肪体と周辺組織

 9.母趾MTP 関節脂肪体

 10.母趾と小趾のバニオン

あとがき「園部俊晴の臨床 徒手療法ガイドブックII」

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書籍情報

  • ISBN:9784904862803
  • ページ数:365頁
  • 書籍発行日:2025年12月
  • 電子版発売日:2025年12月22日
  • 判:B5変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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