- m3.com 電子書籍
- ④頚椎・胸椎の痛みと障害<ニュースタンダード整形外科の臨床>
商品情報
内容
診療にあたっては,脊髄障害による麻痺に留意する必要があり,適切な診断力が求められる.本書では,神経学的診察や画像検査をはじめとする実際の診療で必要な知識とその背景にフォーカスをあて,診断のポイントや治療方針の考え方をエキスパートが解説.評価法などの動画収載.
序文
序文
《ニュースタンダード整形外科の臨床》第4 巻『頚椎・胸椎の痛みと障害』をお届けいたします.第4巻からは,いよいよ身体部位別の各論です.本書では,頚椎と胸椎の疾患・外傷における,診断のポイントや治療方針の考え方について,エキスパートの先生方に解説していただきました.
頚椎・胸椎の疾患は,日常診療でしばしば遭遇するコモンな疾患から,稀だが見逃せないものまで,きわめて多彩です.診療にあたっては,脊髄障害による麻痺に留意する必要があり,整形外科が扱う分野のなかで,最も診断力が求められる領域ではないかと思います.
私が整形外科医になりたてのころ,感覚障害の範囲や各種の誘発テストの結果に基づいて診断を絞っていく先輩医師の姿をみて,大いに感銘を受けました.脊椎疾患の診断では,神経学的診察が中心的な役割を担っています.その重要性は,X 線やMRI といった画像検査と同等といってよいでしょう.しかし,脊椎疾患の診断には,苦手意識をもつ先生も多いのではないでしょうか.自分自身の臨床を振りかえっても,忙しい外来診療において,効率よく診断をすすめるのは決して容易なことではありません.腱反射が正常なのか,亢進しているかどうかは,判断が微妙なこともありますし,徒手筋力検査で,MMT 3 なのか4 でよいのかと,迷うこともあります.
浩瀚な専門書を紐解いても,こうした整形外科医が日常診療において感じる「実戦的な疑問」に対する答えは,なかなか見つけることができません.そこで,《ニュースタンダード整形外科の臨床》第4巻『頚椎・胸椎の痛みと障害』では,神経学的診察をはじめ,実際の診療の現場で必要な知識とその背景の解説にフォーカスを当てています.執筆者の先生方には,惜しみなく診断の技を教示していただきました.先生方の日ごろの外来の様子が目に浮かんでくるような,熱量のこもった本になりました.どの章を開いても,まさに知りたかったことが詰まっており,思わず膝を打ってしまいます.これまでの3 巻と同様,第一線で診療にあたっておられる開業医,勤務医の先生方のお役に立てれば,編集担当としてこれ以上の喜びはありません.
2025年10月
深秋の上野池之端にて
群馬大学大学院医学系研究科整形外科学
筑田博隆
目次
1章 診察の基本
外来で遭遇する頻度の高い疾患と好発年齢 (三枝德栄)
外来診察に必要な体表解剖 (古矢丈雄,大鳥精司)
外来診療で使われるアウトカム評価法 (武中章太)
診断書のポイント・障害等級の評価 (西野目昌宏)
知っておくべき指定難病 (川口善治)
COLUMN 腱反射の意義と検出法の工夫 (三原久範)
2章 検査・診断の基本
基本診察手技 (加藤 壯)
COLUMN MMTの評価のコツ (川野健一)
外来診療で知っておくべき画像検査の要点 (北村和也,須佐美知郎,江戸博美,堀内圭輔)
3章 首(肩甲帯)の痛み
診断のポイント (若尾典充)
寝違え (中西一義)
頚椎症 (中西一義)
感染 (海苔 聡)
Crowned dens症候群・石灰沈着性頚長筋腱炎 (小澤浩司,峯岸英絵)
慢性疼痛 (若尾典充)
COLUMN 腕が上がらないのは肩のせい? 首のせい? (飯塚陽一)
4章 上肢の痛み・しびれ
診断のポイント (中島宏彰)
頚椎神経根症 (中島宏彰)
手根管症候群 (田鹿 毅)
上肢のニューロパチー (中川種史)
COLUMN 運動ニューロン疾患を疑う4つのポイント (安藤哲朗)
5章 背中の痛み
診断のポイント (松本嘉寛)
悪性腫瘍(転移性・原発性) (松本嘉寛)
感染 (高澤英嗣)
強直性脊椎炎 (門野夕峰)
COLUMN リウマチの脊椎 (宮本裕史)
6章 外傷による首・背中の痛み
診断のポイント (玉井孝司,高橋真治,寺井秀富)
外傷性頚部症候群(頚椎捻挫) (岡田英次朗)
圧迫骨折 (高橋真治,玉井孝司,寺井秀富)
びまん性特発性骨増殖症(DISH) (岡田英次朗)
COLUMN DISH脊椎損傷を見逃すな (岡田英次朗)
歯突起骨折 (反町泰紀)
7章 筋のやせ,手に力が入らない
診断のポイント (藤原 靖)
頚髄症 (藤原 靖)
運動ニューロン疾患 (園生雅弘)
8章 麻痺・歩行障害
診断のポイント (飯塚陽一)
頚椎症性脊髄症(CSM) (飯塚陽一)
脊柱靱帯骨化症(OPLL,OLF) (吉井俊貴,橋本 淳)
COLUMN OPLLは頚髄損傷のハイリスク (筑田博隆)
頚椎椎間板ヘルニア (日下部 隆)
脊髄腫瘍 (名越慈人)
9章 斜頚・首下がり
診断のポイント (谷口優樹)
環軸椎回旋位固定 (竹下祐次郎)
先天性の斜頚 (谷口優樹,岡田慶太)
首下がり (工藤理史)
10章 背骨の変形
診断のポイント (出村 諭)
思春期特発性側弯症 (渡邊 慶)
その他の側弯症 (出村 諭,横川文彬)
索引
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
- 全文・
串刺検索 - 目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
- PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
- 南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
iOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:551.5MB以上(インストール時:1.1GB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:2.2GB以上
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:551.5MB以上(インストール時:1.1GB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:2.2GB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784521750941
- ページ数:320頁
- 書籍発行日:2025年12月
- 電子版発売日:2026年1月21日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍アプリが必要です。
※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。


