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救急・ICU栄養療法ステップアップ 病態から理解する重症患者の栄養管理

  • ページ数 : 256頁
  • 書籍発行日 : 2026年2月
  • 電子版発売日 : 2026年3月6日
¥4,400(税込)
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商品情報

内容

集中治療室へ入室したときから始まる栄養管理。
あなたに何ができるのか、一緒に考えませんか?

日本集中治療医学会から「日本版重症患者の栄養療法ガイドライン2024」が発表され、その重要性がますます認識されてきている重症患者への栄養療法。早期栄養介入管理加算も設けられ、医師・看護師のみならず、管理栄養士の存在も必要不可欠になってきています。

重症患者の治療過程のその時々で、最適な栄養管理(栄養アセスメント/栄養モニタリング)を実施するためにも、重症患者の全身状態の把握は欠かせません。本書では、重症患者の栄養療法における臨床現場での実践知を中心に、関連する事項を多角的に取り上げました。

また、典型的な18症例を提示し、集中治療室への入室から退室まで、重症患者の全身状態を把握しながら、栄養管理を時系列で捉えていくことができるような構成で簡潔にまとめています。これからチームの一員として力を発揮するあなたにとって心強い一冊です。

序文

栄養士を中心に,救急・ICUに関わるすべてのメディカルスタッフに贈る一冊

本書を手に取っていただき,ありがとうございます.この本は新進気鋭の管理栄養士3名が中心となってまとめた最新の「救急・ICU 栄養療法マニュアル」です.その概要や全体像をここまでわかりやすく解説した本はこれまでになかったと言っても過言ではありません.栄養は,生命の原点とも言え,すべての患者に必要なものです.栄養士を中心に,救急・ICU に関わるすべての方々に勉強していただきたい内容となっています.

2010年以降,医学の発展によって,救急・ICU の栄養療法に,栄養士や看護師,薬剤師,理学療法士など,多くの職種が関わるようになりました.「栄養は必要不可欠」ということは共通認識にあると思われますが,それでも救急・ICU領域は敬遠している方々が多いのではないでしょうか.救急や重症病態は,疾患の極限状態であり,生命維持だけでも困難な状況に加えて,栄養代謝も大きく変化するために,急性期栄養療法は非常に多くのことを考慮しなければなりません.特に救急患者や重症患者に対して,どのように診察することで病態を把握するのかは非常に難しい課題であり,さらに,それをどのように栄養療法に必要な情報として落とし込むのかは救急医や集中治療医ですら難しいことです.また,この領域のエビデンスは確立途上のものも多く,その正解は決して1 つではありません.しかし,重症患者の全身アセスメントや治療把握は,栄養療法に関わるのであれば知っておくべきものですし,エビデンスを整理して現状の最適解を患者に提供すべきです.最終的にはより詳しい成書やガイドライン,最新の研究論文にも目を通す必要はありますが,まずは本書を熟読していただき,その考え方の全体像を把握するのを第一歩とすることをおすすめします.

最後に,本書をとりまとめていただいた,工藤雄洋先生,西條 豪先生,宮島 功先生に御礼を申し上げます.本書が日本の急性期栄養療法の発展に貢献できることを願っています.


2026年1月

神戸大学医学部附属病院 救命救急科
中村謙介

目次

第Ⅰ章 集中治療領域での栄養療法実践に向けた準備

1 救命病棟・重症集中治療室(ICU)とは・・・工藤雄洋

2 集中治療領域での栄養管理の必要性

 ❶ICUでの管理栄養士の必要性・・・中村謙介

 ❷ICUで働く看護師にとっての栄養療法・・・大内 玲

3 集中治療領域進出への考え方,心構え・・・工藤雄洋

4 栄養管理部門の体制整備・・・工藤雄洋

5 ICUカンファレンスとラウンド・・・宮島 功

第Ⅱ章 管理栄養士が実践するアセスメント

1 栄養ケアプロセス・・・西條 豪

2 全身状態の把握,病態理解

 ❶入院前栄養・食事摂取量評価・・・西條 豪

 ❷入院前ADLと身体機能の評価・・・松嶋真哉

 ❸筋肉量の評価・・・中西信人

 ❹意識状態の見方と評価・・・宮島 功

 ❺呼吸状態の見方と評価・・・宮島 功

 ❻摂食・嚥下の見方と嚥下評価・・・森脇元希

 ❼血行動態の見方と評価・・・宮島 功

 COLUMN そもそも循環とは!?・・・中村謙介

 ❽消化管機能・消化吸収の見方と評価・・・宮島 功

 ❾代謝状態の見方と評価・・・宮島 功

 ❿人工呼吸器のみるべきポイント・・・原尻太郎

 ⓫薬剤のみるべきポイント・・・今浦将治

 ⓬リハビリテーションのみるべきポイント・・・松嶋真哉

 ⓭看護のみるべきポイント・・・大内 玲

3 低栄養診断(GLIM)・・・西條 豪

4 その他の栄養障害と栄養障害関連病態の評価・・・西條 豪

第Ⅲ章 栄養管理計画と栄養療法の実践

1 問題点の抽出,目標栄養量の設定と投与計画・・・工藤雄洋

2 栄養投与ルートの選択・・・西條 豪

3 経口栄養法・・・竹内裕貴

4 経腸栄養法・・・西條 豪

5 経静脈栄養法・・・工藤雄洋

6 栄養食事カウンセリングと栄養食事指導・・・工藤雄洋

7 チーム医療・・・工藤雄洋 COLUMN 集中治療後症候群(PICS)の予防・・・工藤雄洋

8 モニタリング・・・宮島 功

第Ⅳ章 予定手術患者における術後ICU管理

1 食道癌による食道全摘術後・・・大沢優也

2 胆管癌による膵頭十二指腸切除術後・・・大沢優也

3 不安定狭心症による冠動脈バイパス術後・・・大沢優也

第Ⅴ章 疾患別栄養療法

1 急性心不全(急性心筋梗塞)・・・島田晶子

2 院外心原性心停止蘇生後・・・岡本朋美

3 急性呼吸窮迫症候群(ARDS)・・・平田幸一郎

4 敗血症性ショック・・・宮城朋果

5 重症急性膵炎・・・竹内裕貴

6 糖尿病性ケトアシドーシス・・・寺田 師

7 高血糖高浸透圧症候群・・・宇治野智代

8 慢性腎臓病(慢性腎不全,急性腎障害)・・・一ノ瀬仁美,髙橋 諒

9 肝硬変・肝性脳症・・・八幡謙吾

10 くも膜下出血・・・阿比留祥太

11 非閉塞性腸管虚血・・・大沢優也

12 重症熱傷・・・森田隆介

13 リフィーディング症候群(神経性食欲不振症)・・・林 純平

14 高度肥満症・・・林 衛

15 重症病態が1週間以上遅延した症例・・・中村謙介

あとがき・・・工藤雄洋,西條 豪,宮島 功


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書籍情報

  • ISBN:9784895908665
  • ページ数:256頁
  • 書籍発行日:2026年2月
  • 電子版発売日:2026年3月6日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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