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- 麻酔科研修チェックノート 改訂第8版
商品情報
内容
「麻酔科研修に必須!」と支持され続ける超ロングセラーの改訂第8版.新薬・新機器の登場や,周術期管理の概念変化に対応し,さらに頼れる1冊に!豊富な図表とともに,研修医が知っておくべき知識や手技・コツをわかりやすく整理.重要ポイントの確認に役立つチェックシート付き.ポケットサイズで持ち運びにも便利.
序文
はじめに(改訂第8 版)
初期研修医と向き合った結果生まれたこのチェックノートも,2004年の初版以来,多くの読者に支えられ改訂を重ねてきました.おかげさまで,現在では麻酔科研修のスタンダードとして定着しています.
第8版となる今回は,周術期管理の概念変化,新薬・新機器の登場,ガイドラインの更新に対応すべく,内容を全面的に見直しました.研修医の生の声を反映し,わかりにくい点や誤解しやすい点を詳述することで,より頼れる一冊へと進化しています.本書のスタンスは一貫しています.「自分で書き込み,自分で学ぶ」ことです.そのため,自ら調べるべき医学知識や,施設ごとに異なる手順については,あえて詳しく記述していません.
研修の質を決めるのは,研修医自身のアクションです.本書を活用して指導医との「共通言語」をもち,主体的に学ぶ姿勢を見せてください.そうすれば,麻酔科研修は必ず充実したものになるはずです.
■ 麻酔科研修時のアドバイス
1)手技について
手技はまず見ることが大切です.次に書籍や手順資料を熟読します.正しい基礎知識をもち,注意する点を確認しつつ見ます.実際にやってみて,できなかった場合は,どこがいけなかったかを追求します.自分ではできていると思いこんでいることが,上達を妨げます.できていないところを早く認識(キチンと評価してもらう)し,徹底的にトレーニングしましょう.解剖をよく理解しているか,正しい道具の使い方ができているかをチェックし,補助器具,診断機器なども活用して手技の向上をめざしてください.1回できればおしまい(できたら飽きる)という人は,臨床医には向きません.臨床研修の目安として,手技のトライ回数は2 ~ 3回が限度(指導医や患者リスク,社会的状況による)です.患者の安全が最優先で,引き際も大切です.上手な先生の手技を見ることも有用です.
2)生命維持に必要な理論と知識を身につける
本書を読み,わからない点は,さらに書籍や文献を読みます.疑問があれば指導医や上級医に質問します.それでわからなければ自分で研究するという心構えが必要です.
3) 理論にもとづいた(刻々変化する)患者病態の把握と対応(術
前,術中,術後)検査データ,病歴,経過だけでなくモニター機器からの情報や薬剤の反応性,手術野の情報などを統合して考えることが大切です.起きやすいこと,ありがちなことから順番に考える癖をつけ,先手を打った対処ができるようにトレーニングしましょう.常に何か困ったことが起きてからしか考えられないのはヤブ医者です.各種疾患,特に病態や手術に応じた対応については本書のみに頼ることなく,他の書籍を調べたり,指導医や上級医からの意見を求めて学ぶことが重要です.できるだけたくさんの役に立つ情報を統合して患者さんに対応するのが,臨床医の姿勢です.その場のみを切り抜けようとするあまり,本書のみを当てにするようではいけません.著者は主体的な麻酔科初期研修を行うための材料を与えられることに喜びを感じます.
4)報・連・相とそのタイミングを会得する絶好の機会
適切な内容の報・連・相(ホウレンソウ)をタイムリーに行う能力を磨くことが,指導医の大きな信頼につながります.危険の回避,合併症の早期発見が自分自身も患者も助けます.
5)短い時間で情報収集,プレゼンテーションする癖をつける
カンファレンスだけでなく指導医への報告もプレゼンテーションと思い,簡潔に要点を述べられるように訓練をしましょう.
6)麻酔科医の考え方を学ぶ
他の診療科との大きな違いは,麻酔前の時点で麻酔中に起こることは未来のことであり,それに対してどんな準備をしてどう対応するかの戦略をもつことだと考えます.過去に起きたことを診断治療することだけではなく,刻々と変化する患者状態を把握し対応するための戦略を盗むことを目標にしましょう.
本書の著者ホームページです.ここで最新情報を発信していきますので,ぜひアクセスしてください. http://msanuki.com
2026年1月広島にて
讃岐美智義
目次
第1章 麻酔科研修に入る前に
1.麻酔とは/麻酔科とは
2.麻酔科研修(目標やプログラム)
チェックシート
:研修到達目標
3.麻酔前の準備
チェックシート
:準備物品や麻酔器・麻酔器具点検
4.全身麻酔の基本的知識
チェックシート
:手術室入室
:麻酔導入
:手術開始前~執刀時
:麻酔維持(術中管理)
:抜管時
:抜管後 :術後回復室
:手術室退室(一般病棟への移動許可)
5.術後指示
6.鎮静と監視下麻酔管理(MAC)
第2章 術中管理の基本
1.手術侵襲と麻酔管理の考え方
チェックシート
:手術操作の把握
2.手術体位・体位変換
チェックシート
:手術体位により生じやすい合併症
:ベッド移動,体位変換時の確認点
3.術中モニタリングと検査のポイント
4.呼吸管理・循環管理の基本
5.輸液
第3章 術前管理
1.術前診察の流れ
2.術前診察(全身状態の評価)
3.麻酔法の決定
4.麻酔の説明と同意の取得
5.術前麻酔科指示(術前補水/輸液・術前内服薬)
チェックシート
:中止薬と継続薬
6.症例呈示(術前カンファレンス)
第4章 術中管理の実際
1.合併症をもつ患者の術中管理
2.各科手術の麻酔
チェックシート
:緊急手術の術前診察
3.出血と輸血
4.手術室内でのトラブルシューティング
チェックシート
:酸素飽和度(SpO2)低下
:気道内圧上昇
:気道内圧低下
:呼気二酸化炭素分圧(EtCO2)上昇
:EtCO2低下
:血圧低下
:血圧上昇
:徐脈
:頻脈
:体温低下の原因
5.周術期の危機的状況と対応
第5章 術後管理
1.術後疼痛管理
チェックシート
:術後鎮痛
2.術後診察と術後合併症管理
チェックシート
:術後合併症
第6章 手技マニュアル
1.バッグマスク換気
2.気管挿管
3.声門上器具(i-gel,LMA)
4.動・静脈ルート確保
5.脊髄くも膜下麻酔・硬膜外麻酔の基本的知識と手技
6.脊髄くも膜下麻酔
7.硬膜外麻酔
8.腕神経叢ブロック
9.大腿神経ブロックと閉鎖神経ブロック
10.腹横筋膜面(TAP)ブロック,腹直筋鞘ブロック
11.採血法
12.導尿法
13.胃管挿入
第7章 薬剤ノート
1.全身麻酔に使用する薬剤
2.局所麻酔に使用する薬剤
3.術中術後に使用する薬剤
第8章 略語集(麻酔科で頻出する術名術式を含む)
文献
図表・memo・コラム・Website一覧
索引
付録
〔表紙裏(前面)〕
①米国麻酔科学会術前全身状態評価(ASA-PS)
②麻酔が困難な患者
〔表紙裏(後面)〕
③ワクチンの種類と麻酔までの待機期間(目安)
④感染症罹患後の手術待機期間
⑤おもな抗血栓薬と中止目安
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書籍情報
- ISBN:9784758105774
- ページ数:495頁
- 書籍発行日:2026年2月
- 電子版発売日:2026年3月5日
- 判:B6変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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