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- 新版 ゼロから学ぶオピオイド がん疼痛管理実践マニュアル
商品情報
内容
医療機関や薬局で緩和ケアに従事する薬剤師、これから従事したいと考えている薬剤師向けのオピオイド入門書。各種オピオイド製剤の臨床薬物動態の基礎知識から、薬物療法の実際までを網羅した。処方監査や投与量調整、薬物相互作用、副作用対策など、現場の薬剤師の「知りたい」ポイントを押さえ、「薬剤師ならでは」の視点でオピオイドの使いこなし方を詳述した実践書。
「血液透析中はオキシコドンの効きが悪くなる?」「フェンタニル貼付薬使用時の大量発汗に注意」「ナルデメジンを使用しても鎮痛効果が減弱しない理由は?」など現場の素朴な疑問に答えるColumnも充実。
序文
はじめに
我が国において、2007年4月に「がん対策基本法」が施行され、同年6月に「がん対策推進基本計画」が策定されました。現在、2023年3月に策定された第4期基本計画では、「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す」を全体目標とした上で、「がん予防」「がん医療」「がんとの共生」の3本を柱とし、4つ目に「これらを支える基盤」を掲げています。そして、「がん医療」分野のうち、がんと診断された時からの緩和ケアを推進しており、がん性疼痛治療における医療用麻薬(オピオイド鎮痛薬)の役割は非常に重要です。
世界保健機関(WHO)では、全てのがん患者を疼痛から解放することを目的に1982年よりWHOがん疼痛救済プログラムを開始し、1986年にはWHO方式がん疼痛治療法を示した「Cancer Pain Relief」を発刊しました。さらに、WHOがん疼痛治療ガイドラインは2018年に改定されました。この中においてもオピオイド鎮痛薬の役割は重要とされ、がん性疼痛の強い痛みに対しては、欠かすことのできない薬となっています。ただし、悪心・嘔吐、眠気、便秘などの他、時には呼吸抑制のような致死的な副作用を発現する恐れがあり、その使い方には十分に注意する必要があります。
現在、我が国で市販されているオピオイド鎮痛薬は、欧米先進国と同程度の品目数があり、がん性疼痛の除痛は十分可能である状況と考えられます。しかし、オピオイド鎮痛薬の使用量はいまだに少なく、適正量の10 ~ 30%と言われています。国民が十分な恩恵を受けていない可能性があり、さらに重篤な副作用により、不利益を生じる方も少なからず存在すると考えられます。
本書は、これら問題の一助となるようにがん性疼痛治療の進め方や副作用対策、臨床薬物動態や薬理作用を詳細に解説し、臓器障害時の投与量調整、薬物間相互作用など個々の患者に対応したがん性疼痛治療薬の適正な使用方法について解説しました。がん・緩和医療に携わる多くの薬剤師に役立ててもらえれば幸いです。
2026年2月
湘南医療大学薬学部臨床薬理学研究室 教授
国分 秀也
目次
第1章:がん疼痛管理の基本的考え方
(1)がん疼痛マネジメントとは
(2)痛みの評価方法
(3)薬物治療の基本
各種鎮痛薬の基礎知識/痛みの種類・強さに応じた鎮痛薬の選択/突出痛に対するアプローチ ~レスキュー薬の使い方
(4)オピオイドの副作用対策
悪心・嘔吐/便秘/眠気(鎮静)/呼吸抑制/せん妄(認知障害)/睡眠障害/口腔乾燥/QT延長/急性腎障害(AKI)
第2章:オピオイドを使いこなす
(1)薬剤別、薬物動態学的特徴と薬学管理のポイント
モルヒネ/オキシコドン/フェンタニル/ヒドロモルフォン/メサドン/ブプレノルフィン/タペンタドール/コデイン/トラマドール
(2)薬剤の増量・減量の考え方
(3)オピオイドスイッチング
(4)臓器障害時の投与量調整
腎機能障害/肝機能障害/心不全
(5)薬物相互作用
第3章:オピオイドへの理解を深める
(1)オピオイドの薬理作用
(2)臨床薬物動態の考え方
(3)投与量設計
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書籍情報
- ISBN:9784296208388
- ページ数:212頁
- 書籍発行日:2026年2月
- 電子版発売日:2026年3月10日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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