- m3.com 電子書籍
- 副作用? がんによる? 併存疾患? がん患者の精神症状に合わせた 向精神薬の選び方・使い方
商品情報
内容
序文
まえがき
がん医療の進歩は目覚ましく、治療成績の向上に伴いがんとともに生きる期間が長くなり、患者さんのQOL(生活の質)の維持、特に身体的な苦痛だけでなく、精神的な苦痛への対応の重要性が、かつてないほど高まっています。さらに、がん患者さんの高齢化から、多くの身体合併症を持つ方が増えています。
特に、心不全、腎不全、肝不全といった重篤な臓器障害を伴う場合の向精神薬の調整には、臓器の病態生理と向精神薬の薬物動態(PK/PD)に関する知識、そして豊富な臨床経験が求められます。この領域の向精神薬の使い方はガイドラインにも明記がなく、多くが保険診療上における適応外使用に該当するため成書にも記載がありません。以前からサイコオンコロジーと臨床精神薬理の専門家としてこのテーマについてまとめておきたいという気持ちを強く持っていました。
本書は、「臓器障害を合併するがん患者さんへの、安全で効果的な症状マネジメント」に焦点を当て、症状別の包括的な評価と、個別化された薬物対応指針をまとめたものです。単なる知識の羅列ではなく、臨床の「生きた知恵」として、現場で即座に役立てていただける実践的な内容となるよう、構成を工夫いたしました。
本書が、日々、がん患者さんと向き合い、その苦痛の軽減に尽力されている全ての医療者の皆様の一助となり、ひいては患者さんのQOL向上に貢献できることを心より願っております。上村恵一
目次
PART1 症状別の対応
1 抑うつ症状・不安
薬剤性
原病性
対応
治療中止の考慮
アフターケア
2 不眠
薬剤性
原病性
対応
症例検討
治療中止の考慮
アフターケア
なぜ「感染制御部」が「管理部門」なのか?
感染対策には診療報酬、病院にとっては「買い」
3 幻覚・妄想への心身統合的アプローチ
薬剤性
原病性
対応
治療中止の考慮
アフターケア
4 せん妄・意識障害
薬剤性
原病性
対応
治療中止の考慮
アフターケア
5 認知症症状
薬剤性
原病性
対応
治療中止の考慮
アフターケア
6 てんかん・けいれん
薬剤性
原病性
対応
治療中止の考慮
アフターケア
7 薬剤性パーキンソニズムなどの運動障害
薬剤性
原病性
対応
治療中止の考慮
アフターケア
8 感覚障害
薬剤性
原病性
対応
治療中止の考慮
アフターケア
PART2 精神症状対応のアップデート
1 見過ごされがちな精神・神経症状の真の原因を探る
はじめに:なぜ緩和ケア医がirAE について語るのか
精神・神経症状の落とし穴:脳炎か、それとも……
症状性精神障害を引き起こす内分泌・電解質異常
羅針盤としての定期的な血液検査
症例に学ぶ:倦怠感の真の原因
まとめ:多職種連携と定期的アプローチの重要性
2 高齢者の不眠に対する睡眠衛生指導
問診のポイント:眠れない原因を探る
睡眠衛生指導の具体的な内容
加齢に伴う睡眠の変化と必要な睡眠時間
最後に
3 オレキシン受容体拮抗薬の新しい使い分け
薬理作用の核心:オレキシン受容体へのアプローチ
新しい使い分けの概念
4 COVID-19パンデミック下における向精神薬使用:緩和ケアの視点から
はじめに:パンデミックが変えた緩和ケアの現場
抗精神病薬の選択:QT 延長症候群への留意
睡眠薬の選択:メラトニン受容体作動薬の有用性
患者中心の個別化医療の重要性
5 超高齢社会におけるがん患者の意思決定支援:語りかけ、想像し、受け取るケア
意思決定支援の重要性と高齢がん患者の現状
人口動態の変化と高齢がん患者の現状
認知症患者の意思決定支援:本人の能力と支援者の支援の能力
「語る力」を前提としないコミュニケーション:逆傾聴の提唱
語りかけ、想像し、受け取るケアの実践
多職種連携によるサポート体制の構築
まとめと展望
付録 がん治療薬精神症状副作用リスト
あとがき
索引
著者プロフィール
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
- 全文・
串刺検索 - 目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
- PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
- 南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
iOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:3.9MB以上(インストール時:10.2MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:15.6MB以上
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:3.9MB以上(インストール時:10.2MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:15.6MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784765320863
- ページ数:180頁
- 書籍発行日:2026年3月
- 電子版発売日:2026年3月19日
- 判:B6判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍アプリが必要です。
※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。


