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- 予防接種の手びき〈2026-27年度版〉
商品情報
内容
RSウイルスワクチンを含めた新しい予防接種、ワクチンに関する最新の情報を掲載!
【2026-27年度版の主な変更点】
・長期療養者への予防接種
・免疫異常者に対するワクチン接種
・妊婦へのワクチン接種
・抗体医薬製剤について
・沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)の定期接種化
・(コラム) 新しい肺炎球菌ワクチン(21価肺炎球菌結合型ワクチン)について
・(コラム) ロタウイルスワクチンの遺伝子型の変化について
・DPT-IPV-Hib(百日咳, ジフテリア, 破傷風, ポリオ,Hib感染症)
・(コラム) 6種混合ワクチン(DTaP-IPV-Hib/HepB)
・(コラム) 麻疹風疹おたふくかぜ混合ワクチン(MMR)
・HPVワクチンのキャッチアップ接種の経過措置について
・インフルエンザワクチンの経鼻生ワクチンについて
・(コラム) 小児における不活化インフルエンザワクチンの接種回数について
・新型コロナワクチンの新たなmRNAワクチンの開発について
・新型コロナワクチンの定期接種について
・帯状疱疹ワクチン
・RSウイルスワクチン
・ダニ媒介性脳炎ワクチン
・腸チフスワクチン
・痘瘡ワクチン・エムポックスワクチン
・(コラム) デング熱ワクチン
・「急性呼吸器感染症に関する特定感染症予防指針」による, 急性呼吸器感染症全体(症候群)としての発生動向の把握, 急性呼吸器感染症の新たな届出の対象への追加
序文
〈2026-2027年度〉の発刊にあたって
赤い表紙の『予防接種の手びき』は,1975(昭和50)年の初版から故・木村三生夫先生,故・平山宗宏先生,1995(平成7)年からは故・堺春美先生が参加されて版を重ね,2014(平成26)年の第14版までの約40年間,文字通り「予防接種の手びき」として広く利用されてきました。しかし,予防接種・ワクチンを取り巻く環境は,大きく,目まぐるしく変化をしているところから,新たな手びき書が必要であると考え,執筆メンバーを一新しこれまでの「手びき」のよいところはできるだけ残しておきながら,新たな「予防接種の手びき」の発刊に至りました。本のタイトルに〈2018-19年度版〉と明記したのは,現状の変化を速やかに本として反映させていくためには2年ごとくらいの追加修正の必要性があろうという,編著者グループおよび出版社のあらかじめの決意を示したもので,これまでに〈2018-19年度版〉,〈2020-21年度版〉,そして新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック下においても〈2022-23年度版〉〈2024-25年度版〉を発行し,今回の〈2026-27年度版〉発刊に至りました。
COVID-19発生は単に感染症分野に留まらず,医学・医療そして社会全体に大きな影響を与えましたが,ワクチンの領域では,私たちの予測をはるかに上回るスピードでmRNAワクチンやベクターワクチンなどの新たなモダリテイー(この言葉も急速に使用されるようになりました)のワクチンが登場し,世界中であっという間の実用化と普及に結びつきました。新型コロナワクチンは,人々のワクチンに対する考えを大きく変えたのではないかと思いますが,獲得した免疫の早い減衰,ブレイクスルー感染,ウイルスの変異への対応,ブースター接種とそれらに伴う行政対応,また急速に国内外に広まったワクチンへの不安・不信など,新たな課題も出現しました。2024年4月から新型コロナワクチンは国内では定期接種B類になりましたが,COVID-19ワクチンの改良,新たなワクチンの研究開発は続けられています。
一方,COVID-19パンデミック下では潜んでいたような感染症が世界的に復活し,さらには停滞していた各国のワクチン接種プログラムが回復しないまま,ジフテリア・百日咳・麻疹・風疹など再流行がみられ始めており,世界中で危惧されているところです。国内は海外に比べれば比較的よい状態にあり,WHOによる風疹の排除達成認定および麻疹排除の維持認定(2025年9月)などのよいニュースもありますが,MR1期2期接種などの接種率は減少傾向が続いており,これからもワクチンで防げる病気(VPD)をよい状態に維持するために一層の努力が求められるところです。
〈2026-2027年度版〉における主な改訂,追加は以下の通りで,多岐にわたっています。
・長期療養者への予防接種について(※2024年の通知で災害やワクチン不足,虐待などで受けられなかった場合についても追加)
・免疫異常者に対するワクチン接種について
・妊婦へのワクチン接種について(2026年4月からのRSウイルスワクチンの定期接種化など)
・抗体治療法について(COVID-19に対する抗体医薬について等)
・沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV15),沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)の定期接種化
・新しい肺炎球菌ワクチンについてのコラムを追加(21価肺炎球菌結合型ワクチンについて)
・ロタウイルスワクチンのコラムを追加(ロタウイルスワクチン導入後の遺伝子型の変化について等)
・DPT-IPV-Hib(百日咳,ジフテリア,破傷風,ポリオ,b型インフルエンザ菌)について
・6種混合ワクチン(DTaP/IPV/Hib/HepB)についてのコラムを追加
・麻疹風疹おたふくかぜ混合ワクチン(MMRワクチン)についてのコラムを追加
・ヒトパピローマウイルスワクチン(HPV)9価が定期接種のワクチンとして導入
・HPVワクチンの男性への接種について
・HPVワクチンのキャッチアップ接種の経過措置について
・インフルエンザワクチンの経鼻生ワクチンの接種について(2024年度から可能に)
・小児における不活化インフルエンザワクチンの接種回数についてのコラムを追加
・新型コロナワクチンの新たなmRNAワクチンとして自己複製型mRNA(レプリコン)ワクチンの開発について
・新型コロナワクチンの定期接種について(接種対象は,65歳以上の高齢者と60~64歳のハイリスク群)
・新型コロナワクチンのコラムを追加(mRNAワクチンの課題と展望について)
・帯状疱疹ワクチンについて(2025年4月からの定期接種について等)
・RSウイルスワクチンについて
・ダニ媒介性脳炎ワクチンについて
・腸チフスワクチンについて
・エムポックスワクチンについて
・エムポックスワクチンのコラムを追加
・デング熱ワクチンのコラムを追加
・「急性呼吸器感染症に関する特定感染症予防指針(厚生労働省告示296号,令和7年11月11日適用)」により,急性呼吸器感染症全体(症候群)としての発生動向の把握,急性呼吸器感染症の新たな届出対象への追加がされた。インフルエンザに関する旧指針は廃止。
本書が,医療機関,保健所あるいは行政担当者,研究機関等において予防接種にかかわる皆様方に,最新で確実な情報としてお役に立つことを,編著者一同,心から願っております。
なお,本書の分担執筆者はいずれもCOVID-19をはじめ感染症対応に様々な場面でかかわっており,その多忙さから出版時期の遅れもやむを得ず,との思いもありましたが,近代出版社の多大なバックアップから,〈2026-2027年度版〉についても遅れることなく世に出すことができました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
令和8年1月
編著者代表 岡部 信彦
目次
1 わが国の予防接種
2 ワクチン概論
3 ワクチン,免疫グロブリン製剤,抗体医薬製剤,抗毒素製剤
4 ワクチン別の解説
5 医療関係者に求められる予防接種
6 海外渡航時の予防接種
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書籍情報
- ISBN:9784874023051
- ページ数:524頁
- 書籍発行日:2026年3月
- 電子版発売日:2026年3月31日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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