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- 周術期管理・麻酔業務Q&A 多職種チームではじめよう! 知っておきたい基本はコレ
商品情報
内容
序文
序文
近年、周術期医療は大きく変化しています。高齢患者や併存疾患を有する患者が増加し、手術侵襲も高度化・多様化するなかで、「手術を無事に終える」だけでなく、「安全に回復し、日常生活へ早期に戻る」ことが強く求められる時代になっています。術前評価から術前の介入、麻酔準備や麻酔管理、また術後管理の疼痛管理を含めたシームレスな医療を提供することが重要です。その実現には、医師だけでなく、看護師、薬剤師、臨床工学技士、理学療法士、管理栄養士など、多職種がそれぞれの専門性を発揮し、連携する周術期管理が不可欠です。
しかし、「多職種チームで周術期管理を行うことが重要」と言われる一方で、実際の現場では「自分の役割はどこまでなのか」「何を知っておくべきなのか」「他職種とどのように関わればよいのか」と戸惑う声も少なくありません。特に様々な術式や麻酔法があり、これから周術期管理に関わり始める方にとっては、用語や考え方そのものが分かりにくく、ハードルが高いと感じられることもあるでしょう。
本書は、そのような疑問や不安に寄り添いながら、「多職種チームで行う周術期管理の基本」を分かりやすく整理することを目的としています。術前から術中・術後まで周術期管理に携わる上で基本となる重要な内容のみに視点をあて、概説しました。まずは、基本的な知識を身に着けていただいた上で、実践での学びとともに更に詳細な学習で適切な知識と技能を身に着けていただければと思います。
多職種チームでの周術期管理は、決して特別なことではありません。日々の業務の中の小さな気づき、声かけ、情報共有の積み重ねが、患者の予後を大きく左右します。本書が、周術期医療に関わる皆さまにとって「最初に手に取る一冊」となり、チームの一員として自信をもって周術期管理に参加するための道しるべとなれば幸いです。
2026年2月
奈良県立医科大学麻酔科学教室
川口昌彦
目次
01 周術期管理総論
Q1 周術期管理チームでは何をする?
Q2 周術期管理チームにはどんな制度がある?
Q3 手術室で知っておくべき感染対策の基本は?
02 術前評価
Q4 ルーチンの術前検査は?
Q5 術前の患者評価のポイントは?
Q6 術前の内服薬の中止と継続のポイントは?
Q7 ASA分類のやり方は?
Q8 NYHA分類、Hugh-Jones分類のやり方は?
Q9 術前の絶飲・絶食はどうするの?
Q10 肺塞栓症予防プロトコールって何?
Q11 術前の禁煙はどこまで勧めたらいい?
Q12 術前の栄養評価ってどうするの?
Q13 手術前に運動って必要?
Q14 術前の口腔機能管理では何をするの?
03 麻酔前準備
Q15 麻酔器の準備や点検のやり方は?
Q16 ライン類の準備のコツは?
Q17 薬剤準備の方法は?
Q18 シリンジポンプと輸液ポンプの使い方は?
Q19 気道確保器具(気管挿管・声門上器具)の準備のやり方は?
Q20 気道確保・挿管困難が予測される場合の準備は?
Q21 フルストマックって何? 注意点は?
04 覚えておくべき薬剤・輸液・血液製剤
Q22 麻酔薬はどう使い分けてるの?
Q23 手術室での鎮痛薬の使い方は?
Q24 筋弛緩薬と拮抗薬の使い方は?
Q25 局所麻酔薬はどう使い分けてるの
Q26 局所麻酔薬の中毒はどのようなものですか?
Q27 術中によく使用する昇圧薬は?
Q28 術中によく使用する降圧薬は?
Q29 創部感染予防のための抗菌薬とその使用法は?
Q30 輸液はどう使い分けてるの?
Q31 血液製剤どう使い分けてるの?
Q32 血液製剤の投与法と注意点は?
05 術中管理
Q33 手術時の患者確認のルールは?
Q34 麻酔方法はどうやって決めるの?
Q35 全身麻酔の流れを教えて下さい
Q36 点滴確保での注意点は?
Q37 気管挿管と声門上器具の使い分けは?
Q38 基本的なモニターの見方を教えて下さい
Q39 筋弛緩モニターのつけ方と解釈は?
Q40 麻酔深度はどうやって決めるのですか?
Q41 動脈確保とAライン採血の注意点は?
Q42 血液ガスの異常の見分け方は?
Q43 全身麻酔中の輸液の量はどうやって決めるの?
Q44 輸血のT&Sって何ですか? 輸血時の注意点は?
Q45 小児の麻酔は何が違うのですか?
Q46 脊髄くも膜下麻酔って何ですか? 施行時の注意点は?
Q47 硬膜外麻酔って何ですか? 施行時の注意点は?
Q48 神経ブロックって何? 施行時の注意点は?
Q49 術後鎮痛法はどうやって決めるの?
Q50 術中神経モニタリングとは?
06 覚醒・抜管
Q51 抜管の基準と抜管後の観察ポイントは?
Q52 手術室の退出基準は?
Q53 術後の酸素や飲水はどうすれば良いですか?
Q54 シバリングはどうして起こるのですか?
Q55 病棟へは何を申し送ったら良いですか?
07 術後管理
Q56 術後訪問では何をチェックしたら良いですか?
Q57 術後疼痛管理チームは何しているの?
Q58 IVPCAって何ですか? 使用時の注意点は?
Q59 PCEAって何ですか? 使用時の注意点は?
Q60 術後嘔気嘔吐の予防に何ができますか?
Q61 術後の嗄声や咽頭痛をみたらどうする?
Q62 硬膜外麻酔後に神経障害や起立性頭痛をみたらどうする?
Q63 術後せん妄の評価法と対策はどうする?
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書籍情報
- ISBN:9784765321044
- ページ数:256頁
- 書籍発行日:2026年4月
- 電子版発売日:2026年4月21日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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