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- ねころんで読める子どものアレルギー
商品情報
内容
長年にわたって小児アレルギーを診てきた著者が、最新のエビデンスに裏打ちされた治療方法や知見をわかりやすく解説します。昨今増加している小児アレルギーの学び直しや、研修医の学習のために最適な入門書です。
序文
序文
このページを開いていただき、ありがとうございます。本書は小児アレルギー疾患に関して、ねころんで読めるように、わかりやすさを重視してまとめた1冊です。日常診療で感じる疑問に寄り添いながら、マニュアルやガイドラインには十分に記載されていない内容についても、私なりの視点で記述したつもりです。
とくに意識した点が2つあります。1つ目は「歴史」です。私自身まだ若輩者ではありますが、医師になってからの間にも、小児アレルギー診療を取り巻く考えかたや環境は大きく変化してきた部分があります。その背景となる歴史を知ることは、現在の診療をより深く理解する助けになると思っています。
2つ目は、臨床効果や検査結果に至るまでの「機序」です。臨床効果や検査結果を判断する場合、その過程に存在する障壁や要因をどこまでリアルにイメージできるか、臨床では重要な部分であると感じています。わかりやすさを優先したため、表現が必ずしも厳密でない部分や、不十分な記載もあるかと思います。お気づきの点があれば、何らかの機会にご教示いただければ幸いです。
最後に、本書の作成にあたり支えてくれた妻と3人の子どもたち、あいち小児保健医療総合センターの方々、そして本書の企画・編集に多大なご尽力をいただいたメディカ出版の福井悠也様、詫間大悟様に、深く御礼申し上げます。
また、本書の執筆中に、恩師である伊藤浩明先生がご逝去されました。完成のご報告が叶わなかったことを、申し訳なく思っております。本書を、深い感謝と敬意を込めて、伊藤浩明先生に捧げます。
2026年1月
あいち小児保健医療総合センター 保健室長 兼 アレルギー科医長
(日本小児科学会専門医・日本アレルギー学会指導医)
杉浦 至郎
目次
・序文
【第1章 アレルギー今昔物語】
1 いま、いちばんアツいアレルギーはこれだ!~急増するクルミアレルギー~
2 気管支喘息の今昔
3 アトピー性皮膚炎の今昔
4 食物アレルギーの今昔
【第2章 いまさらのおさらい~正しい知識をもう一度~】
1 アレルギーとは?
2 なぜアレルギーが起こる?
3 アレルギーと体質
4 アレルギーの検査
【第3章 10人に1人は食物アレルギー?!】
1 食物アレルギーって?
2 食物アレルギーの分類と症状
3 救急外来での対応
4 診断
5 症状誘発の仕組みと食物経口負荷試験
6 食物アレルギーの管理
7 段階的食物経口負荷試験に基づく食事指導
8 経口免疫療法
9 未摂取の食品の扱い
10 研究段階の治療・管理法
11 抗原特異的な食物アレルギーの管理:卵アレルギー
12 抗原特異的な食物アレルギーの管理:牛乳アレルギー
13 抗原特異的な食物アレルギーの管理:小麦、ピーナッツ、木の実類、ゴマ、大豆アレルギー
14 抗原特異的な食物アレルギーの管理:魚類・魚卵、甲殻類・軟体類・貝類アレルギー
[Column]交差抗原性と交差反応性
15 抗原特異的な食物アレルギーの管理:そば、納豆アレルギー
16 抗原特異的な食物アレルギーの管理:獣肉アレルギー(α-gal症候群)
[Column]ダニの話
17 抗原特異的な食物アレルギーの管理:果物・野菜アレルギー
18 抗原特異的な食物アレルギーの管理:バードエッグ症候群、ポークキャット症候群
19 抗原特異的な食物アレルギーの管理:珍しいアレルゲン/病態
20 消化管アレルギーの管理
21 食物アレルギーに関する検査
22 食品表示
23 誘発症状への対応
【第4章 10人に1人はアトピー性皮膚炎?!】
1 アトピー性皮膚炎とは
2 アトピー性皮膚炎の診断
3 アトピー性皮膚炎状態の評価
4 外来での対応(おもに悪化時の対応)
[Column]感染症とステロイド外用
[Column]真菌感染症
5 アトピー性皮膚炎の長期管理
6 外用薬の使い方
7 プロアクティブ療法
8 コントロールがむずかしい頭皮と手のアトピー性皮膚炎
9 悪化因子の同定
10 注意が必要なスキンケア用品
11 アトピー性皮膚炎の全身治療薬
12 ステロイド忌避への対応
【第5章 約50%が花粉症?!動物のアレルギーもこの仲間】
1 花粉症とは
2 吸入アレルゲンの特徴
3 通年性アレルギー性鼻炎
4 検査
5 生活指導
6 治療
7 注意すべき薬
8 免疫療法~舌下免疫療法を中心に~
【第6章 気管支喘息からCOPD?】
1 私が小児期に経験した気管支喘息
2 診断
[Column]環境整備
3 救急外来での対応
4 急性発作入院
5 長期管理(外来での管理)
6 生物学的製剤
7 吸入ステロイドの注意点
8 吸入手技、器具など
9 長期管理薬の必要性を説明する
[Column]長期管理薬としてのLABAの安全性について
【第7章 薬とアレルギー】
1 薬剤アレルギー
2 アレルギー疾患を有する患者さんが注意しなくてはいけない薬物
【第8章 症状からのアプローチと生活支援】
1 症状からのアプローチ
2 専門医への紹介のポイント
3 集団生活・災害・渡航など
[Column]即時型アレルギー症状に対する緊急時対応
4 学校生活管理指導表
[Column]揚げ物油共有問題
「同じラインは食べられます」問題
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・著者紹介
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書籍情報
- ISBN:9784840490924
- ページ数:248頁
- 書籍発行日:2026年3月
- 電子版発売日:2026年4月30日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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