- m3.com 電子書籍
- 患者・家族が納得する意思決定支援
商品情報
内容
意思決定支援では、プラン通りに進まないと「次はどうしたらいいかがわからない」状態になってしまう。本書では、逐語録やチャート図で全体の流れを示しているので、支援の「現在地」がわかる。また、動機づけ面接を用いることで、より患者の「ホンネ」が引き出せるようになる。
序文
まえがき
まったく新しい意思決定支援の解説書!
「患者さんの思いを引き出そうとすると直接的な質問になってしまい、聞きづらくて困っている」
「患者さんは話してくれるけど、なんだか本心をまだ言えてないような気がする」
意思決定支援が大切なのはわかるけれど、どうしても患者さんの深い思いまで踏み込んで話せなかったり、表面的な会話になってしまったりして、患者さんとの対話に苦手意識をもつことがあるのではないでしょうか?
本書は、意思決定支援に取り組んでいるけれど、ちょっと自信がもてないという悩みをもつ看護師の方たちへ向けた本です。患者さんや家族の気持ちや思いを引き出す際に難しさを抱えながらも、患者さんのためになんとか支援したいと願うあなたに、「動機づけ面接」というコミュニケーションの力を紹介します。動機づけ面接を知ることで、会話の心構えや具体的な話し方がわかり、患者さんの気持ちや考えの引き出し方がわかってくることでしょう。
また本書では、意思決定支援の「7つのステップ」という考え方を提案しています。7つのステップは意思決定支援の「地図」のようなものです。動機づけ面接と組み合わせることで、今どこにいるのか、どこで立ち止まっているのか、次に進む方向を明確にしながら、どうやって話せば良いのかもわかるように工夫しています。
読み進めていくと意思決定支援の苦手意識がなくなっていき、患者さんや家族のところへ向かう足取りが軽くなることでしょう。例えば「今は関係づくりが先だ」「患者さんが大切にしていることがまだ聞けていない」と判断できるようになるだけでも、会話の焦りや不安は小さくなります。その結果、患者さんに寄り添う言葉を選べる感覚が、少しずつ育っていくはずです。
2026年2月
藤澤 雄太
国立看護大学校成人看護学 講師
目次
【1章 「意思決定支援」はなぜ難しいのか?】
「今、何を確かめれば前に進めるか」
「難しさの正体」を丁寧に見る
本書の読み進め方
患者さんの意思決定の場面に現れる6つの壁
情報が多すぎる(少なすぎる)と決められない(①情報の壁)
複雑な感情とストレスが判断を鈍らせる(②感情の壁)
患者、家族、医療者の意見の違い(③関係性の壁)
どんな結果や未来になるかわからない(④不確実性の壁)
何が良いのかわからない(⑤倫理の壁)
支援するためのコミュニケーションをとれない(⑥コミュニケーション技術の壁)
おわりに ―6つの壁を越えるのではなく、対話で新たな道をつくる
[column]動機づけ面接を意思決定支援に活用するきっかけになった患者さん
【2章 動機づけ面接を知る】
動機づけ面接はどこから生まれ、どう広がったのか
動機づけ面接の心構え(スピリット)
動機づけ面接のスキル
動機づけ面接の4つのタスク:会話の流れをつくる
まとめ:スピリット、スキル、タスクの関係性
動機づけ面接の原理
動機づけ面接と意思決定支援
【3章 動機づけ面接と意思決定支援】
動機づけ面接が人の成長を支援する
動機づけ面接を意思決定支援に活用することのメリット
意思決定支援の7つのステップ
【4章 実際の事例から意思決定支援の方法を学ぶ】
〈動機づけ面接と意思決定支援〉
1 重症心不全患者の在宅療養移行
2 産後再喫煙に至った褥婦の禁煙に向けて
3 軽度の認知機能低下が疑われる高齢者
4 訪問看護利用者の生活に関する支援
5 入退院支援における意思決定支援
〈動機づけ面接と7つのステップの統合〉
6 救急・集中治療領域での代理意思決定
7 小児がん患者の一時退院と在宅療養移行
8 進行がん治療方針の選択
9 統合失調症患者の治療選択
10 重症心不全患者の治療選択
11 介護施設入所者の急変時対応
【5章 看護師が楽になる意思決定支援 ―動機づけ面接を「少しずつ」取り入れる】
いつの間にか意思決定「負担」になっていませんか?
「看護師だから〜しなければ」を手放す
動機づけ面接が看護師を楽にする3つのポイント
忙しい現場での動機づけ面接の導入ステップ
動機づけ面接を通して、自分を大切にする
Q1 患者さんが「先生にお任せします」と言い、話が進みません。
Q2 家族が強く主張し、患者さん本人の言葉が出ません。
Q3 時間がなく、動機づけ面接するのは無理です。
Q4 看護師として「この治療を勧めたい」と思ってしまい、中立でいられません。
Q5 決定後に「やっぱり不安です」と言われると、どう対応すれば良いかわかりません。
Q6 自分がうまく支援できていない気がして落ち込みます。
おわりに
索引
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
- 全文・
串刺検索 - 目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
- PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
- 南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
iOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:32.3MB以上(インストール時:68.1MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:129.2MB以上
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:32.3MB以上(インストール時:68.1MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:129.2MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784840488334
- ページ数:164頁
- 書籍発行日:2026年4月
- 電子版発売日:2026年5月30日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍アプリが必要です。
※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。


