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- 産業保健と看護2026年春季増刊 生成AIを活用した産業保健活動
商品情報
内容
序文
はじめに
生成AIは、産業保健の活動現場において、これから先「使えると便利な道具」ではなく、「日々の実務で欠かせない基盤」の一つになっていくのではないか。その実感が、本書を企画した出発点でした。産業看護職の仕事は多岐にわたり、しかも限られた時間の中で高い質が求められます。健康診断、面談、ストレスチェックの実施に加え、健康施策の企画、研修資料や社内周知文の準備など、専門性を要する一方で、時間を要する業務も少なくありません。そうした場面で生成AIを適切に使えれば、考える材料を素早く整え、実務の初動を軽くし、より重要な対人支援や判断に力を振り向けやすくなる。さらに、産業看護職がこうした変化を捉え、取り残されることなく実務に活かしていくことが、これからますます大切になるのではないかと、私は感じていました。
本書は、生成AIに関する概論を幅広く解説するのではなく、産業保健の文脈に焦点を当てて「どう使うと役に立つのか」「どこに工夫がいるのか」を具体的に共有することを意図しました。定期配信の健康情報の作成、データ分析など、現場の業務の中で活用するイメージを持てるよう、実践に根ざした内容を重視しました。生成AIにまだあまり触れていない方にとっては最初のハードルを下げる機会に、すでに活用している方にとっては別の使い方や応用の幅を知る機会になりましたら幸いです。まずは身近な業務で小さく試してみる、その一歩を後押しできれば、編著者としてこれ以上の本望はありません。
なお、本書の各原稿は、概ね2025年10月〜翌年1月にかけてご執筆いただきました。生成AIを取り巻く環境は変化が早いため、本書を手に取られる時点で、ツール名や機能、画面仕様、周辺情報の一部が更新されている可能性があります。より便利な使い方やツールが生み出されている可能性も高いと思いますが、現場で活用する際の考え方、業務への組み込み方といったポイントは、当面の間は活かせる内容ではないかと感じています。
本書の刊行にあたり、日本産業衛生学会 産業保健AI研究会、さんぽ会(多職種産業保健研究会)、生成AIの活用に精通した先生方、現場で実践を担う看護職の皆さま、そして帝京大学大学院 公衆衛生学研究科の関係者の皆さまには、ご多忙のなか執筆にご協力いただき、修正のお願いにも丁寧にご対応いただきました。各テーマに深い見識をもつ先生方に加え、日々の現場で悩みながらも工夫を重ねている実務家の方々にもご執筆いただけたことで、実学として活用しやすい内容にすることができたと感じています。さらに、多数の執筆者が関わる編集過程において、メディカ出版の今中桂子さんのきめ細やかなフォローは不可欠でした。ご尽力くださったすべての皆さまに、深く感謝申し上げます。
2026年3月
帝京大学大学院 公衆衛生学研究科
金森
目次
【第1章 生成AIとは】
生成AIはいつ生まれた?
生成AIは社会のどこで使われている?
生成AIの基本的な仕組みは?
生成AIに任せて大丈夫?
実際にはどう使うの?
将来はAIに仕事を奪われる?
【第2章 生成AIの活用術】
1 プロンプト作成のコツ
2 文章を書く
3 企画書・計画書を書く
4 スライドを作成する
5 アンケートを作成する
6 ポスターを作成する
7 キャッチフレーズを作成する
8 データを分析する
9 情報を調べる
10 学会抄録・論文を作成する
11 自己学習を行う
12 使用上の注意点
[Column 01]生成AIサービスの基礎と上手な使い分け
[Column 02]生成AIのアップデートを学ぶ方法
[Column 03]対話型生成AIとの相談:産業保健職が把握すべき実態、課題、そしてこれからの支援
[Column 04]日本産業衛生学会 産業保健AI研究会のご紹介
[Column 05]さんぽ会夏季セミナー2025「産業保健×生成AI」
【第3章 生成AIの活用事例】
実践例1 産業保健の現場で進化する生成AI活用のリアル
実践例2 生成AIを活用した健康教育資料づくりの実践
実践例3 生成AIをうまく活用した業務効率アップのススメ
実践例4 「専門家→AI→専門家」で紡ぐAI活用実践事例
実践例5 生成AIを取り入れた日常業務の改善
実践例6 東芝グループにおけるAI活用と産業保健活動の実際
・資料ダウンロード方法
・おわりに
索引
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書籍情報
- ISBN:9784840490658
- ページ数:176頁
- 書籍発行日:2026年4月
- 電子版発売日:2026年6月2日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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