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- 形成外科内視鏡下・ロボット支援下手術 ―低侵襲手術をめざして ―
商品情報
内容
形成外科分野においては、内視鏡下手術の普及や、いまだ保険収載のないロボット支援下手術に向け機器の開発・教育・トレーニングの充実が求められている。日本形成外科学会等の教育活動が期待されるなか、この分野の教科書となることを目的に企画された書籍。
◆内視鏡下手術とロボット支援下手術を端的にまとめました。 背景も、技術も、現状把握も、これ1冊でサクッと把握できます。
◆はじめるなら、まず最適の本。現代のベースはここにある
◆要点を押さえてダラダラしない! 見やすい紙面、わかりやすい内視鏡写真を多数掲載
◆執筆陣―形成外科ロボット手術検討委員会から多数参加!
序文
序文
内視鏡下手術は,患者の体への負担を軽減し,より低侵襲で高度な治療を実現する革新的な技術です。小さな切開による手術や高精度な手術結果の提供など,多くの利点を有し,特に感染リスクが低下することが求められる症例や,術後の整容的観点が重要な患者にとって,大きなメリットをもたらします。
一方で,高度な操作技術の習得が必要となることや,導入コストが高いことから,内視鏡下手術を実施できる医療施設や医師の数には限界があるという課題も存在します。最近では,内視鏡技術の進化が著しく,特に3Dカメラやロボット支援手術といった新たな技術が登場しており,これによりさらに精密で安全な手術が期待されます。
今後,内視鏡下手術の技術は一層進化し,多様な分野での活用が拡大することにより,より多くの患者に利益をもたらすことが期待されます。形成外科における内視鏡下手術の発展は,患者の治療選択肢を広げ,より質の高い医療の提供につながるでしょう。
形成外科領域における内視鏡技術のさらなる発展は,日本の医療の進歩に寄与すると考えられており,特にロボット支援手術や3D内視鏡技術の導入が新たな方向性として注目されています。これにより,高精度で低侵襲な手術が実現する可能性があります。
今後,内視鏡下手術の普及に向けては,機器のさらなる開発と教育・トレーニングの充実が求められます。日本形成外科学会と関連団体(日本内視鏡外科学会等)が主催する教育活動を通じて,技術向上と専門医の育成が進むことが期待されています。患者の審美的および機能的なニーズが高まる中,形成外科における内視鏡下手術の需要は今後さらに増大することが見込まれ,医療現場において一層の技術的・体制的な進化が求められるでしょう。
本書は,形成外科内視鏡下・ロボット支援手術のガイドラインを作成することを目的に企画された書籍です。日本国内のみならず,海外の第一人者に執筆を依頼し,素晴らしい内容をお届けできたと自負しています。本編集に際しては,全ての原稿の推敲に多くの時間を割いていただいた東野琢也先生並びに,本企画にご協力いただいた克誠堂の編集室の皆様に深く感謝申し上げます。
2026年2月
日本形成外科学会
形成外科ロボット手術検討委員会 委員長 上村 哲司
目次
Ⅰ 総 論
形成外科内視鏡下手術
1)内視鏡下手術の現状と歴史 上村哲司
2)手術の適応 髙成啓介
3) 手術に必要な機器(エネルギーデバイスを含む) 小野真平
内視鏡下手術・ロボット支援下手術
4)麻 酔 橋本 学
形成外科領域におけるロボット支援下手術
5)歴史と世界の現状 宮本慎平
6) マイクロサージャリーの現状と今後の可能性 素輪善弘
7) 日本の現状と今後の可能性 橋川和信
Ⅱ ロボットサージカルシステムの概要と特徴
1)da Vinci Xi サージカルシステム 堂後京子
2)da Vinci SP サージカルシステム 井上義一
3) hinotoriTM サージカルロボットシステム 日向信之
4)HugoTM RAS システム 井上義一
5)Saroa サージカルシステム 花岡まりえ/絹笠祐介,大島乃里子
6)MUSA 森 裕晃
7)Symani® サージカルシステム 古瀬貴一
8)マイクロサージャリー支援ロボット(研究開発中) 三原 誠/原 尚子
Ⅲ 形成外科内視鏡下手術
1.頭蓋顎顔面外科領域
1) 頭蓋骨縫合早期癒合症 彦坂 信/荻原英樹
2)眼窩骨折 門田英輝
3)眉毛挙上術 成田圭吾
2.乳房再建
1)組織拡張器埋入術・ゲル充塡人工乳房を用いた乳房再建術① 淺野裕子
2)組織拡張器埋入術・ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術② 東野琢也
3)有茎広背筋脂肪弁移植術 秋田新介/三川信之
4)インプラント豊胸術 丹羽幸司
3.体幹 漏斗胸 野口昌彦
4.四肢
1)手根管症候群 鳥谷部荘八
2)足根管症候群 上村哲司/奥津一郎
3)神経剝離術 𠮷田 綾/奥津一郎
4)腓腹神経採取 成田圭吾
Ⅳ 形成外科ロボット支援下手術
1.乳房再建
1) Robot-Assisted Breast Reconstruction using Silicone Breast Implant Hung-Wen Lai / Nurul Hidayah Abdul Rauf / Dineshwary Periasammy
2) Robot-Assisted Breast Reconstruction using
the Latissimus Dorsi Muscle Flap Harvesting Technique
Alice S. Yao / Jesse C. Selber
3) Robot-Assisted Breast Reconstruction using
the Totally Extraperitoneal Approach in DIEP Flap Harvest
Dong Won Lee
4) 深下腹壁動脈穿通枝皮弁の採取においてtransabdominal preperitoneal
アプローチを用いたロボット支援下乳房再建術 矢野智之
2.マイクロサージャリー
Robotic Microsurgery 樫村 勉
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書籍情報
- ISBN:9784771961647
- ページ数:230頁
- 書籍発行日:2026年3月
- 電子版発売日:2026年6月10日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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