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- インフェクションコントロール2026年夏季増刊 どう動く?どう防ぐ? 事例から学ぶ アウトブレイク対応
商品情報
内容
初動から収束、再発防止までの流れが分かる事例とチェックリストや対応例がまとめられた表などそのまま使えるツールで、アウトブレイク発生時の行動をサポート!微生物別や施設別、医療関連感染別に体系化された知識がこの一冊で押さえられる!
序文
編集に際して
医療機関や高齢者施設におけるアウトブレイクは、患者の安全のみならず、医療提供体制や社会的信頼にも大きな影響を及ぼす重要な課題である。近年、新興・再興感染症への対応に加え、多剤耐性菌の拡大や医療環境に由来する感染リスクの顕在化など、アウトブレイクの様相は一層複雑化している。そのような中で、感染対策に携わる医療従事者には、迅速かつ的確に状況を把握し、限られた情報の中で意思決定を行う実践力が求められている。
本増刊「事例から学ぶ アウトブレイク対応」は、こうした現場のニーズに応えるべく企画された。単なる知識の整理にとどまらず、実務に直結する思考プロセスと判断のポイントを共有することを編集方針とした。実地疫学調査の基本ステップ、データ整理とサーベイランス、さらには微生物とリザーバーの理解に至るまで、事例にもとづくアウトブレイク対応の実践知を体系化した。各章では、実際に事例を経験した執筆陣により、具体的なアウトブレイク事例を通じて、現場でどのように考え、どのように動くかを重視した構成とした。アウトブレイクについて初動から収束、再発防止までの知見と教訓を共有するとともに、地域の医療施設から高齢者施設まで、読者が明日から使えるチェックリストやツールを豊富に収載した。
アウトブレイク対応において重要なのは、単に知識を有することではなく、限られた情報の中で仮説を立て、迅速に検証し、適切な介入につなげる力である。本増刊が、ICTメンバーをはじめとする感染対策に携わる多職種にとって、日常の備えから発生時の対応までを支える実践的な指針となることを期待している。各施設における感染対策の質の向上と、より安全な医療環境の実現に寄与する一助となれば幸いである。
2026年5月
金沢大学 医薬保健研究域医学系感染症科学・臨床検査医学 教授
金森 肇
目次
【第1章 知識編】
■1 実地疫学調査の基本ステップ―アウトブレイク対応の初動と情報整理―
■2 アウトブレイク対応のためのデータ整理とサーベイランス
■3 アウトブレイクを起こす微生物とリザーバー
■4 分子疫学的手法
■5 アウトブレイク時の行政などとの連携
■6 リスクコミュニケーションと適切な情報開示
【第2章 微生物(細菌・ウイルス・真菌)編】
■1 呼吸器感染症(インフルエンザ)のアウトブレイク
■2 呼吸器感染症(COVID-19)のアウトブレイク
■3 感染性胃腸炎(ノロウイルス)のアウトブレイク
■4 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)のアウトブレイク
■5 ESBL産生菌のアウトブレイク
■6 カルバペネマーゼ産生腸内細菌目細菌(CPE)のアウトブレイク
■7 多剤耐性緑膿菌(MDRP)のアウトブレイク
■8 バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)のアウトブレイク
■9 クロストリディオイデス・ディフィシル感染症(CDI)のアウトブレイク
■10 レジオネラのアウトブレイク
■11 疥癬のアウトブレイク
■12 結核の曝露事例への対応
■13 カンジダ・アウリスの検出事例への対応
■14 アスペルギルス症のアウトブレイク
【第3章 医療関連感染編】
■1 カテーテル関連尿路感染(CAUTI)
■2 中心ライン関連血流感染(CLABSI)
■3 手術部位感染(SSI)
■4 人工呼吸器関連肺炎(VAP)
【第4章 診療科・施設編】
■1 NICU
■2 ICU
■3 透析室
■4 精神科病院
■5 中小病院
■6 ローリスクグループが入所する高齢者施設
■7 ハイリスクグループが入所する高齢者施設(特養など)
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書籍情報
- ISBN:9784840489492
- ページ数:216頁
- 書籍発行日:2026年7月
- 電子版発売日:2026年7月8日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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