- m3.com 電子書籍
- オペナーシング2026年秋季増刊 術前・術中・術後の看護 即効Q&A 94
商品情報
内容
日本手術看護学会監修で、現在の手術看護のスタンダードがまとめて理解できる。認定看護師ならではの知識や工夫のポイントをメインに理由や根拠、周辺知識を解説することで、スキルをランクアップさせる。『基本の解説』と『1ランクアップ!解説』の2種類の解説で、基本的な知識とさらに深堀りした知識を1冊で習得できる。
序文
監修のことば
周術期看護(術前・術後・術後)では、手術や麻酔の方法を正確に把握し、それらが患者にどのような影響を及ぼすのかを理解することが重要です。手術の具体的な状況を推察し、起こりうるリスクを最小限に抑えるためには、術前からの十分な準備が求められます。また、手術治療に伴う身体侵襲への対応には、専門的な知識と高度なチーム力が不可欠です。
さらに、術中に行われた看護内容や患者のリスクアセスメントを踏まえ、必要な情報を病棟看護師へ適切に伝達すること、そして術後の患者の状態から術中看護を評価することは、周術期看護の質向上につながります。
日々の看護のなかで、「もっとよい方法はないだろうか?」あるいは「なぜこうするのだろう?」などと疑問を感じたことはありませんか? 周術期看護の学習は、多くの場合OJTが中心であり、看護基礎教育でも臨床で活用できるほどの知識や技術を習得する機会が十分とはいえないのが現状です。
日本手術看護学会でもさまざまな研修を実施していますが、疑問に対して「もっと手軽に学習できれば」と感じる方も多いのではないでしょうか。本書は、こうした皆さんの疑問や学習ニーズに応えるため、認定看護師の協力を得て作成しました。
周術期看護のポイントは、患者の安全・安心、さらに安楽を考えることです。皆さんの疑問が解決され、認定看護師の専門的で最新の知識や技術を習得し、手術を受ける患者に安全・安心な看護を提供できることを願っています。
ミルズしげ子
日本手術看護学会 理事長
目次
【第1章 術前の看護】
1 術前アセスメントとリスク評価のQ&A
Q1 喘息の既往歴がある患者で、術前に確認すべき具体的な症状と薬剤は?
Q2 糖尿病患者の術前血糖値の評価は? 手術の延期を検討する基準は?
Q3 心機能が低い患者は、術中のモニタリングで何に注意する?
Q4 認知症患者のアセスメントのコツは? 術中の痛みはどう推測し管理する?
Q5 るい痩患者の術前評価について、体位固定以外で懸念すべきことは?
Q6 ステロイド内服中の患者で、術中に起こりうる「副腎不全」のサインは?
Q7 抗血栓薬の休薬の注意点は? 術中出血のリスクをどう共有する?
Q8 睡眠時無呼吸症候群の患者で、抜管後に備える物品は?
Q9 術前訪問で、挿管困難を予測するポイントは?
Q10 義歯や動揺歯がある場合、誰にどう報告・共有する?
2 術前指導・患者支援のQ&A
Q1 患者が手術や麻酔に対する不安を訴えたとき、どのようにケアする?
Q2 そもそも、術前の呼吸機能訓練はなぜ必要?
Q3 禁食・禁水時間を守れなかった患者。手術中止か続行かの判断基準は?
Q4 小児の手術、保護者の同伴はどのタイミングまでがベスト?
Q5 術前説明の内容を患者が理解していない様子。再説明のポイントは?
Q6 術前絶飲食についてのトラブルを未然に防ぐ説明のコツは?
Q7 手術当日、入室時の案内の注意点は?
Q8 患者の「意思決定」が揺らいでいる場合、手術室看護師としてどう立ち回ればよい?
Q9 ヘビースモーカーの患者、どのように禁煙指導する?
Q10 術後せん妄のハイリスク患者へ術前にできる介入とは?
【第2章 術中の看護】
1 手術体位と皮膚・神経障害予防のQ&A
Q1 仰臥位での褥瘡予防の方法は? 患者によってどう対応する?
Q2 側臥位での神経麻痺予防の方法は? 患者によってどう対応する?
Q3 砕石位でのコンパートメント症候群予防の方法は? どのタイミングで何を行う?
Q4 ロボット支援手術などの長時間手術での背抜きや褥瘡予防のポイントは?
Q5 腹臥位での眼球圧迫はどう予防する? 顔面用クッションのセッティングのコツは?
2 麻酔のQ&A
Q1 挿管困難が予想されるとき、ビデオ喉頭鏡以外に準備すべきものは?
Q2 挿管介助中、看護師が「輪状軟骨圧迫」を正しく行うコツは?
Q3 抜管直後、とくに注意しておくべきことは?
Q4 覚醒時興奮を起こした患者の、抑制を解除するタイミング・安全確保のコツは?
Q5 経鼻挿管や緊急気管切開への切り替え時、外回り看護で必要な物品や対応は?
Q6 硬膜外麻酔・脊髄くも膜下麻酔、末梢神経ブロックでの観察ポイントは?
3 術中モニタリングのQ&A
Q1 プレウォーミングって?なぜ行い、どのような効果があるの?
Q2 低体温がもたらす合併症やそのほかの影響とは?
Q3 術中の体温はどう測る? 食道温・鼓膜温・直腸温、それぞれの特徴と注意点は?
Q4 術後のシバリングで、温める以外に手術室看護師ができる環境調整は?
Q5 IN-OUTバランスの見方のコツを教えて! 何が指標になる?
Q6 晶質液と膠質液について、術中に使い分ける根拠は?
Q7 急速輸液が必要なときの注意点は?
Q8 輸血の開始タイミング、認定看護師はモニターのどこを見る?
Q9 自己血回収装置使用時に外回り看護師が注意すべき点は?
Q10 「血圧低下」の原因は麻酔? 出血? どう見分ける?
Q11 尿量はどのタイミングで何を確認して、医師に報告する?
Q12 心電図波形の変化について、素早く気づき報告するための観察ポイントは?
Q13 カプノメータの波形が平坦になった!まず確認すべきことは?
Q14 筋弛緩モニターの値を見て、何をどう判断する?
Q15 処理脳波モニターの値から覚醒のリスクをどう判断する?
Q16 動脈ラインの波形がなまったときの対処法は?
Q17 電気メスの対極板貼付のコツは? なぜこの位置に貼付する?
4 器械出し看護のQ&A
Q1 先読みして器械を把握し、術者の指示の前に器械出しをするための術野の見方は?
Q2 癒着などで手順通りにいかない場合、次に必要になる器械をどう予測する?
Q3 出血部位が見えにくいとき、どのように介助するべき?
Q4 針や糸を素早く準備するコツは? 診療科や部位でどう違う?
Q5 術者が左利きの場合、器械の渡し方や配置で気をつけることは?
Q6 腹腔鏡下手術で手術の進行を把握するコツは? モニターのどこを見る?
Q7 器械を渡すときのコツは? 術者とのリズムをつかみ、安全に渡すためには?
Q8 術中に「術野が不潔になったかもしれない」と気づいたときはどう知らせる?
Q9 器械出しを素早く正しく行うための器械台の整理整頓のコツと、術中に器械出しが交代する際の引き継ぎのポイントは?
Q10 止血剤を準備するタイミングのつかみ方とその理由は?
5 安全管理・緊急対応のQ&A
Q1 WHO手術安全チェックリストはなぜ必要?
Q2 大量出血時の血染めガーゼ、正確にカウントを継続する工夫は?
Q3 術中のガーゼカウントで数が合わないときの、ガーゼの捜索・カウントのコツは?
Q4 カウントの不一致を指摘しにくい雰囲気のとき、術者にどう声をかける?
Q5 閉創直前に「何かおかしい」と感じたときの確認手順は?
Q6 術中に突然の大量出血! 器械出し看護師はどのように動き、まず何を準備する?
Q7 器械・機器が故障! 代用を準備する? 誰にどう報告する?
Q8 清潔野を守る工夫は? 予定外のことがあり追加器械を取りに行く間はどうする?
Q9 針や小さな器械を術野で紛失! 捜索時、手術はどう止める?
Q10 超緊急手術で、滅菌確認や準備の優先順位はどう決める? 汚染が激しい緊急手術の場合は?
Q11 グレードA帝王切開時、どう動く? 施設のマニュアルに+αでできることは?
Q12 薬物アレルギーの情報がない緊急手術患者の場合、術中に注意して観察すべきポイントは?
Q13 緊急時の器械はどう準備する?
6 環境整備・コミュニケーションのQ&A
Q1 手術室の環境設定は、なぜ診療科によって変える必要がある?
Q2 ME機器の動作確認は、どこを確認しておくべき?
Q3 無影灯の合わせ方のコツは? 術者の頭の影をつくらない工夫とは?
Q4 医師への報告の際、ひと言目に何と言えば話を聞いてもらえる?
Q5 ME機器のトラブルを臨床工学技士へ的確に伝えるには?
Q6 指示が曖昧な医師とのコミュニケーションのコツは?
Q7 多職種チームでの心理的安全性をつくるための、手術室看護師の役割と伝わりやすい言葉とは?
【第3章 術後の看護】
1 術直後の身体的変化と観察のポイントのQ&A
Q1 手術や麻酔による身体侵襲として、どのようなことを理解する必要がある?
Q2 術後に起こりやすい合併症には何がある? 観察のポイントは?
Q3 術直後から病棟に戻るまでの注意点は?
Q4 PACUの必要性って何?
2 継続看護・術後の申し送りのQ&A
Q1 術後訪問はなぜ必要? 術後訪問時に術中看護をどう評価する?
術中看護の評価のために術後訪問で何をみる?
Q2 病棟への申し送りで効率的かつ漏れなく伝えるコツは?
術中のイレギュラーはどこまで詳しく、どう伝えるべき?
Q3 ICUに帰室する重症患者の申し送りで、最も優先すべき情報は?
Q4 術中と病棟での尿量などの値の評価は、なぜ必要?
3 術後疼痛管理のQ&A
Q1 術後鎮痛(IV-PCA/PCEA)はどう設定し、どう説明する?
Q2 硬膜外麻酔が入っている患者が「下肢を動かしづらい」と訴えている。原因の見分け方は?
Q3 「痛み止めが効かない」と言う患者。精神的要因以外に疑うべき術中の要因は?
Q4 ロボット支援手術・腹腔鏡下手術特有の術後の症状にはどのようなものがある?
Q5 術後悪心・嘔吐(PONV)などの副作用が起きた際に手術室看護師ができることは?
Q6 術後のドレーン管理、排液の「色・量・性状」の異変をどう見極める?
Q7 術後鎮痛のマルチモーダル鎮痛とは?
Q8 痛みの評価スケールについて、認知症患者や小児ではどう使う?
・INDEX
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
- 全文・
串刺検索 - 目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
- PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
- 南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
iOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:17.7MB以上(インストール時:41.2MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:70.9MB以上
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:17.7MB以上(インストール時:41.2MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:70.9MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784840488990
- ページ数:224頁
- 書籍発行日:2026年9月
- 電子版発売日:2026年9月2日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍アプリが必要です。
※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。


