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- 弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター 第3版
商品情報
内容
「弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター」資格取得のための公式テキストが、講習会および認定資格の名称変更に合わせ、新たな書名で刊行されました。従来の圧迫療法の要点と必要な知識をわかりやすくコンパクトに収録した構成はそのままに、新たな臨床試験の成果や最新のガイドライン・推奨も積極的に反映、図表も大幅に増補しました。
序文
はじめに
まず,時代に即した圧迫療法の専門書『弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター』の改訂出版を,日本静脈学会理事長として,そして圧迫療法を心から信じ実践してきた一医療者として,心よりお祝い申し上げます。
前版の巻頭には,日本の圧迫療法の啓発と研究に大きな足跡を残された故・平井正文先生,そして世界的な“圧迫療法の大家”である故Hugo Partsch教授の思い出が,岩井武尚前理事長によって記されております。先人の歩みを振り返ると,その熱意が今も強く伝わり,私たちの世代が新たな圧迫療法の時代を切り拓かなければならないと,決意を新たにする思いです。その一つの答えが,この教科書に示されています。
わが国における圧迫療法の社会的認知は,続発性・原発性リンパ浮腫や静脈性潰瘍に対する保険収載を経て,緩やかにではありますが着実に進んできました。さらに2023年には,新規に保険承認された静脈血栓除去デバイスや静脈ステントを使用するための条件として,「静脈圧迫処置認定施設」であることが求められました。これは専門医のみならず幅広い医療者に,最先端デバイスによる治療を適応するにあたって,基礎治療として圧迫療法が不可欠であることを示す契機となりました。
学術面においても研究は絶え間なく続き,系統的な文献解析に基づいた『静脈疾患における圧迫療法ガイドライン2025』(日本静脈学会編)が発刊されました。さらにその内容を踏まえ,より幅広い医療者を対象とした『2025年改訂版 肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症および肺高血圧症に関するガイドライン』(日本循環器学会/日本肺高血圧・肺循環学会)も出版されています。
本書は学術的なガイドラインとは異なり,実用的で実践的な視点から,医師のみならず圧迫療法の実践者として多数を占める看護師をはじめとする医療スタッフの疑問に直接答える内容となっています。構成や執筆陣を含め全面的に再検討が行われ,大幅に刷新されました。チームで執筆することにより,質の向上が図られた一方で,内容は平易で理解しやすくなるよう配慮されています。
この大事業を主導・遂行された弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター養成委員会委員の佐久田先生,松原先生,今井先生,ならびに各委員の皆様に,深く感謝申し上げます。
本書が読者の皆様,そして患者さんにとって「適切な圧迫療法」の実践に資することを心より願います。さらに読者の方々が圧迫療法の“求道者”となり,私どもとともに歩んでくださるならば,望外の喜びです。圧迫療法のさらなる啓発と発展を祈念して。
2025年10月
日本静脈学会 理事長 孟 真
目次
第1章 圧迫療法の役割を学ぶ
1 圧迫療法の歴史
2 圧迫療法の基礎理論
3 弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター
第2章 静脈疾患を学ぶ
1 静脈還流障害の起こるわけ(閉塞と逆流)
2 下肢静脈瘤
3 静脈性下肢潰瘍
4 深部静脈血栓症と肺血栓塞栓症
5 圧迫療法による静脈血栓塞栓症の予防
6 静脈血栓後症候群
7 その他の静脈疾患
Topics 1 超音波診断の進歩とバスキュラーラボ
Topics 2 災害時における弾性ストッキング
第3章 リンパ浮腫といろいろな浮腫を学ぶ
1 むくみのメカニズムと圧迫療法が有効に働く理論
2 リンパ浮腫の特徴と診断
3 リンパ浮腫の予防と治療
4 廃用症候群による浮腫とその他の慢性浮腫の治療
Topics 3 圧迫下の運動療法
第4章 各種圧迫装具とIPCを学ぶ
1 圧迫療法に使用される医療機器
2 弾性ストッキングと弾性スリーブ・グローブ
3 弾性包帯
4 調節型圧迫装具
5 IPC(間欠的空気圧迫法)
6 補助具,その他(パッド,枕子)
Topics 4 圧迫圧測定装置について
第5章 圧迫療法の合併症とアドヒアランスの問題を学ぶ
1 圧迫療法の合併症
2 医療関連機器褥瘡(MDRPU)
3 アドヒアランスの問題とその対処
Topics 5 弾性ストッキング着脱のコツ
第6章 圧迫療法のガイドラインを学ぶ
1 日本静脈学会:静脈疾患における圧迫療法ガイドライン
2 静脈疾患に関するその他のガイドライン
3 リンパ浮腫に関するガイドライン
第7章 圧迫療法に関するQ&A
1 一般的な質問
2 DVT 予防についての質問
3 リンパ浮腫治療についての質問
巻末資料
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書籍情報
- ISBN:9784867191194
- ページ数:254頁
- 書籍発行日:2025年11月
- 電子版発売日:2025年12月9日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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