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- 【雑誌「眼科」電子別冊】ウェットラボでのトレーニングに役立つ豚眼の解剖の基礎知識
商品情報
内容
豚眼は大きさと構造が人間の眼球に類似し、安価で調達できることから、眼科の解剖実習や手術トレーニングのウェットラボで用いられています。
そこで、『眼科』誌で過去12 回にわたって掲載された同名の連載企画をもとに、全編の内容をブラッシュアップし電子書籍としてまとめました。
豚眼、ひいては眼球の解剖への解像度を高め、卒前教育や日々のウェットラボでのトレーニングから得られる学びをより充実させる1冊となっています。
序文
まえがき
外科臨床医が手術に臨むにあたり,十分な手技トレーニングが要求されることは,患者さんの権利として論を俟たないと思います。トレーニング方法として,模型とご遺体が挙げられます。ご存じのように医学教育の現場での学生解剖実習とは異なる医師の手術トレーニングにご遺体を利用することについて明確な法的根拠は制定されていないと思われます。日本外科学会の CST(Cadaver SurgicalTraining)推進委員会では「臨床医学の教育及び研究における死体解剖のガイドライン」に基づいて多くの診療科のご遺体での外科研修を承認し,リストを公表しています。涙道や眼窩のように構造が複雑,かつほかの動物では代替が難しい部位では,ご遺体を用いた研修が有用と思われ,多くの医学部眼科学講座での研修がCST推進委員会から承認されています。
一方,豚眼を用いたウェットラボによる内眼手術のトレーニングの有益性は皆様のご存じのごとくです。豚眼を用いる利点として,①安価で,大量購入が可能であるので,繰り返し手術手技を学べることと,②ヒトの眼球に類似した大きさと構造を持つことを筆者は挙げたいと思います。さらには,研究室に組織病理に関係する機器が設置されている施設の場合,自身がトレーニングに用いた豚眼に組織病理学的な評価を加えることで,外科侵襲の組織に与える影響を学ことができます。筆者の講座では医師の手術研修だけでなく,過去20年近く,大学の学生実習費を財源として,卒前臨床教育に豚眼での肉眼解剖,組織学,白内障手術ウェットラボを毎週行ってきました。前日午後の屠殺による豚眼を翌日早朝着の冷蔵宅配便で購入しています。
肉眼で観察した眼球を組織学的に観察すれば,どのような構造になっているかを深く学べると考えます。さらには豚眼を用いた手術トレーニングのウェットラボは白内障手術に限ったものではないと思います。緑内障手術や硝子体出血を模倣する技は以前から多くの先人が発表なさっています。その内容が2021年9月号〜2022年8月号まで,のべ12回にわたり金原出版『眼科』に連載されました。筆者の講座の住岡孝吉准教授,岩西宏樹准教授が,ひとつの形に整理したものにすれば,卒前学生教育と若手眼科医の手術トレーニングに有用であろうと考えました。今回,住岡准教授,岩西准教授が当時の内容に緑内障シャント手術や網膜OCT画像など,眼科臨床の進歩に合わせた加筆を行い,電子書籍として出版する運びとなりました。卒前教育以外に,ウェットラボで若手医師の内眼手術トレーニングにお役立ていただけましたら,両名の上司としてこの上ない喜びと存じます。
和歌山県立医科大学眼科学講座,教授
雑賀司珠也・記
目次
まえがき 雑賀司珠也
1.角膜と輪部 岡田由香
2.結膜とTenon 囊(緑内障手術を念頭に) 髙田幸尚
3.眼瞼(マイボーム腺,眼輪筋,挙筋) 住岡孝吉・石川伸之
4.水晶体 田中才一
5.虹彩・毛様体・Zinn 小帯 住岡孝吉
6.強膜:白内障手術と関連して 髙田幸尚
7.網膜 岩西宏樹
8.視神経 岡田由香
9.網膜色素上皮・脈絡膜 岩西宏樹
10.外眼筋 鈴木映美
11.豚眼における白内障手術のウェットラボでのポイント 田中才一
12.硝子体出血モデル 住岡孝吉
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書籍情報
- ISBN:9784307480017
- ページ数:55頁
- 書籍発行日:2026年4月
- 電子版発売日:2026年4月28日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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