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- 改訂第3版 薬剤師のための救急・集中治療領域標準テキスト
商品情報
内容
【本書の概要】
日本臨床救急医学会が,日本病院薬剤師会の協力を得て,2011年度から実施している 救急認定薬剤師制度。本書は,その認定試験の参考書籍であり,内容が試験の出題範囲となっています。
本書は救急・集中治療にかかわる薬剤師が備えておくべき医学的知識や技能に加え,法律や倫理的問題なども解説。さらに救急・集中治療領域の薬剤業務を体系づけ,主要症状から薬剤師として速やかに対応できるよう構成されています。
資格取得を目指す薬剤師のみならず,救急・集中治療領域の薬剤師業務に必要な基礎と臨床を学びたい薬剤師,薬学生必携の一冊です。
【ポイント】
①8年ぶりの全面改訂
全項目を最新のエビデンスやガイドラインに基づいて刷新しています。
②新たな項目を追加
「外来業務」「代謝・内分泌系疾患」「院内急変時対応チーム(RRS)」など救急・集中治療領域の薬剤師に必要な項目を新設しました。
③医師と薬剤師の「ペア執筆」
病態等の項目について,医師と薬剤師の共著とし,すべての項目において薬剤師の視点による解説や薬物療法の介入ポイントを盛り込みました。
序文
序文
日本臨床救急医学会において,日本病院薬剤師会の協力の下に発足した(2009年12月理事会決定)「救急認定薬剤師制度」は,良質な医療の提供という社会的要請に応えるため,侵襲時の薬物療法など救急領域における高度な知識・技術を備えた薬剤師を養成し,国民の健康に貢献することを目的としている。
2011年には,その専門性についての標準的な水準を示すテキストとして『薬剤師のための救急・集中治療領域標準テキスト』が出版された。同年より,救急医療における薬物療法等に関する十分な知識・技能を有する「救急認定薬剤師」の認定を開始し,さらに2023年からは,救急認定薬剤師として十分な活動実績を有し,本領域における薬物療法等の実践・研究・教育において指導的能力を有する「救急専門薬剤師」の認定も開始している。
初版刊行後,救急領域における薬剤師を取り巻く環境は大きく変化した。病棟薬剤業務実施加算の新設・増点,救命救急センターの充実段階評価における「常勤薬剤師の配置」の評価項目追加など,救急領域における薬剤師の役割は高く評価されるようになった。また,薬剤師が救急外来において標準的な業務を円滑に遂行できるよう,日本病院薬剤師会と日本臨床救急医学会の共同により「救急外来における薬剤師業務の進め方」が作成され,救急外来での薬剤師業務のさらなる充実が期待されている。
第2版の刊行から8年が経過し,救急・集中治療領域のみならず各領域のガイドラインが刷新されたこと,また薬剤師の業務範囲も拡大していることから,本書の改訂が必要となった。今回の改訂ではすべての章を見直し,最新のエビデンスやガイドラインに準じた内容へと刷新している。
第3版は「総論」「救急・集中治療領域での薬剤師の業務」「診療・患者管理」「病態各論」「救急医療に必要な知識」で構成し,新たに「外来業務」「代謝・内分泌系疾患」「院内急変時対応チーム」の項目を新設した。今回の改訂においてもっとも強調したい変更点は,第2版までは医師のみが執筆していた病態等の項目について,医師と薬剤師の「ペア執筆」とした点である。これは,本書が「薬剤師のため」のテキストであり,すべての項目において薬剤師の視点による解説や薬物療法の介入ポイントを盛り込みたいという編集委員会の強い意向によるものである。執筆者の皆様には多大なるご負担をおかけしたが,編集の意図を汲み,最新のエビデンスやガイドラインに基づきつつ,簡明にご執筆いただいたことに深く感謝申し上げる。
本書が,今後も救急認定薬剤師を目指す薬剤師をはじめ,臨床に携わるすべての薬剤師,看護師など,救急医療を支える多くの方々のお役に立てる手引書となれば幸いである。
末筆ながら,ご多忙のなか,編集や校正にご尽力いただいた編集委員の皆様,および株式会社へるす出版の皆様に厚く御礼申し上げる。
令和8年5月
日本臨床救急医学会 薬剤師のための救急・集中治療領域標準テキスト改訂版編集委員会
編集委員長 服部雄司
副編集委員長 添田 博
目次
Ⅰ 総論
1 救急・集中治療領域で求められる薬剤師の役割
2 救急医療体制
Ⅱ 救急・集中治療領域での薬剤師の業務
1 病棟業務
2 外来業務
3 薬剤の適正使用と薬物動態
4 情報の収集・発信
5 感染対策
6 医療安全
7 臨床試験・治験
8 研究業務
Ⅲ 診療・患者管理
1 初期診療
2 気道・呼吸管理
3 循環管理
4 体液管理
5 栄養管理
6 痛み・不穏・せん妄の管理
7 予防的薬物療法
8 腎代替療法施行時の薬物療法
9 小児診療
10 高齢者診療
11 感染症診療
Ⅳ 病態各論
1 心停止
2-1 中枢神経系疾患;脳卒中,脳血管障害
2-2 中枢神経系疾患;けいれん,髄膜炎・脳炎,蘇生後脳症
3-1 循環器系疾患;急性冠症候群,大動脈解離
3-2 循環器系疾患;不整脈,心不全
4 呼吸器系疾患
5 消化器系疾患
6 代謝・内分泌系疾患
7 腎・泌尿器系疾患
8 敗血症・多臓器障害
9 外傷
10 熱傷
11 急性中毒
12 環境に起因する障害
13 窒息・異物・刺咬症
14 アレルギー
15 精神神経系疾患
16 産婦人科系疾患
Ⅴ 救急医療に必要な知識
1 医療機器
2 医療材料
3 災害医療
4 院内急変時対応チーム
5 医療にかかわる法律
6 移植医療
7 医療倫理
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書籍情報
- ISBN:9784867191330
- ページ数:400頁
- 書籍発行日:2026年7月
- 電子版発売日:2026年7月14日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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