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- 救急医学2026年1月号(50巻1号)千の倉より母・子は宝
商品情報
内容
誰もが安全に安心して出産・子育てができる社会。そのためには、「宝」である母と子を救い守る医療体制が必要で、救急医療と周産期医療は、まさにその両輪だ。海外・国内の周産期救急・母体救命医療体制や各分野の事業・取り組みの実情を知り、視座を高めよう。
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序文
特集 千の倉より母・子は宝
2000年代に入り,奈良や東京で相次いで発生した妊婦の脳出血症例。「たらい回し」としてメディア・報道でも広く扱われ,2008年には日本救急医学会と日本産科婦人科学会の合同で「地域母体救命救急体制整備のための基本的枠組の構築に関する提言」が発出されました。その後,2009年からは厚生労働省医政局が救急医療に加えて周産期医療を所管するように組織再編され,各都道府県は医療計画において,重症母体を考慮した体制を整備しています。
このように,重症母体を想定した救急医療と周産期医療の連携は進みつつあります。しかしながら,「母体安全への提言」などによると,いまだ年間40人前後の妊産婦がさまざまな疾病により亡くなっており,そのなかには“防ぎ得る母体死亡”=“preventable maternal death”が含まれている可能性も指摘されています。さらには,年間50人前後の妊産婦が自殺していることが近年の警察庁自殺統計から判明し,妊産婦の最大の死因であることも明らかになりました。自傷・自殺企図後の初期対応を担う救急医にとっては,重要な対象であり,課題です。
そこで今号の月刊「救急医学」では,周産期救急・母体救命医療のあるべき姿を考えるために,海外諸国や国内各地域の医療体制の現状・工夫・課題,そして,母体救急にかかわる各分野での事業・取り組みを学ぶ特集を企画いたしました。海外・国内の各地域でご活躍・ご経験を積まれた先生方による実情の紹介は,大変貴重であり,周産期救急・母体救命医療の質の向上を図るために,重要な視座を与えてくれます。
家族にとって,そして社会にとってもまさに「宝」である「母」と「子」が,そして子育てを担うすべての人が,安全・安心に過ごせる医療体制を構築する。そのために,周産期救急・母体救命医療のさらなる発展を目指して,本特集が指南書・案内書となることを期待しております。
特集企画ゲストエディター
日本赤十字社医療センター救命救急センター・救急科
山下 智幸
目次
特集
Ⅰ.海外の医療体制から学ぶ
イギリスにおける医療・保険制度と周産期ケア
国立病院機構三重中央医療センター産婦人科 榎本 尚助
アメリカの周産期・母体救命医療体制
南フロリダ大学産婦人科学教室婦人科腫瘍部門 安川 茉弥
ニュージーランドの周産期・母体救命医療体制
セントローズクリニック/三重大学医学部附属病院産科婦人科 中尾 真大
その他の国・地域の周産期・母体救命医療体制
京都大学医学部婦人科学産科学教室 久保 のぞみ
Ⅱ.国内地域の医療体制から学ぶ
宮城県の周産期・母体救命医療体制
東北大学大学院医学系研究科救急医学分野/同大学病院高度救命救急センター 佐藤 哲哉他
埼玉県の周産期・母体救命医療体制
埼玉医科大学総合医療センター産科麻酔科 吉田 由惟
東京都の周産期・母体救命医療体制
日本赤十字社医療センター救命救急センター・救急科 乃美 証
大阪府の周産期・母体救命医療体制
りんくう総合医療センター産婦人科 古谷 毅一郎
広島県の周産期・母体救命医療体制
県立広島病院救急科 佐伯 辰彦他
Ⅲ.各分野での取り組みと課題・展望
J-CIMELSとJ-MELSコース
昭和医科大学医学部産婦人科学講座 新垣 達也
妊産婦死亡報告事業─現状と今後の展望
昭和医科大学医学部産婦人科学講座 山下 有加他
羊水塞栓症登録事業
浜松医科大学医学部産婦人科地域医療学講座 小田 智昭
妊産婦の自殺の現状と,精神科等との連携
信州大学医学部周産期のこころの医学講座 村上 寛
妊産婦の解剖と死因究明
近畿大学奈良病院病理診断科 若狹 朋子
連載
時をかける救急教授
第13回 脚気再考(下)なぜ陸軍は兵食の白米にこだわったのか!?
山口大学大学院医学系研究科救急医学 鶴田 良介
Acute Care Nutrition─代謝栄養の世界へようこそ!
第12回 タンパク質(アミノ酸)代謝 基礎編─腸管から吸収され,組織で使用されるまで
国立病院機構大阪医療センター救命救急センター 小島 将裕他
出張版Dr.’sPrimeAcademia
第32回 心臓カテーテル治療Up to Date─エビデンスの変遷で紐解く冠動脈疾患・PCIのいま
済生会宇都宮病院循環器内科 八島 史明
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書籍情報
- ISBN:9784012005001
- ページ数:128頁
- 書籍発行日:2026年1月
- 電子版発売日:2026年1月13日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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