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- 救急医学2026年6月号(50巻6号)そのとき,動くために;災害×国際医療支援を学ぶ
商品情報
内容
海外の大規模災害や紛争地で、日本の救急医としての力を発揮したい。いざそのとき、動くために、どんな能力・経験が必要か、どんな組織に所属し、どんな準備をすればよいのか、実際に国際的な医療・人道支援の最前線で活躍する団体・著者が、リアルを紹介する。
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序文
そのとき,動くために 災害×国際医療支援を学ぶ
海外で大きな災害が発生した際に,現地に赴き,日頃培った救急診療のスキルを活かして支援をしたい,と思う救急医は少なくないであろう。一方で,どうすれば実際に支援に参加できるのかについては,経験のない者にとって未知の部分も大きい。すなわち,どのような組織に所属すればよいのか,自らの安全は確保されるのか,通常の救急診療に加えてどのようなトレーニングが求められるのか,語学力はどの程度必要になるのか,普段働いている職場との調整はどうするのか,そして極端な話,人生を災害医療・国際医療に“全振り”しないとできないのか,などである。
そこで今号の特集では,災害時に国際的な医療支援を実際に行っている日本の各団体から,実際の活動内容,活動・派遣へのプロセス,事前の準備や調整,求められる能力や姿勢などについて,ご紹介いただいた。また,災害時の国際医療支援の国際的なスタンダードと最新の知見についても取り上げ,人道支援の国際基準であるSphere,WHO のEMT Initiative,EMTCC(emergency medicalteam coordination cell)の役割などについて解説するほか,諸外国の医療支援チームの現状も紹介する。
本特集を通じて災害時の国際医療支援のリアルを知っていただき,そして,支援に興味のある救急医の先生方にはぜひ,災害が起きたそのときに,支援の一歩を踏み出していただきたい。
特集企画エディター
淀川キリスト教病院救急科・集中治療科
夏川 知輝
目次
特集 そのとき,動くために災害×国際医療支援を学ぶ
Ⅰ.国際医療支援団体を知る
国際緊急援助隊(JDR)医療チーム
国立健康危機管理研究機構(JIHS)危機管理・運営局DMAT 事務局国際対策課 大場 次郎
国際緊急援助隊(JDR)救助チーム
日本医科大学多摩永山病院救命救急科 阪本 太吾
災害人道医療支援会(HuMA)
日本医科大学多摩永山病院救命救急科 久野 将宗他
空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”
認定NPO 法人ピースウィンズ・ジャパン 稲葉 基高
ロシナンテス
認定NPO 法人ロシナンテス 川 原 尚 行
ベアフットドクターズ
ベアフットドクターズグループ/一般社団法人裸足醫チャンプルー 林 健太郎
ジャパンハート
ジャパンハート医療センター 神白麻衣子他
徳洲会医療救援隊(TMAT)
福岡徳洲会病院総合診療科 坂元 孝光
日本赤十字社
日本赤十字看護大学附属災害救護研究所国際医療救援部門 中出 雅治
国境なき医師団
国境なき医師団/おかだプライマリケアクリニック 岡田 まゆみ
Ⅱ.国際医療支援にまつわる知識
リーダーシップを執る救急医だからこそ押さえておいてほしい災害支援の国際基準─スフィア
岡山大学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域看護科学分野 原田 奈穂子
WHO EMT 基準(Blue Book)を読み解く─質と説明責任を担保する「能力分類」と「最低基準」
兵庫県災害医療センター救急部 甲斐 聡一朗
EMTCC ─国際災害における医療調整機能とその実際の運営・運営支援
国立健康危機管理研究機構(JIHS)危機管理・運営局DMAT 事務局 豊國 義 樹
災害時国際医療支援におけるデータマネジメントとMDS─東日本大震災の教訓から生まれた日本発WHO 国際標準
広島大学大学院医系科学研究科公衆衛生学 久保 達彦
ASEAN における緊急医療チームの整備と地域協力
日本赤十字社ウクライナ現地代表部 喜田 たろう
連載
時をかける救急教授
第18回 日本軍兵士たちへ捧げるレクイエム
山口大学大学院医学系研究科救急医学 鶴田 良介
出張版Dr.’s Prime Academia
第37回 在宅医療の現場から─病の軌跡に寄り添う在宅心不全診療
翔樹会井上内科クリニック 井上 祥
Acute Care Nutrition ─代謝栄養の世界へようこそ!
第17回 急性肝不全患者の代謝と栄養療法
国立病院機構大阪医療センター救命救急センター 小島 将裕他
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書籍情報
- ISBN:9784012005006
- ページ数:144頁
- 書籍発行日:2026年6月
- 電子版発売日:2026年6月10日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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